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2020年10月5日月曜日

フリードハイブリッドの燃費(制御)について

ご要望頂いていた、ホンダi-DCD、フリードクロスター、フリードハイブリッドについてです。


最近は気温も下がり、エアコンを使わなくなったので燃費が出しやすい条件となりました。

先日3名乗車で首都高メインで走った時の燃費。29km/lを超えてきており、周りの流れに合わせた普通の運転でこれなので、深夜等で自分のペースで運転できれば30km/lは余裕で超えそうな気がします。

i-DCDは制御さえ理解すればEV走行しやすく、DCTなのでエンジンの出力がダイレクトなので高速道路でも快適です。


そんなi-DCDを燃費運転するために知っておいた方が良さそうなポイントをまとめてみました。


・メーターに設置されている「Power」ゲージは、アクセル開度が約8%までが1メモリ、約9%~18%が2メモリ、19~25%が3メモリ程度。

・渋滞中などでアクセルを少ししか踏まない場合(アクセル開度5%以下)のまま時速15kmまで達すると、EVのまま3速にシフトチェンジされる。(それ以上踏むとエンジン始動)

・EVモード中は約60A以下で継続運行できる。(アクセル開度的には概ね15%以下)

・3速巡行では69km/hまでしか加速できず、それ以上はエンジン始動(アクセル開度が10%以下で70km/hに達した場合はEVのまま5速にシフトチェンジ)

・5速でEV巡行していても、65km/h以下になったら3速にシフトダウン

・5速のEV巡行は85km/hまで(下り坂等だと90km/hぐらいまで)

・ブレーキを踏むと基本的に5速の時は3速、7速の時は5速になり、回生量を増やそうとする。

・EVになりにくい時はアクセル開度を15%以下かつ車速変化量を少なくするとEVへ移行しやすい(ブレーキを一瞬当ててあげるのも効果的)


例外条件や複数の要因が重なった時の挙動もあるのですが、だいたいは上記さえ理解していればEV状態への移行、維持がしやすく燃費に効果が出やすいと思います。ただしバッテリー残量は以前記事にしましたが20%~88%ぐらいの間でしか基本は使えないので、下り坂に入る前にバッテリーを消費しておくなど「バッテリー運用」も考えながら走るとより良いと思います。

またクロスターの良いところとして、子供がイスを蹴ったりするのですが汚れが目立ちにくいので助かります。


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2020年8月11日火曜日

久々の車両整備

コロナウイルスの影響もあり3月初旬の走行以来、約5カ月間自分の車を見に行くことすら出来ていませんでしたが、やっと再会できました。


来週は久々に走行予定ということで事前準備・整備です。
特に今年は土日も含めて予定がありすぎるので、年初に走行や整備予定を立てておいて正解でした。


気が付いたら去年の夏から1回も交換していなかったエンジンオイルの交換や、エア抜きなど。
と言っても走行距離的には1,000kmも乗っていません。。。
各部点検してみると走っていないので綺麗ですが、ローターは錆が、キャリパーは白錆が出てひどい状態。。。
キャリパーOHもしたいけど…まぁ部品さえあれば1日でできるので来年までにやりたいな…たぶん←


街乗り車もオイル交換。自分で交換するのは初めてです。
アンダーカバーが凄くしっかりできていて関心。

オイルフィルターも取りやすく、整備する人にとっても親切な設計。
オイルパンが分離設計となっておらず、オイルフィルターやミッション締結部まで一体となったこの形状、何の意図があるのか気になる所ですね。

と言うことでつかの間の整備休息日でした。
本当はもっとやりたいこと沢山あるのですが、お店に出すしかないかな。。。

全然関係ないですが、次はエンジンオイルについて勉強していたら素晴らしい動画があったので、紹介してみたいと思います。



2020年7月30日木曜日

簡単に片づけられるカーカバー

駐車場の横に公園があって砂汚れが凄いのでカーカバーをかけているのですが、マンションやアパートの借駐車場だと車を出すときにどこにカバーを置いておいたら良いのか悩んでいました。
(広い駐車場であれば車の後ろにボックスを置くという手もありますが)

と思ってたらInstagramで良さげな車のカバーを見つけました。



Thoughts Behind Engineering(@thoughts_behind_engineering)がシェアした投稿 -


こんな感じで簡単に収納出来て車のトランクに入れておければ便利ですが、このカバーのメーカーが探してもわからず、国内だと下記の商品であれば見つけることが出来ました。

トランクのところにカバーを入れる袋が付いていて、外すときは比較的簡単に収納出来てそのままトランクインできる製品です。
仮駐車場でカバーをかけたいけどしまう場所に困っている方には便利な製品かと思います。
上記の4型のサイズであれば国産5ナンバーサイズスポーツカーにフィットサイズかと。
自分は街乗り車のフリードに使いたいのでワゴン4型の方も検討しています。

色々なサイズがあるみたいなので、カバーかけたいけどしまい場所に困っている方はメーカーサイトからサイズ確認してみてください。


他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。

2020年6月22日月曜日

フリードクロスター(フリードハイブリッド)の燃費

フリードユーザーの方から燃費に関して質問を頂いたりしているので、燃費に関して。
東京23区か、東京→千葉駅の移動をメイン使っていますが、冬場はヒーター使ったりするので燃費は21~22km/lが平均でしたが、6月に入って一気に暑くなって、最近はエアコンONで乗ることが殆どになりました。
まだそんなに暑くないので何とも言えませんが、家族を乗せて常時エアコンONだと23~24km/lといったところでしょうか。

これは4月のヒーターONで空いている夜の時間での燃費で28.2km/lと表示されています。
ヒーター使っていてもEV走行できる速度帯だと比較的効率よく走れます。



そしてたまたま先日、暑くも寒くもない日に1人で走る機会があり、ミニバンとしては良好な値を表示させることが出来ました。

千葉→東京という郊外+都心の走行で、エアコンはOFFで50kmほど走行した時の燃費で33.3km/lと表示されています。
HONDAの燃費計はトリップメーターの距離を正とすれば、満タン法で算出した燃費と±2%以内だったので信用してもよさそうです。
一般道のみでこの燃費と言うのは、これまでハイブリッドどころか電子スロットル車に乗ったことが無い自分としてはびっくりするぐらい好燃費ですね。
ただハイブリッドモニターが無いと中々EV巡行を維持しにくいので、EVモードを維持させる運転に慣れればもう少し伸ばすことが出来そうです。


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2020年4月27日月曜日

MACハイブリッドモニターの評価(フリードのi-DCDの制御や燃費)

DCTミッションでハイブリッドと言う特殊な構造のi-DCDですが、制御がかなり複雑かつ車の制御に合わせた運転をしないとハイブリッドの恩恵を受けにくいことから、以前のブログで記載したようにMac Auto Partsのハイブリッドモニターを取り付け、i-DCDの制御が見えてきたのでまとめてみました。
主に燃費に重要なEVモードの制御についてです。
以前ご意見頂いた、モニターは付けてないけどEVモードの制御が知りたい(燃費良くする方法)方は参考にして頂ければ幸いです。


1.街乗りにおけるEV巡行は基本3速

街乗りの時速65km/h以下の速度域におけるEVモードへは下記条件を満たすと移行するように感じています。
・アクセル開度が10%以下の低要求時(速度域によっては15%以下)
・水温が55℃以上
・バッテリー残量が20%以上
例外ありますが、基本的には上記3項目を満たすとEVモードに入るように感じます。
またEVで巡行する際のギア段数は、10km/h以下の発進時を除いて基本的に3速で巡行しています。

逆に巡行中のEVモードが解除される条件は下記です。
・車速が約65km/h以上になった時
・要求電流量が60Aを超えた時(アクセル開度で言うと約15%を上回った時)
・水温が50℃以下になった時
・バッテリー残量が20%を下回った時

2.使えると燃費が伸びやすい5速巡行
エンジンが5速で巡行時に10%以下のアクセル開度にすると5速のままEVモードとなりますが、アクセルを一回でも離す(アクセル開度が0%、もしくはブレーキを踏む)と3速になってしまうので、信号等で加減速する必要がある街乗りでは維持するのがとても困難です。
ちなみに5速の方がモーター回転数を低く抑えられるためか、同じ車速、同じアクセル開度だと消費電力が少なく、効率的です。

3.高速で使える7速巡行
高速道路で70km/h以上、90km/h以下で巡行している場合で、アクセル開度が10%以下ですと7速でのEV巡行が可能です。
ただし一番重いギアですので加速しようとアクセル踏んでも加速しずらいため、結果としてすぐエンジンがかかりやすいです。

正直7速はアクセル調整が非常に難しく、このモニターで消費電力やアクセル開度をモニタリングしながらでなければ、維持することはかなり困難かと思います。
ちなみにモニターを付けずにi-DCDが何速に入っているか推定する方法についてはコチラの動画がわかりやすかったです。


4.停車中のEVモードについて
駐車場等で停車中は基本的にEVモードでDVD等のオーディオ機器やエアコンが使えますが、バッテリーが20%を下回るとエンジンがかかります。
またこの状態でエンジンがかかると下記条件を満たすまでエンジンがかかり続けます。
・バッテリー残量が55%以上になること
・水温が55℃以上になること

残量20%から55%への発電になるので、そこそこ長い時間エンジンがかかりっぱなしになります。それでもずっとエンジンがかかるよりはいいと思いますが。

ということでEV制御についてまとめてみましたが、このハイブリッドモニターを付けることで初めて見えてきたものです。
そんなに高くないですし、i-DCDで燃費運転したい方や何速に入っているのか気になる方はオススメです。

ただし、エンジン掛かり初めにすぐドライブに入れたり、ドアが開いていたりといったことがあると、たまに電源が入らないトラブルがあるのでその点だけ不満がありますが、それ以外はとても良い商品かと思います。

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How does the review of MAC AUTO PARTS HYBRID MONITOR for HONDA i-DCD??

2020年4月7日火曜日

MAC AUTO PARTS ハイブリッドモニターの取付

以前のブログで触れたようにマニュアルミッションベース(DCT)であるホンダのi-DCDハイブリッドは、車側の制御にあわせた運転が出来るか否かが燃費に大きく影響します。
具体的にはEV走行に入るギア段数と、アクセル開度、そしてバッテリーの残量であるSOC(State of Charge)がカギを握ってきます。
納車して3か月、約800km程乗ったので大分慣れてきましたが、やはり絶対的な数字をモニタリングしながら運転した方が燃費向上になりますし、運転が楽しくなるのでMac Auto Partsさんが販売しているハイブリッドモニターを購入してみました。


表示項目としては「SOC、水温、エンジン回転数、アクセル開度、モーター電流値、水温、ギア段数(エンジンとモーターそれぞれのギア段)」が表示されます。
どの様な条件が重なればEV走行を続けられるのか数値的に把握できれば、燃費運転にも繋げられそうです。
(ちなみに競技に使う時にもバッテリー残量とギア段数が見れるのでかなり有用かと思います。この車でサーキット行くかは疑問ですが。。。)
本体価格は6200円と安価ですが、外観をしっかりさせた筐体+小型化するために5,000円課金すると、上の写真のようなスマートな外観になります。


説明書も懇切丁寧な内容です。ちなみに裏モードで「モーター回転数、モータートルク、インバーター温度、バッテリ温度、バッテリ温度差、バッテリ電圧、奇数軸ギア段」も見ることが出来るので様々なコンディションをモニタリングできるようですね。
取付はOBD2に差し込んで配線するだけなので簡単です。


運転席足元の給油口レバーの上にあるOBD2端子に差し込んで


ウェザーストリップに線を這わせて(この写真の後、ウェザーストリップのゴムの中に配線を隠してます)


本体はこのあたりに設置。
冬場はヒーターを使うので水温が下がらないようエンジンが頻繁にかかってしまいますが、これさえあれば水温を監視できるので、様子を見ながらラジエター前にボードを挟んで温度が下がらないようにして燃費対策してもよさそうです。
また機を見てハイブリットモニターについては評価していきたいと思いますが、とりあえず夜間だとバックライトが眩しいです(汗)
次のアクションとしては納車して1,000kmとなるのでオイル交換でしょうか。
エコオイルチェンジャーを付けるとオイル交換が楽になるので取付も検討中です。


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2020年3月3日火曜日

ホンダ純正ナビGathersの評価と走行中の制限解除(フリード ギャザズ)

社外ナビの方が必要な機能を選択できますし安いのですが、純正ナビだとインパネが専用設計になって一体感がある上に、ホンダ純正ナビは独自の渋滞DBと車両間連携をするイケてる仕様との評判だったので、憧れの(?)新車純正ナビを選択。
選んだのは純正オプションの中では1番上のVXM-207VFNiを選択しました。


多分どのディーラーでも割引されますが、定価は社外ナビのハイエンドモデルより1〜2割ぐらい高いでしょうか。
その代わりインパネが専用フラットなパネルになる事と、近年の純正オーディオのレベルは高いのでスピーカーは純正のまま納車してもらいました。


〜Gathers VXM-207VFNiの評価〜


驚いたのは全域での音の調整幅の広さです。
仕事の関係もあって今までPanasonic、ALPINE、KENWOODと、年代は違いますが色々な会社のハイエンドモデルを使用してきましたが、特に低音域はいくら調整しても納得がいかず、競技車両で軽量化しなければならないS15シルビアですら10数年サブウーファーを外す事は有りませんでした。(最近街乗りしなくなったので外しましたが)

ところがこのGathersはノーマルスピーカーでも低音が凄く響くので、調整して低音域のイコライザー値を絞ったほどです。車種専用チューニングとは聞いてましたがここまでとは思わず、用意していたサブウーファーは出番無さそうです。
またイケてると噂のルート探索はまだあまり使ってませんが、今のところごく普通で、探索経路も悪くなさそうです。唯一の不満点はブルーレイが再生できないことでしょうか。


〜制限解除について〜

自分で作業してれば最初からサイドブレーキ信号を落として走行中もDVDが見れるようにしておくのですが、取付した状態で納車だったので改めて作業しました。
線を切断してアースに落とすだけなのですが、数百円で専用カプラーオンキットが売ってたのでギボシを買うぐらいならスマートですし、コチラを選択。(ちなみに作業方法や下記のカプラーセットはVXM-204VFNiやVXM-205Ciでも一緒です。)

カプラー付で500円ちょっとでした。
取付は最近の車なので色々面倒かな?と思って見てみると、意外と簡単でした。


新車なので一応養生します。
矢印の辺りを覗き込むと


マイナスドライバーを差し込む溝があるので、ドライバーを入れて軽く力を入れると外れます。


こんな感じ。
あとは引抜くと奥にネジが2本見えます。


このネジ2本を外すと後はナビ本体とフレームはツメで止まっているだけですので引っ張り出します。
なお電源が刺さっているメインカプラー抜くとパスワード再入力などの設定が必要なので引きずり出して下から覗き込み、必要なカプラーを挿す作業のみ行いました。


引きずり出して下から見た図。
赤印のカプラー部分がサイドブレーキ信号なので、購入したカプラーキットを間に挟んで終了です。カプラーキットを使わない場合は配線を切ってアースにつなげれば良いですが、作業スペース的に一回ナビ本体を全部取り出した方がいいかも知れませんね。


配線加工する手間と、手持ちでギボシの持ち合わせがなければ数百円なのでカプラーキットがオススメです。

これにて走行中もDVDが見れるので子供が暇を持て余しません(?)


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2020年2月19日水曜日

フリード ハイブリッド(ホンダi-DCD)の燃費運転について

新しいFit4が発表されていますが、これまでのFit3やヴェゼル、シャトルなどのハイブリッド車にはモーターが組み合わされたDCTミッションであるi-DCDが搭載されています。
ベースがマニュアルミッションなので運転している側としてはとても楽しいミッションです。

ただ燃費を追求すべくモーターを積極的に使おうとすると、下記の動画にあるような構造をしていることが所以なのか、トヨタのハイブリッドと違って加速時のアシストを行うというよりは等速運転時(巡行時)にEVモードになってモーター単独駆動できる領域が広いように感じています。



これがi-DCDの構造。

この動画では解説されてない点として、燃費を良くしようとすると少し癖のある運転の仕方をしないといけないように感じていましたが、その具体的な運転の仕方についても、上の動画と同じ方が解説されていました。


まさにこれで、アクセル強めに踏んで素早く加速して、等速運転になったらEVモードで巡行するというのが燃費の良い走り方になるようですね。

自分が感じたトヨタのハイブリッドとの違いは、トヨタは割と広いレンジでモーターアシストされますが、モーター単独での駆動(EVモード)走行と言うのは時速40km/hぐらいまでの低負荷走行のみ。一方ホンダはモーターアシストは弱いけれどもモーター単独での駆動(EVモード)での走行レンジが広い(場合によっては高速道路でもEV走行できます)というイメージです。


ですので加速や減速が多い日本の街乗りですとトヨタの方が燃費が良いように思いますが、郊外や高速道路等の巡行運転が多いような道であればホンダのハイブリッドの方が燃費が良いかもしれませんね。(伝達効率的にはマニュアルベースのホンダの方が良いでしょうし)

ただホンダの場合上の1つ目の動画でもありますように奇数段にモーターが載っている構造となっていることから、偶数段での走行中だとEVモードに入らないこともあるようです。


常に今ギアが何速に入っているのか確認しながら運転できればより燃費運転に繋がりそうですし、この車でやる事ないと思いますがスポーツ走行する時にも参考になりそうです。


特にSOC(State of charge)と呼ばれるバッテリーの実際の残容量を監視できればより効率的にEV走行に切り替えて運転できそうですので、車両状態を確認できるモニターを導入したいと考えてますが、慣れると感覚的に分かるそうですので?購入するか検討中です。

まだドライバー側が慣れてないですが、東京23区および千葉方面の下道のみで26 〜28km/lぐらい出てるので、ミニバンとして考えるとかなり燃費いいですが引き続きインプレしていきます。

今後フリード関連のブログはこのブログの「フリードハイブリッド」タブ(ラベル)にまとめて行きますのでご覧頂ければと思います。


Is that any way of driving methods to improve fuel consumption of HONDA Hybrid??(FREED i-DCD transmission).

2020年2月10日月曜日

フェンダースリットによる燃費(空力)

街乗り車として導入したフリードにこんな穴が開いていました。


フェンダースリット?という名前だそうで、場所はフロントのインナーフェンダー前側です。

調べを進めてみると、前から吸い込んだ空気をここから排出してエアカーテンを生成することで、タイヤの乱気流を抜くこと(抑制する)が目的のようです。


こちらのページを参照しています。


タイヤは走行中の車において空気の流れを乱す一大要因ですので、タイヤ周辺の空気の流れを変えてあげると燃費の向上が望めます。モータースポーツで用いられるカナードはタイヤの頂点になる正圧付近の空気を抜出すことがメインですが、同時にダウンフォース(≒ドラッグ)が発生するので燃費を良くすると言う目的には合いません。

燃費向上のための代表的な空力部品としてタイヤストレーキと呼ばれる、タイヤの前についているフィン


こんなやつを付けることでタイヤに当たる空気量を減らすことは15年ぐらい前の車?から採用されています。最近はどのメーカーでも採用しており、タイヤへ当たる空気の流れを制御するのは燃費に効果的と言う事は間違いない事実となっています。
ホンダはタイヤストレーキにとどまらず、エアカーテンを併用することで空力改善しようとしているみたいですね。(BMWとかも採用してますね)

ただこの構造だとフェンダースリットはタイヤより外側へ空気が抜けないと意味がないでしょうから、ホイールを社外にしてオフセットをツライチにしてしまうと走行抵抗になってしまいそうです。
MAZDA3などのマツダ車でもフェンダースリットが設けられていますが、純正でかなりツライチを攻めているのでスリット出口を外側に傾斜させているのでしょうか?




ちなみに以前も触れたようにS15シルビアのOPバンパーについている穴


コチラも日産が狙っていたかどうかは別にして、ここから空気が排出できるように小加工したら燃費が目に見えて改善されたので、フロントタイヤ周辺の乱気流の引抜きに効果はありそうです。
下手ににカナードをつけるよりフェンダー内で整流できるのであればこちらの方がスマートですね。

アウトバーンを走る欧州車はインナーフェンダー内に空気を流すことでタイヤの正圧を減らそうとしてますし、富士とかの大きなサーキットを走られる方でレギュレーション上許すのであればカナードでは無く、インナーフェンダーを加工してみるのも最高速が伸びて面白いかもしれませんね。
そのうちインナーフェンダー内に流す空気による乱気流抑制についての文献をまとめて、ブログを更新したいと思います。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

Recently, HONDA car's has fender slit. Is that effective for fuel consumption?

2020年1月25日土曜日

フリードクロスター(フリードハイブリッド)購入のブログ

普段乗りに使う車として2019年10月18日にマイナーチェンジを受け後期型になったフリード ハイブリッドを購入しました。

車を購入・選定するにあたり何を基準に選定したのか、特にシエンタと比べられる方も多いと思うのでまとめました。


~新しい車への要求事項~


購入に至った経緯は以前のブログを参照頂くとして、「軽量で低燃費」「マニュアル」「ターボ」なミラジーノから乗換えるにあたり、要求事項としては


・MT車、もしくはAT車でもエンジンのダイレクト感があって面白い車
・モーター駆動も良いですが、高速や山道の長距離移動があるため日産e-powerのように電池切れでスローモードになる車は不可
・なるべく車重が軽い車
・荷室が広く、東京23区(居住地)は駐車場が狭いのでスライドドア
・燃費はこれまで乗っていたL700ミラジーノ以上(平均約20km/l以上)
・必須ではないが家族と知人を乗せることがあるので6人乗り(7人乗りも可)


こんな感じで絞っていくと必然的にトヨタのシエンタ ハイブリッドか、ホンダのフリード ハイブリッドになってきます。
両車とも車重約1.4トンと、近年の車としてはハイブリッドかつスライドドア車と考えれば比較的軽量です。この2車種はスペック的には殆ど一緒なので、最終的にはデザインで比較される方が多いと思いますが、自分は下記3項目が決め手でフリードを選択しました。



~フリードを選んだ3つの決め手~


①駆動系(ミッション)の違い

トヨタのハイブリッドに採用されている電気式CVTはモーターとエンジンの切替がスムーズかつベルト式CVTではないのでダイレクト感が比較的ありますが、スムーズ過ぎて面白みがない(←褒めてます)駆動系です。
一方でホンダのハイブリッドに採用されているi-DCDは、大まかな構造としてはスポーツカーの代表格である日産35GT-R等と同じくオートマ免許で乗れるMT車(2ペダル式のAMT車、DCT車とも呼ばれます)ですからダイレクト感MAXですし、乗っていて癖があって(←褒めてます)面白いです。
駆動系を比較すると、マニュアルミッションにモーターがついたHYBRID車、それでいて燃費にほぼ差異がないのでホンダの方が好みでした。



②内装の違い(キャプテンシートの採用)

内装については好みの問題も多分にあると思いますが、2列目のシートについてシエンタはベンチシートしか選べませんが、フリードは高級ミニバンのアルファードと同じく左右が独立したキャプテンシートが選択でき、長距離移動でも快適なため家族からも高評価でした。ちなみに3列目を廃したフリード+ではベンチシートのみです。

一点残念なのが3列目のシートの収納方法が跳ね上げ式のため、高さのある積載物(タイヤとか衣装ケースとか)を積みにくいことでしょうか。

片方跳ね上げた状態。
とはいってもミニバンなので十分な積載スペースではあります。


③マイナーチェンジのタイミングとi-DCDの集大成

たまたま購入を考えているタイミングでマイナーチェンジの発表がありフリードは後期型になったこと、そして今後ホンダのハイブリッドはe:HEVと言って日産e-powerみたいな駆動方式になるので、おそらくi-DCDという面白い機構は後期型フリードが最後のリリースモデルになること、また一部の高級スポーツカーを除いて国産車でデュアルクラッチ機構のミッション(DCT)を積んだ車は今後現れる可能性が非常に低いことから、フリードを含めi-DCDを積んだフィット、ジェイド、ヴェゼルは今が買い時だと考えました。


そして何よりi-DCDは登場当初はその制御が難しいためリコールが多発していましたが、近年は問題が起きていないことと、後期型フリードはi-DCDの最終ファームウェアを搭載したモデルであることを考えるともう大丈夫だろうという安心感?もあって購入に踏み切りました。



選んだグレードは後期型で初めて設定されたSUV的な見た目の「クロスター」というグレード。こちらを選択したのは完全に家族の好みですが、走りや機構、車高等の大きなところは変更ありません。

個人的な好みでウィング(テールゲートスポイラー)のみ外装はオプションを選択しました。走りや燃費を出すための運転方法など、色々なインプレはやっていきますがEVモードに入れるのに一癖ありますね。

まず最初のクルマいじりは走行中にもDVDが見れるようにすることや、EV走行するためにどのぐらいアクセルを踏んでいるのか、バッテリー状態等をモニタリングすることからです。

今後は普通のフリードとの違いにも触れていきますが、フリード関連のブログはこのブログの「フリードハイブリッド」タブ(ラベル)にまとめて行きますのでご覧頂ければと思います。