以前も触れましたが、ミッションオイル(デフオイル)というのは好みやLSD等との相性もあり、嗜好性が高いオイルになると思います。
一方で、ギアオイルはエンジンオイルとは別にGL4やGL5といった規格が付いています。
これらのGL規格の一般論をベースにギアオイルのデメリット部分をリライトです。
(GL規格とは?はこちらの記事)
一般的にスポーツギアオイルとして売られている製品はGL5の事が多く、こんな記事を拝見することが多々あります。
ミッションオイルにGL-4?GL-5を入れちゃいけないっていう噂のお話 #minkara https://t.co/hZuHmMyQv3 @minkaraより
— Øutlaw_motorsports (@outlaw_ms_pr) February 19, 2021
上記の記事のとおりで、GL-5オイルは極圧性能を高めるために添加剤がGL3や4に比べると多種・多量配合されてますが、極端に腐食させることがないよう、バランスさせて市販されているメーカーさんがほとんどです。(この配分でフィールが変わるのは言うまでもありません)
が、
一方で以前、関西のショップさんがこんな写真をアップロードしてました。
これはLSDの釜を撮った写真。
オイルによって腐食してしまってます。残念ながらこのようになってしまうオイルが出回っていることも事実で、「特にGL5がシンクロ等に良くない」というのは嘘ではないですが、腐食することで表面を軟化させてブローを回避している場合もあるので、結局は信頼しているショップさん等の情報を信じて選定するしかありません。
ただし少なくとも純正油がGL-4指定な車のミッションに添加剤が多いGL-5規格のオイルを入れるのはオーバースペックな事がもちろん、劣化しやすいこともあるのでスポーツ走行をしない車には入れないように個人的にはしています。コストも安いことも多いですし。
自分も使っているということもありますが、最近は周りでもLOVCAオイルのユーザーが増え、価格もかなりリーズナブルなので、もし迷われている方は一度ラインナップを見てもらえれば幸いです。
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください
0 件のコメント:
コメントを投稿