今日はOS技研の汎用シーケンシャル6速ミッションについて。
そもそもシーケンシャルミッションというのは「sequential=継続的」という意味で、1⇒2⇒3・・・と順番にシフトアップし、逆にシフトダウンでも・・・3⇒2⇒1と順番にダウンしていくミッション構造を差します。
なので良くドグミッション(クラッチ操作なくシフト操作できるミッション)と混同されがちですが、単純にシーケンシャルミッションというだけでは、クラッチ操作は必要です。
今回OS技研がリリースしたシーケンシャルミッションは何が普通のミッションと違うのでしょうか。
こちらが普通のFRのミッション。
OS技研のミッションは中身の写真が公開されていませんが、
普通のミッションはこのようにインプットシャフト上にギアが乗っていますが、OSはインプットシャフトからの入力を一度全てカウンターシャフトに伝達(シャフト回転を減速)し、カウンターシャフトとアウトプットシャフト上に各ギアを配列しているとのことです。
これをすることにより何が優れているかというと、シフトさせるギアが乗っているシャフトの回転数を落とす事により、そのシャフトのシンクロに掛かるイナーシャが減り、シフトしやすくなるという事です。
(イナーシャについてはそのうちブログ書きます。)
スポーツ走行シーンでは一瞬のシフトミスや、ギアの入りづらさというのはタイムに直結しますので、ここは重要な所かと思いますが金額も単体で約170万円と高額なので、シーケンシャルミッションでかつドグ化しないとあまり意味が無さそうですね。
(初回版の10機は既に完売とのことなので、そうとう出来が良い商品なのかと思われます)
逆に全てのギアが1つのピニオンギアを介して伝達されるので、その部分の耐久性や、駆動ロスという所も気になりますが、人間の操作のしやすさの方がタイムには直結しやすそうですね。
人気ブログランキングへ
Translate ~Select your language~
登録:
コメントの投稿 (Atom)
人気の投稿
-
ホイール等のバネ下重量を軽くすることは非常に重要である、というのはモータースポーツを知る方の間ではよく聞く話だと思いますが、具体的にどの程度影響するのか調べてみました。 定性的なホイール等の軽量化の効果は以下の認識です。 1. 路面追従性の向上(乗り心地と接地感) バネ下重量とは...
-
GR等からリリースされているバレル研磨されたファイナルギアですが、展示会などで話を伺う限り4割程度、標準品より駆動損失が減るとアナウンスされています。 ネット上で調べるとより詳細な数字として38%という数字を拝見しました。 ではファイナルギア単品で標準品から38%改善すると具体的...
-
現行車でもスイフトや86/BRZ等、多くの車がフロントサスペンションの形式としてストラット式を採用しています。 ストラット式とは、ショックアブソーバーがナックル上部を支え、サスペンションアームの1部を兼ねている形式になります。 画像は Tein HP より 上図のようにアッパーア...
-
昨日から開催されているマツダファンフェスタにおいて、MSRロードスターの200台限定車である12Rの詳細が発表されました。 200PSになったとか、キャリパーが変わっとかの大きな情報は各種web媒体でも公開されているとおりですが、エンジン出力が上がって気になっていたのが「駆動系に...
-
自動技術総合機構と言う、いわゆる車検の陸運局の運営からこんな アナウンス がでているようです 純正流用品を用いた改造であれば届出不要とする内容です。 ネット上で色々な憶測が広がっていますが、既に陸運局で具体的な改造内容について掲示があったようです。 タイムリーだ そして1コース...



0 件のコメント:
コメントを投稿