Translate ~Select your language~

2021年2月26日金曜日

タービンの選び方(コンプレッサーマップ)

 ターボ車に不可欠なタービンですが、選び方やどんな特性、どれだけ出力が出せるのかと言うのは付けてみないと分からないと思ってましたが、こんな記事を拝見しました。


まとめるとコンプレッサーマップを見れば大体特性や出力が計算できると言うものですね。
しかしタービン形状は年々机上解析の精度が上がって最高出力だけでなく立上がり(≒レスポンス)も良くなっています。



一方でアフターパーツでは粗悪品も出回っている様ですし、オーバーホールをする場所も、国内でも信頼できる場所が少ないとも聞くので難しいですね。
個人的には以前も記載しましたが、電動タービンがアフターパーツとして出回れば、スーパーチャージャーのように低速も、ターボのように高回転もパワフルなエンジンを作りやすいので期待しています。

2021年2月24日水曜日

LingLong TireのTW200 Flash HERO(リンロン)

リンロンタイヤから新しいTW200クラスのタイヤが発売されるようです。

日本代理店のLeaoタイヤさんの投稿より。

タイヤの名称はFlash HEROと呼ばれるようで、TW200クラスとして開発中のようです。


昨今の200クラスはADVANのA052を始め、ValinoのVR08GPや、今年後半に日本でも発売予定のNankang CR-1も縦溝を内側に2本寄せたレイアウトなので似たようなパターンになのかと想像してましたが、そうではないようです。
こんなtweetを拝見しました。

TOYOのR1Rやネオリンのネオレーシングみたいですね。
LingLongはドリフトでも好成績を残しているメーカーなので今後の動きを注視します。

リリースされたようです。続きはコチラ

他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください


2021年2月20日土曜日

競技用TW280シバタイヤ

Rydanzベースに様々なタイヤサイズを展開開始したシバタイヤからこんなお知らせが。

Sタイヤ的な柔らかいタイヤも勿論、昨今ジムカーナ界隈で流行り始めたトレッドウェア280と呼ばれる、比較的硬めのゴムを使って競技用タイヤを作るとの事です。
大手では出来ないようなフットワークの軽さですね。


サイズラインナップも昨今のアジアンにありがちな17インチ以上がメインではなく、15や16インチもあるのが特徴でしょうか。
個人的にはグリップレベルがかわると内部構造も最適解が変わるので、トレッドゴムだけでなくどの様な構造変更をいれるのか気になります。
(シバタイヤ詳細は以前の記事をご覧ください)
引き続き動向を要チェックですね。
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください

2021年2月19日金曜日

ミッションオイルとしてのGL-5規格(腐食)

一般的にスポーツギアオイルとして売られている製品はGL5の事が多いですが、先日こんな記事を拝見しました。


その通りでGL-5オイルは極圧性能を高めるために添加剤がGL3や4に比べると多種・多量配合されてますが、そんな極端にシンクロを腐食させることがないよう、バランスさせて市販されているオイルがほとんどです。(GL規格とは?はこちらの記事

が、

一方で以前、関西のショップさんがこんな写真をアップロードしてました。

これはLSDの釜を撮った写真。
オイルによって腐食してしまってますね。このようになってしまうオイルが出回っていることも事実なので添加剤次第ではありますが、「GL5(とは限らない)がシンクロに良くない」というのは嘘ではないですが、正しくもないと言ったところでしょうか?

なので純正油がGL-4指定な車のミッションにGL-5規格のオイルを入れるのはオーバースペックな事がもちろん、劣化しやすいこともあるのでスポーツ走行をしないのであれば入れないように個人的にはしています。コストも安いことも多いですし。

ありきたりな結論ですが「実績あるオイル」を使うのが、目に見えにくい商品なだけに確実ですね。

他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください

2021年2月14日日曜日

地震によるエビスサーキットの営業停止

昨日の東北を中心とした地震の影響で、福島県にあるエビスサーキットが被害を受けたようです。

 




エビスのチームオレンジの方のTweetです。
怪我人はいらっしゃらないとのことですが、本日含めサーキットに行く予定のあった方はご留意下さい。


津波は無いようですが、夜が明けて他にも被害があるかもしれませんね…。

他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください

2021年2月11日木曜日

スプリングとスタビライザーの効果と関係性

最近あまり勉強できていませんが、スタビライザーって何を基軸に考えればよいのかについて基礎知識を勉強しています。
学ぶにあたり、ネット上だとCCEさんの動画がすごく参考になります。

 

 こちらはまずスタビライザーとは、という動画になります。



次に荷重移動とバネ(スプリング)の選定について。バネレートではなく前後左右方向のレートバランスを整えましょう、と言う話。(F10kg R10kgの車とF20kg R20kgだと変わらないという話)



最終的にスタビとはどうセッティングに使うものなのか、という話です。

左右方向については以前のブログでも考察したことがありましたが、今までスプリングレートは左右のロール方向でしか考慮してませんでしたが、前後のピッチング方向でレートバランスを整えて、左右方向はスタビライザーで行うと言うのが正しいセッティングのようです?
また前提条件としておさらいですが、タイヤは急激な荷重をかけてもグリップしませんし、荷重移動しすぎると限界が下がります。(以前のブログをご覧ください。)

例えばジムカのような急加速、急減速があるような場合はピッチング方向を緩く(前後スプリングレートを緩く)して、スタビを固めたり、サーキット走行であれば逆にすると、理論上は扱いやすくなりそうですね。

ただし結局はタイヤがハイグリップで緩い動きにしなくても対応出来るのであれば固めた方がいいですし、固めて挙動を早めることによって滑って向きが変えられやすくなると言う側面もあるので結局はやってみないとわからない、と言う結論になりますね(汗)
ただセッティング、特にスタビライザーの方向性で悩んだ際はこの理論を思い出すと基礎に戻れるかと思います。

他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください