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2025年1月12日日曜日
フューエルワンの1/4で手に入るFCR-062
2025年1月1日水曜日
WAKO's フューエルワンの代替品(AISINフューエルシステムクリーナー)
2024年5月27日月曜日
内圧調整バルブのメリット/デメリット
エアクリーナー側にある経路に設けることによって、クランクケース内に空気が入ってくることを遮断し、クランクケースからブローバイ配管に「逃げる」方向にしか空気が動かなくなるようにしています。
要約すると
メリット
・ブローバイガスを大気開放している車には効果あり
・単気筒のエンジンには効果を感じやすい
デメリット
・高回転時はバルブがあると逆に負圧方向への導きの邪魔になる
・バルブが凍結や固着した時にクランクケース内圧が高くなるリスクがある
・オイルの劣化が早くなる
私自身もメリット/デメリットを理解した上で、以前PCVバルブを塞いだことによって街乗り等の低負荷時にクランクケース内圧が高くなったためか、オイルレベルゲージが何度か抜けていた経験があります。
何でもそうですがメリットデメリットや、効果を得られやすい条件もあるので理解した上で部品選定したいですね。
2023年1月21日土曜日
断熱&放熱塗装について(HDP)
2022年9月13日火曜日
2022年7月3日日曜日
GR86/BRZのFA24の初期不良?
噂のGR86、エンジンブローの原因!
— まっちゃんレーシング (@autogaragek2) July 1, 2022
うちのもなってました!
オイルパンのシールパッキンがストレーナーに詰まってる!
ひどいな… pic.twitter.com/nOeJfpZoyl
今日チェックしたら...ヤバ!網目すら見えない https://t.co/SwSM0szGpv pic.twitter.com/F8HkQUcUJ0
— 清水英志郎 Eijiro Shimizu (@eijiro_5130) July 2, 2022
2022年2月14日月曜日
低回転域のドエルタイムについて
LINK 点火制御(ドエルタイム編) https://t.co/pclFDydJfr
— Øutlaw_motorsports (@outlaw_ms_pr) February 14, 2022
2022年1月24日月曜日
トヨタ1JZおよび2JZエンジンの生産廃止
どうせパーシャル買うなら値段変わらないし
— iwahashi kan (@hasiiwaeriko) January 22, 2022
2Jだよね、とも悩んだけど
余計な心配😅
2Jも生産廃止
ならばショートブロック!と調べるも
ショートブロックも生産廃止
数か月前は買えたのに
(シリンダー単体はまだ買えるよ
264000円)
2021年10月28日木曜日
SR20 NVCSの今後
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。
2021年10月23日土曜日
PCVバルブの作用について
①PCVの配置
こんな感じですね。
このブローバイガスというのは未燃焼ガス等が含まれており、エンジンオイルの劣化を促進させてしまうので速やかに排出させることが求められます。
以前ブログを書いたように、ブローバイガスはスロットルの前と後の2系統の排出系統を持っており、おおざっぱに言うと「アクセルオフの際はスロットルより後ろ側から、アクセルオンの時はスロットルより前側から」ガスを排出しています。スロットルより後ろにつながるホースはエアの噛みこみを防止するためPCVバルブと呼ばれる、ワンウェイバルブが設けられています。
エンジンルームの
インマニに繋がる、こちらのホース。
根元に黒いプラスチックがいますが、これがPCVバルブです。
②PCVの役割、効果
2系統を用意することでアイドリング状態でもクランクケース内に常にフレッシュなエアを送り込むことができ、エンジンオイルの寿命を延ばすことができるようになったのだとか。(最近は1万キロ以上無交換というのも聞きますね。)
さらに副次的な効果として、ブローバイガスがクランクケース内に溜まったままだと圧力が高くなってピストンが動きずらくなる=エンジンの出力が落ちるので、クランクケース内を負圧にしてあげることで出力向上にも買っているそうです。
③PCVバルブを塞いだら?
メリットばかりに見えますが、デメリットもあります。
アイドリングや街乗り程度の負荷だとPCVバルブ側からブローバイガスをメインで吸い込むため、インマニや燃焼室がドロドロになりやすいという点があります。
インマニ負圧の際のブローバイ配管、メクラしてるとアクセル踏んだ瞬間煙がすごいので純正に pic.twitter.com/dCF1fobmF2
— ATSU (@Outlaw_ATSU) 2019年3月3日
メクラキャップを使ってPCVバルブとインマニ側の入り口を塞いでました。
ところがアクセルオフの状態ではブローバイガスが溜まりやすくなるため、アクセルオンした瞬間に一気に吸引してしまい、白煙を吐きやすくなってしまいました。
例がこちら。
アイドリングで溜まったブローバイガスが、アクセルオンで一気に吸引されてスタート直後はすごい白煙を吐いています。
とは言えここまで白煙吐くのは競技のような全開走行時だけで、普段は離されているためか、以前よりキャッチタンク油量が増えていたので「エンジンにブローバイガスを吸わせたくない」という目論見は達成されています。(なおエンジンオイルの劣化が進みやすくなるデメリットがありますが、そもそも競技2~3回に一度、500km程度で交換しているのであまり気にしてませんでした。)
この状態で4年ぐらい乗っていましたが、特に最近オイル粘度を変更したこともあってかスタート時の白煙が上記の動画のように増えてしまったので周りから「タービンブローしてない?」的なツッコミが増えてしまいました(笑)
④PCVバルブを戻したら?
上述したようにバックミラー越しに白煙が見えるねは精神衛生上あまりよろしくないので、ブローバイPCVバルブ系統を復活させてみたところ、先日のブログで上げた競技走行の動画をみても白煙が如実に出なくなりました。
また驚いたのが、競技走行時にはあまり感じませんでしたが、普通に坂を重めのギアで上っていたところ、PCVバルブを殺していた時より気持ちトルクがあるような気がしました。(プラシーボ?)
もしかしたら微々たるものかもしれませんが、街乗り時のようなあまりスロットルを開けてない状況において上記したクランクケースの内圧が下がったことによる副次的な効果かもしれません。
定量的に示せる変化としては、PCVバルブを復活させたことでアイドリング回転数が70~80rpm上昇しました。つまり70~80回転分PCVバルブから空気を吸えるようになったのでしょう。
メリット・デメリットありますが、結局純正の2系統のブローバイホースがあった方が良いような気がします。一方でインマニがブローバイで汚れやすくなるので定期的にエンジンコンディショナーやワコーズのRECSを実施すれば良いのかもしれませんね。
エンジンコンディショナーやRECS、燃料添加剤であるフューエルワンのデメリット、注意点について調べてみましたが、またこちらのブログにて。
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。
2021年9月12日日曜日
EZオイルドレンチェンジャー
日産 | EZ-103 | |
トヨタ | EZ-103 | 86はBRZと同じ |
スバル | EZ-105 | |
EZ-108 | BRZ、レガシィ(BM/BR) | |
三菱 | EZ-106 | |
ホンダ | EZ-106 | |
マツダ | EZ-106 | |
スズキ | EZ-106 | |
ダイハツ | EZ-103 | |
BMW | EZ-109 | |
Mercedes | EZ-106 | |
VW | EZ-106 | |
Audi | EZ-106 |
ホンダ | EZ-109 | 下記ホンダ①参照 |
EZ-106 | 下記ホンダ②参照 | |
ヤマハ | EZ-109 | 下記ヤマハ①参照 |
EZ-106 | 下記ヤマハ②参照 | |
カワサキ | EZ-109 | |
スズキ | EZ-111 | |
BMW | EZ-109 | |
Ducati | EZ-7B |
2021年8月19日木曜日
K&Pオイルフィルターのメリット・デメリット
2021年6月8日火曜日
ターボ車のレスポンスアップ加工
以前少し考察させていただきましたが、このインタークーラーというのは圧損が生じてしまうのでパイピングを短くしたり、インタークーラー自体を小さくする(水冷式にする等)ことで効率を上げているようです。
チューニング業界では調べてみるとこのように空気の入口側をテーパー加工することで圧損を低減させるという記事も散見されてきました。
これが元の状態。これが下記のように
テーパー加工して入口を広くし、圧損を減らすような加工をしています。
ばくばく工房様より。
このような加工がアフターパーツや加工では一般的です。
またこちらの方は水冷式と一般的な空冷式における流入空気温度の差を検証されていました。
シルビア系でやっている方は少ないのではないでしょうか。
この方の検証結果を見る限りある程度速度が出ている状態、つまりグリップ走行であれば空冷式でも問題ないように感じられます。
(ドリフトで横向いている場合は効果大だと思います)
最近のターボ車はエンジンルームのレイアウト自由度が高いことから水冷式が増えているようですね。
とくに改善点として注目したのが「アクセルオンした瞬間のレスポンス」です。
これを改善するためにインタークーラーだけでなく、パイプレイアウト全体で考えて見ます。
画像はネットの拾い物です。
インタークーラーは空気の通り道における冷却装置でありますが、一方で網戸のように空気が通りにくくなっている渋滞ポイントにもなる、というのは以前のブログのとおりです。
上記に付随して過給が始まる前の状態、例えばアイドリング状態からアクセルオンした瞬間は「スロットルが空気を吸う⇒エンジンの回転数が上昇⇒タービンが回転し始める」という工程を踏み、空気を吸いたくても通り道に網戸(インタークーラー)があるため吸いにくく、回転数上昇を阻害している可能性もあります。
(低回転における吸入程度ではあまり影響無いかもしれませんが)
アクセルオンの瞬間のみに着目すれば構造的改善策がありますが、長くなったので今回はこの辺で。
2021年3月11日木曜日
レーシングクーラント(スポーツクーラント)の効果について
メンテナンスする上で外せないクーラント(LLC)ですが、モータースポーツをする方は「レーシングクーラント」と題された製品を聞いたことがあるかもしれませんが、具体的に何が違うのか気になったので調べてみました。
①冷却効率の差
エチレングリコールは防錆等の効果があり、重要な成分ですが熱伝導率が微妙なため、一般的にレーシングクーラントと謳われている製品には変わりにプロピレングリコールを主成分とし、熱伝導率を向上させているようです。
具体的にどの位変わるのか気になるところですが、文献等をまとめたこちらの方のページを参照すると、効率的には1%も変わらないようです。また日産自動車の論文の中にも出てきますが、LLCは薄い方が冷却効率は高くなることが示されており、成分の違い以上に冷却水に占める成分濃度の方が冷却効率に支配的であることがわかります。
なので冷却効率的にはレーシングクーラントに変えたところで濃度が同じならそこまで違いはないと考えられそうですね。
②消泡性能の差
ではレーシングクーラントを入れるメリットは何かと言えば、「消泡性能」の部分になると思われます。
冷却水はウォーターポンプで循環されていますが、高回転時には「泡」が発生して痛めてしまう可能性が高くなる=ブローするリスクが高くなるので重要な性能です。
どの位消泡性能に差が出るのかは分かりませんが、劣化具合について検証されているページがありました。
この消泡性能が劣化しやすいため、レーシングクーラントと呼ばれる製品の交換サイクルは早くなる傾向にあるようですね。
泡があると熱伝達効率は悪くなるので、結果的に消泡作用が優れているクーラントは「冷えるクーラント」と言われているのかもしれませんね。
③何を選べばよいのか
一般的な使い方であれば純正や量販店で売っている普通のクーラントを定期的に交換するのがベストだと思います。
上記したプロピレングリコールを主成分として少し効率を高めつつ、メーカーHPにも「消泡性能が違います」と謳われているので、消泡材が優れている結果、「よく冷えるクーラント」として販売されているのかもしれませんね。
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2021年2月26日金曜日
タービンの選び方(コンプレッサーマップ)
「コンプレッサーマップの読み方」
— Øutlaw_motorsports (@outlaw_ms_pr) February 26, 2021
⇒ https://t.co/C9AB4ocdgj #アメブロ @ameba_officialさんから
2021年1月21日木曜日
HKSのRB26の燃費は20km/l!?
HKSから発表された、R34GT-R等に搭載されているRB26エンジンが600馬力という出力を誇りつつ、燃費は20km/lという記事を拝見しました。
600馬力で燃費20km/リットル、HKSが名機RB26DETTをチューン…東京オートサロン2021 https://t.co/LPuKZwcgj8
— Øutlaw_motorsports (@outlaw_ms_pr) January 21, 2021
この出力がありながら凄い燃費ですね。
何が凄いのか記事を読込んでみると、チューニング業界で良くやられるインジェクターの多ホール化の他に「プレチャンバー」なるものがあり、自分が知らなかったので調べてみました。
ホンダCVCCの再来か。プレチャンバーがリーンバーンを実現する。|Motor-FanTECH[モーターファンテック] https://t.co/Qw0xyGziOU
— Øutlaw_motorsports (@outlaw_ms_pr) January 21, 2021
こちらの記事がわかりやすかったです。
要は燃焼室に「副燃焼室」を設けて、そこで点火させた火種を使って完全燃焼を促進する技術で、F1やGTでも採用されているようです。
記事の写真の外見を見る限りあまり感じませんが、副室を作ろうとすると加工…というよりヘッドの作り直しになるでしょうから、あまり個人レベルでやるようなチューニングではなく、最早エンジンの「作り直し」に近い気がします。
一方技術としては確かなものなので、RB26以外で本気仕様の方はプレチャンバーヘッドの作成を検討してもよさそうですし、オーストラリアあたりのショップがそのうちリリースするかもしれませんね。
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2020年10月19日月曜日
BRISKプラグ(多電極プラグ)について
普段NGKやDENSOのプラグばかり見ているので斬新な形状です。 ちなみにNGKからも多電極タイプというのは販売されています。目的としては電極を増やすことで、その時々にあわせて火花が一番飛びやすいところが選択できるようになるので、コイル等に対する要求電圧がさがるとのこと。
つまりNGKの場合は要求電圧を下げるべく多極プラグにしているのに対し、BRISKは電極を離しているので要求電圧は高くなることが形状からも想定さますし、実際注意書きにも「コイル系が強化されている必要がある」とあります。
ではメリットは何かと言えば、火花の放電距離が長くなる=着火点が広がることのようですね。確かに爆発はプラグを起点にして燃焼室内を伝搬していくので、着火点が広ければ(スタート面積が広がれば)効率は良くなりそうです。
効率が良い=完全燃焼に近づけるということですから、出力向上は勿論、燃費にも有効なはずですが、メーカー純正でこのような電極が離れた形状のプラグが採用されているのは、あまり例がありません。
なぜか考えてみると電極が離れすぎていることがあだとなって、電極にススがたまると通常は火花で焼き切ってプラグ機能を維持するのですが、電極が遠いと焼き切って放電と言うのが難しくなることや、ススがつく面積も広くなってしまうので放電可能電圧を下回りやすくなり、結果としてはプラグを頻繁に交換or洗浄しないと性能を保つことが出来ないことから純正採用されないのではないかと考えました。(もし違う側面があれば助言頂けると幸いです)
NGKのこのページの説明がわかりやすいですね。汚れが増えてしまうと、汚れを伝って漏電して着火できなくなってしまうそうです。
よってメリットを享受するには、点火系を強化しており頻繁にプラグメンテナンス(交換含む)ができる方に限られそうですね。バイク乗りの間では話題になっている製品ですので高回転においても有効でしょうから、4輪車ではサーキットユースでいいかもしれません。
ジムカーナのような低回転を使う競技でも(低回転で空燃比高めの場合でも)有効かもしれませんが、低回転で使うとよりススがたまりがちなので寿命は短そうな気がします。。。。と考察していたらこちらのページにも同じようなことが書いてありました。 とは言えメーカー公式からは3万キロで交換となっているので、そこまでシビアに考えなくても良いかもしれませんが。
熱価(番手)もNGK等の番手とはちょっと違うので他のサイズも含めて↑↑の通販サイトから探してみてください。2020年10月12日月曜日
50Igniteの非接触カム角センサー(5-0ignite Cam Trigger Kit)
こちらの製品の長所を読んでみると、これまでのカム角センサはカムについているスプロケットとカム角センサ側の回転センサをギア駆動で回してセンシングしていましたが、高回転になるとギアのバックラッシュ等の遊びに起因して点火タイミングが詰め切れないことがあったそうです。(とは言え、RB26等のタイミングベルト式に比べるとタイミングチェーン式のSR20では誤差が少ないそうです。)SR20のカム角センサーもギアのバックラッシュによるバラ付きまで補正できる時代に。インジェクターやコイルといい、センサーまで現代のものならSR20は現代のエンジンですね←#50ignite pic.twitter.com/R83gT9W5hr
— ATSU (@Outlaw_ATSU) October 11, 2020
どうやらドリフトの高回転常用中では、メーカーHPによると点火タイミングが66%改善されたと記載されています。逆を言うと純正センサーではかなり点火タイミングがズレてしまっていると言っているわけですね。
(それを考えるとRB26等のタイミングベルト方式のエンジンはどれだけズレているのか気になりますが。。。。RB系のエンジン用キットも発売されています。)
そのズレを解消すべく、カムシャフトエンドにつけた回転体の回転を非接触で計測するセンシング方式に変更したのが今回の5-0Igniteが作ったCam Trigger Kitになります。
値段も$428AUDなので日本円にすると35,000円弱なのでお手頃ですね。
ただ注意点として純正ECUやパワーFCでは使えない24パルス形式らしいので、ハルテック等のコンピュータに変更してある必要があるそうです。
またSR20の高回転化となると、縦置きのSR20DE系からSR20VE系の横置エンジンのヘッドに乗せ換えてある方もいらっしゃると思いますが、あくまで縦置きのSR20DE系にしか使えないようです。
前も触れましたがイグニッションコイルだったり、インジェクターだったり、エアフロセンサー等、エンジンを制御するセンサー類が最新のものがドンドン流用されたり製品がリリースされているので、一昔前のエンジンとは言え第一線のパフォーマンスが発揮できるようになるのはありがたいですね。
(某ショップによれば、上記のエンジン補器類を使えば最近の排ガス規制も通過できるレベルまで完全燃焼させることができるのだとか)
という事で、ドリフトやサーキットで高回転を多用する方はブローの一因でもある(?)点火タイミングについて見直しされても良いかもしれませんね。
I found that 5-0ignite will release new product "Cam trigger kit".
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2020年6月10日水曜日
T-REV(減圧バルブ)の効果について
— Outlaw-motorsports (@outlaw_ms_pr) June 10, 2020
NDロードスターで筑波1分5秒、すごいですね。
個人的に気になったのは”T-REV”と呼ばれる、いわゆる「減圧バルブ」と呼ばれる製品です。
これはブローバイ配管につけることによって、エンジン内部(クランクケース)の気圧を低くし、回転しやすくする効果があるとのことです。
以前触れたように一般的なエンジンにはPCVバルブと呼ばれるものがあり、アイドリングや低負荷運転時にはPCVバルブ側からブローバイガスを抜き、逆に高負荷時にはPCVバルブが閉じ、エアクリの後ろ当たりにある経路からブローバイが排出されることでクランクケース内を負圧方向に持っていくと共に、換気を行うことでオイルの寿命を飛躍的に伸ばしています。
PCVバルブと同じようなワンウェイバルブをエアクリーナー側にある経路に設けることによって、クランクケース内に空気が入ってくることを遮断し、クランクケースからブローバイ配管に「逃げる」方向にしか空気が動かなくなるようにするもののようです。
↑↑ バルブが高速回転でも追従できるような構造をしているためか安くはないですが、特許はとられていますし、HPを見る限り品質管理もしっかりした製品みたいですね。
一方で低負荷時および高負荷時はクランクケース内圧は純正でも負圧方向に導かれていることから、パーシャルスロットル(サージタンクが負圧でも正圧でもない)の時ぐらいしか効果ないのかも?と考えていたら、コチラのページにデメリットを含めて全て記載されていました。
以前PCVバルブを塞いだことによって街乗り等の低負荷時にクランクケース内圧が高くなったためか、オイルレベルゲージが何度か抜けていた経験があるので、とても納得のいく説明です。
要約すると
メリット
・ブローバイガスを大気開放している車には効果あり
・単気筒のエンジンには効果を感じやすい
デメリット
・高回転時はバルブがあると逆に負圧方向への導きの邪魔になる
・バルブが凍結や固着した時にクランクケース内圧が高くなるリスクがある
・オイルの劣化が早くなる
何でもそうですがメリットデメリット、効果を得られやすい条件もあるので一概に良し悪しは判断できませんが、気筒数の少ないエンジンや一部の車種を除いて、低負荷・高負荷時の効果は得にくいかもしれませんね。
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What is “T-REV”??( Pressure reducing valve) Is that effective for general vehicles?
2019年12月1日日曜日
ハイオクとレギュラーの燃費の違い(軽自動車)
別段ノッキングが出ているわけではないですが、試しに街乗り車のL700にハイオクを入れて試してみました。
~低速トルクの改善?~
軽自動車、しかもターボ車ということもあり相性が良かったのかもしれませんが、アイドリングから3,000rpmぐらいまでのトルクが改善しました。プラシーボ的なことでもなく、高速道路で80km/h巡行時のブースト計の数値が、レギュラーガソリンを入れていた時より0.1気圧程マイナス、つまりアクセルを踏まなくても進むようになりました。
またプラシーボと言われればそれまでですが、5速ギアでの2,000rpmあたりでの加速はこれまでつらかったのでシフトダウンしていたのですが、シフトダウンしなくても加速できるようになったので運転していて楽になりました。
~燃費の改善?~
具体的な数字として、これまでレギュラーガソリンでの高速道路における平均的な燃費は22.5km/lぐらいだったのですが、今回のハイオクでの高速巡行で24.6km/lという結果になりました。
レギュラーガソリンを入れた時の最高燃費時と同じぐらいの結果です。
気温も違えば走ったコースも全く同じではないので絶対的な指標にはならないですが、個人的には燃費改善に効果あると感じています。
また24.6km/lというのは22.5km/lに対して約9.3%の改善となります。
また日本におけるガソリンの価格については、先日給油した時点ではレギュラー138円/L、ハイオク147円/Lだったので、1リッター当たりの価格差は9円、比率で言うと約6.5%の価格差なので、もし燃費的に上記したように9%ぐらい改善されるのであれば、ハイオクを入れた方がお財布にやさしいという結論になるかと思います。
(ちなみに自分が入れたスタンドではたまたま9円差でしたが、一般的には10円差になるようです。その場合の価格差は約7.2%なので1リッターあたりの走行距離が7%以上改善されるのであれば、ハイオクを入れた方が安価であると結論付けれると思います。)
~燃費改善の効果は軽自動車ならでは?~
自分が入れたL700は660ccの小型エンジン、ターボ、しかも20年ほど前の車ということもあって改善が大きくなりました。
特に軽自動車の660ccエンジンというのはトルクがどうしても薄いので、少しのトルク改善が燃費に影響を及ぼしやすくなります。
逆に3,000ccもあるような車であれば、そもそもトルクがあるのでハイオクを入れてもそこまで燃費に影響はないのでは?と考えます。
また最新の車になればなるほど燃費に大きく寄与する低速トルクというのはメーカーも力を入れて改善しているところですので、軽自動車と言えどもミラジーノ程効果があるかは不明です。
~結論~
少し古めの軽自動車や1,000ccほどのコンパクトカーであれば低速トルクの向上により、ハイオクの価格差を上回る燃費改善が期待できるかもしれません。
また定量的な比較が出来ていないので何とも言えないですが、比較的新しめである2017年式のダイハツ車にも同じようにテストしましたが、5%程燃費が改善しました。(走行ルート&気温が一緒でないのでもっと伸びるかもしれませんが)
5%ですとハイオクの価格差を埋めることができないのでレギュラーを入れた方が良いことになりますが、高速道路で運転は楽になるので長距離運転する際は入れても良いかな?と思っています。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
In Japan, two types of gasoline are sold. That is “Regular gasoline” and “High-octane gasoline".
(High-octane has about 100-octane, but Regular has only about 90-octane.)
High-octane makes more torque than regular, therefore makes good fuel consumption. But the price of regular is cheaper than High-octane.
Which gasoline are totally cheaper??