街乗り車として導入したフリードにこんな穴が開いていました。
フェンダースリット?という名前だそうで、場所はフロントのインナーフェンダー前側です。
調べを進めてみると、前から吸い込んだ空気をここから排出してエアカーテンを生成することで、タイヤの乱気流を抜くこと(抑制する)が目的のようです。
こちらのページを参照しています。
タイヤは走行中の車において空気の流れを乱す一大要因ですので、タイヤ周辺の空気の流れを変えてあげると燃費の向上が望めます。モータースポーツで用いられるカナードはタイヤの頂点になる正圧付近の空気を抜出すことがメインですが、同時にダウンフォース(≒ドラッグ)が発生するので燃費を良くすると言う目的には合いません。
燃費向上のための代表的な空力部品としてタイヤストレーキと呼ばれる、タイヤの前についているフィン
こんなやつを付けることでタイヤに当たる空気量を減らすことは15年ぐらい前の車?から採用されています。最近はどのメーカーでも採用しており、タイヤへ当たる空気の流れを制御するのは燃費に効果的と言う事は間違いない事実となっています。
ホンダはタイヤストレーキにとどまらず、エアカーテンを併用することで空力改善しようとしているみたいですね。(BMWとかも採用してますね)
ただこの構造だとフェンダースリットはタイヤより外側へ空気が抜けないと意味がないでしょうから、ホイールを社外にしてオフセットをツライチにしてしまうと走行抵抗になってしまいそうです。
MAZDA3などのマツダ車でもフェンダースリットが設けられていますが、純正でかなりツライチを攻めているのでスリット出口を外側に傾斜させているのでしょうか?
ちなみに以前も触れたようにS15シルビアのOPバンパーについている穴
コチラも日産が狙っていたかどうかは別にして、ここから空気が排出できるように小加工したら燃費が目に見えて改善されたので、フロントタイヤ周辺の乱気流の引抜きに効果はありそうです。
下手ににカナードをつけるよりフェンダー内で整流できるのであればこちらの方がスマートですね。
アウトバーンを走る欧州車はインナーフェンダー内に空気を流すことでタイヤの正圧を減らそうとしてますし、富士とかの大きなサーキットを走られる方でレギュレーション上許すのであればカナードでは無く、インナーフェンダーを加工してみるのも最高速が伸びて面白いかもしれませんね。
そのうちインナーフェンダー内に流す空気による乱気流抑制についての文献をまとめて、ブログを更新したいと思います。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
Recently, HONDA car's has fender slit. Is that effective for fuel consumption?
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2020年2月10日月曜日
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