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2018年11月12日月曜日

オイルの製造元について

以前オイルについてブログを書きましたが、追加で最近ふと製造元について気になったので調べてみました。

そもそもエンジンオイルやギヤオイルの原料は石油ですので、ベースオイルは大手石油メジャーからオイルブレンダー(MOTULやOBELONなどのブランド会社)に卸され、各社において添加剤などを添加して自社製品として流通させています。

ですが全てのブレンダーが自社でブレンドしている(工場を持っている)わけではなくて、かなり多くのメーカーは委託生産で作っています。
個人的に驚いたのが大手の会社であっても委託生産を行っているという点でした。

例えばカストロールのwikiによると、国内で売っている同社ブランドのオイルは、国内の会社に委託生産(この場合カストロールの名前で作らせるので「ライセンス生産」と呼ばれるようですが)させているようです。
もちろん本国で作ったオイルもあるのですが、限定的だったり、一部の輸入会社が本国から取り寄せて売っているのみとのことでした。

確かに、自分が以前使っていた大手石油メジャーであるTOTALのオイルも「銀缶」と呼ばれるものと「赤缶」と呼ばれる、TOTALのHPの表現を借りれば「専門ショップ向け」というのと「カー用品店向け」の、大きく二つの系統がラインナップされています。



こちらが銀缶。TOTALのこちらのページに載っている商品。


こちらが赤缶。TOTALのこちらのページに載っている商品。


単純にパッケージと混ぜ方かなんかを少し変えただけかと思っていましたが、ボトルのデザインやラベルも違うことから、日本国内でライセンス生産されたのが赤缶かと思われます。
とは言え、日本国内でライセンス生産委託される(出来る)会社は限られていますから(日興産業、中外油化工業など)そこのメーカーから直に買えればお手頃かも?

TOTALの同ブランドであるelf(エルフ)やFINA(フィナ)も同じ国内メーカーから流通しているのかもしれませんね。



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