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2018年11月21日水曜日

シーズン終わりの御挨拶

昨日は今シーズンの結果報告と、来年のご相談等を含めてお世話になっているイケヤフォーミュラさんに行って来ました。


今シーズンの結果報告のほかに、新しく作っているLSDの試作品にも試乗させていただきましたが、チャタリングのなさと、ロックするまでの過渡期の特性が素晴らしく感じました。(過渡期の重要性については以前記載しています)

ただ試乗車に装着されている試作品の設定が「一般市販向けスポーティ仕様(?)」になっているから仕方ないのですが、競技志向の自分には少し物足りない仕様でした(汗)


ですが一般向けというコンセプトであれば、音も無くトルクステアで持っていかれすぎない味付けで、同乗者からも全く不満は出ないのに運転が楽しくなるという素晴らしい出来だと感じました。(ちなみに競技用にロックタイミング等を変更するのはいくらでも出来るそうです。)


また詳細は省きますが、トヨタのモータースポーツにおける2020構想やその他レース業界における様々なお話を伺うことが出来、非常に有意義な一日を過ごすことができました。



お土産にこんなものまで!


イケヤさんのキーホルダー。
本皮(?)ぽく、とっても高級感があってステキです。
普通にも欲しいですが、非売品というのが残念です。。。ダメになったら買いたいぐらい。


今回はプライベートで伺いましたが、来週は仕事の打ち合わせでご一緒させて頂きます。


今週末は打って変わってトヨタガズーレーシングフェスタ、通称TGRFに参加します。
富士スピードウェイで知人も沢山参加されるようですので楽しみです。




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this blog is about "I went to IKEYA FORMULA for the greetings at the end of the year and the report of the season." If you want to read this blog, please press "Translate" buttons near the top of this blog.


2018年11月12日月曜日

オイルの製造元について

以前オイルについてブログを書きましたが、追加で最近ふと製造元について気になったので調べてみました。

そもそもエンジンオイルやギヤオイルの原料は石油ですので、ベースオイルは大手石油メジャーからオイルブレンダー(MOTULやOBELONなどのブランド会社)に卸され、各社において添加剤などを添加して自社製品として流通させています。

ですが全てのブレンダーが自社でブレンドしている(工場を持っている)わけではなくて、かなり多くのメーカーは委託生産で作っています。
個人的に驚いたのが大手の会社であっても委託生産を行っているという点でした。

例えばカストロールのwikiによると、国内で売っている同社ブランドのオイルは、国内の会社に委託生産(この場合カストロールの名前で作らせるので「ライセンス生産」と呼ばれるようですが)させているようです。
もちろん本国で作ったオイルもあるのですが、限定的だったり、一部の輸入会社が本国から取り寄せて売っているのみとのことでした。

確かに、自分が以前使っていた大手石油メジャーであるTOTALのオイルも「銀缶」と呼ばれるものと「赤缶」と呼ばれる、TOTALのHPの表現を借りれば「専門ショップ向け」というのと「カー用品店向け」の、大きく二つの系統がラインナップされています。



こちらが銀缶。TOTALのこちらのページに載っている商品。


こちらが赤缶。TOTALのこちらのページに載っている商品。


単純にパッケージと混ぜ方かなんかを少し変えただけかと思っていましたが、ボトルのデザインやラベルも違うことから、日本国内でライセンス生産されたのが赤缶かと思われます。
とは言え、日本国内でライセンス生産委託される(出来る)会社は限られていますから(日興産業、中外油化工業など)そこのメーカーから直に買えればお手頃かも?

TOTALの同ブランドであるelf(エルフ)やFINA(フィナ)も同じ国内メーカーから流通しているのかもしれませんね。



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2018年11月10日土曜日

マツダミュージアム

先日広島のマツダ本社に用事があって行って来ました。




折角なので、本社横にあるマツダミュージアムに行って来ました。

トヨタ博物館と違い、会社の成り立ちや古い車、そして現行車の生産工場見学まで含まれている楽しいパッケージングとなっています。


本社は工場が併設なのでバスにて移動。ちなみにマツダの敷地内に33個もバス停がるそうです。


古い車達がズラり。
自分は良く分かりませんが、マツダといえば三輪車が有名だったそうですね。

やはり個人的に気になるのはスポーツ車両でしょうか。


もはや説明不要の787B
ホイールもレイズが作った空力を重視したデザインになっていますね。
ちなみにこの日飾ってあるのは関係者曰く、レプリカ車だそうですw
普段はホンモノだそうですが、イベント等で出払っている時は仕方ないですね。


FD3SやAZ-1、ロータリーエンジン達、そしてロードスター50万台達成車も飾られていました。

その他マツダの技術的な見学や、撮影NGでしたが工場見学をさせてもらいました。
この日は年に2回しかない社員の健康診断で、工場が止まる日だったそうである意味珍しい空のラインの流れも見れました。

車はメーカーごとの特色が良く出て面白いですね。



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2018年11月5日月曜日

日産イグニッションコイルの強化について(ガスコイル)

今日はイグニッションコイルの話。


以前イグニッションコイルの強化として社外のコイルであるIPコイルを取り上げましたが、最近こんな記事を見かけました。




ガソリンエンジンのイグニッションコイルではなく、タクシー等の業務用でよく使われているLPガス車のイグニッションコイルを使うというもの。
LPガスは着火が悪いのか、火花の量をガソリンエンジンより強くしないといけないようで、純正品でもガソリンエンジン用のコイルに比べて火花が強く出るように作られているそうです。

火花の強さというのはドエル時間によって決まるそうです。詳しい説明はコチラのページをご確認いただければと思いますが、要約すると「次の着火までどのぐらいコイル内に電気を貯められるか、またその容量があるか」によって強さが変わるようです。


イグニッションコイルをコップにたとえて、そこに水(電気)を注ぎます。
着火の強さはこの水の量だと考えてもらえば良いので、結果次の点火までに「どのぐらい水(電気)を注げたか」で強さが変わるということです。つまり長い時間水を注いでいっぱい入れられれば強化できるわけです。
この水(電気)を注ぐ時間をドエル時間と呼ぶそうです。

ただドエル時間を長く取ったとしても、コップの大きさが決まっているのでコップの大きさ以上には水(電気)を入れることが出来ません。そこでそれぞれのコップへ注ぐ事が出来る時間(車種ごとによるイグニッションコイルの容量)を計測されています。


MAXドエル時間計測結果としては下記のような感じです。

32GT-R      3.72ms
S14シルビア    4.52ms
35GT-R   4.75ms
ADバン(LPガス) 7.08ms

数字だけ見ると、LPガス車のコイルは32GT-Rに比べて2倍の水(電気)が入るという事になります。
ただ上記の数字を出す時のそれぞれ電流量(A)が若干違っているので上記の数字がそのまま水の量(電気の貯蓄量)とイコールなのかは素人には分かりませんがちょっと疑問に思いました。。。が、少なくともシルビア用よりは強化になりそうですね。



このイグニッションコイルですが、純正で買うと12,800円(税抜)だそうですが、以前も書いたように純正のイグニッションコイルを製造している日立パロートから同社の名義でアフターパーツ供給されており、お手頃です。
もっと安い他社製も出回っていますが、怪しいのでどうせ買うなら日立製が良いかと思います。


4本買うと2万5千円ぐらいでしょうか。
ただS15に使われる場合はプラグホールが小さいので、S14用に変更する必要があるそうです。
とすると中古で買ったとしてもプラス5千円~ぐらいでしょうか。さらに上記のイグニッションコイルは形状がシルビア系と違うので、ジュラテックさんから出ているアダプターをつける必要があります。


29,500円だそうです。
とすると合計で6万円ぐらいでしょうか。

S14やS13であればアダプターは要らないですが、パワトラを外す必要があるそうです。


こんな感じ。
一応上記のジュラテックさんからここのアダプターが8千円で売られています。


もちろんつけただけではダメで、ドエル時間をセットアップするためにコンピューターも変更が必要になってきます。

よって以前紹介したIPコイルのほうが結論としてはお手軽でしょうか。
測定してみないと分かりませんが、IPコイルよりも強化したいという場合は取りうる手段になるかと思います。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

this blog is about "How about LP gas coil(AD van)?? Is the coil can use SR20,RB25,RB26 and ohter engine??" If you want to read this blog, Please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年11月1日木曜日

バイク用エコオイルチェンジャーの漏れと流用について

今日はオイルドレンボルト関連部品について。

車やバイクを所有しているうえで必ず発生するのがオイル交換です。

やり方としてはドレンボルトを外してオイルを抜いて、ドレンパッキンを新品に交換して閉めるという手順になるかと思いますが、毎回ドレンパッキンを交換しなければならないこと、アルミのオイルパンの車種の場合は何度も開け閉めをしているとネジ穴がダメになりやすいということがあるかと思います。
自分は車メインなので「ネジ穴がダメになってもオイルパン交換すればいい」ぐらいに考えていたのですが、バイクだとオイルパンはエンジンブロックと一体となっていることも多く、もしネジ穴がダメになるとエンジンブロック交換・・・というよりAssy交換となって大変なことになってしまいます。

そこで生まれた(?)のがこんな便利グッズ。


エコオイルチェンジャーjetと呼ばれ、コックを捻ればオイルが出てくるという商品。
これであればオイル交換が簡単になるので、バイク乗りの方や頻繁に交換される方の強い味方なのではないでしょうか。


ちなみにこのオイルチェンジャーのオイル漏れ(コックの部分の気密性)が気になっていたのですが、たまたまメーカーである麓技研に用があって聞いてみたところ、このコックの部分はガスボンベ等の気体のバルブをそのまま使っているので液体であるエンジンオイルの漏れというのはほぼ心配しなくて良いとのことでした。
その他色々聞いたのですがあとはナイショです。

聞くところによると海外の反響はよく、国内ではトラック業者の方は結構付けられているようですね。乗用車用もラインナップされていますが、約3cm出っ張ってしまうので車高が低い車につけるのは少しためらっていたのですが、バイク用のエコオイルチェンジャーというのが実は乗用車用より少し薄く作られています。


こちらは乗用車用として売られているシリーズ。
画像の六角ボルトの部分が出っ張ってしまって、車高が低い車だとヒットする心配があります。



ドレンボルト(?)にあたる部分のネジが乗用車用は出っ張っていてヘックスレンチでも6角ソケットでも閉められるようになっているのですが、バイク用は凹ネジになっていて、ヘックスレンチでしか締め付けが出来ませんが取付後の出っ張りが2.2cmと少し薄くなります。
まだ若干分厚い気もしますが、車用を付けるぐらいならこちらの方が良いような気もします。
ちなみにバイク用は大きく4種類出ていて、それぞれどの車につくのか調べてみました。


現在はメーカー直販か、下記画像リンクの楽天市場からしか買えないようです。

B106SXはM14のP1.5ですのでホンダ、マツダ(一部除外)、スズキ、三菱、いすゞ車に取付できますね。
F106SXシリーズが適合の車種(ジムニーとか)であればこちらが付くかと。


B109SXはM12のP1.5ですのでBMWサイズですね。一部メルセデスの車にもつくようです。



B111SXはM14のP1.25ですので車だとシトロエンぐらいですかね。



ちなみにC106SX、C109SX、C111SX、C101SXと、先頭に「C」がつく商品もありますが、こちらは先頭が「B」のエコオイルチェンジャー本体をクロムメッキ化して見た目がキレイ(?)になったバージョンです。現在はバイク部品のパーツジャパンが楽天で販売してくれているのでセールの時とかに乗じて買えばメーカーから定価で買うよりお買い得ですね。

ということで日本車では日産、トヨタ、スバル、ダイハツ車は普通の乗用車用を付けるしかありませんが、もしそれ以外の車種で取付をするのであればバイク用を選択肢に入れてもよさそうです。


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this blog is about "How about Engine oil drain valves?(SX series) Is the ecooilchanger for motorcycle can use for vehicle??"

2018年10月30日火曜日

DBA brakes(DBAブレーキローター)について

今回はブレーキローターネタ。
最近こんな記事を拝見しました。





オーストラリアのdbaというブレーキローターメーカーだそうです。
オーストラリアは勿論、アメリカとヨーロッパにも現地法人を設立しているグローバルな会社のようです。

現地HPを見ると、アフターマーケットとして市場に製品をリリースしていることは勿論、アメリカのスバルラリーチームのブレーキローターサプライヤーとしても活躍しているそうです。




こちらがそのHP。ちなみにアメリカ法人のHPにはスバルの記事があるのですが、本社であろうオーストラリアのHPにはないのはなぜでしょう?

上記HPを調べてみても、企画はしているようですが製造している工場だったり研究施設がなかったので、企画・販売会社という感じなのでしょうか。




海外のレビューを見てみると、良いも悪いも混在していてネット上の評価を見る限り判断できないですね。

国内でもスバル系で使っている方のレビューを見ますと、良いレビューが多いですね。
上記の記事にもあるように、周回レースでローター温度が高熱になるような使い方であれば選択肢の一つになりそうですね。

ジムカーナにおいてはそんなに高温になる程ブレーキを使わないので普通のプレーンローターを使っているのであまり気合の入ったローターを求めることはないのですが、しいて言えば防錆が優れていることと重量が軽いとありがたいので新しいメーカーは常に注目していきたいと思います。


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