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2019年8月16日金曜日

2020年オリンピック期間の富士スピードウェイの閉鎖について

来年の2020年はオリンピックが開催されますが、モータースポーツのメッカである富士スピードウェイは自転車競技の会場として使用されます。


これに伴い富士スピードウェイが準備期間を含めて使えなくなるという情報を入手しました。
オリンピックは2020年7月24日~8月9日、パラリンピックが8月25日~9月6日という日程です。
うち自転車競技についてはパラリンピックの9月4日が最終日となるようです。

オリンピック期間はサーキット従業員の方も入れないそうですが、準備期間等を含めていつからいつまで閉鎖されてしまうのか聞いてみたところ2020年6月~2020年9月下旬まで閉鎖されてしまうとのことでした。
(2020.4.3追記)
オリンピックが延期になったため、2020年内各種施設が使えるようになったとのことです。


まだ確定ではないかもしれませんが、少なくとも4カ月程使えない期間が発生するようです。
個人的には一番近いサーキットだったので月1〜2回利用させて頂いてますが、期間中は他のところで開催される練習会等を探さざるを得ないですね。

オリンピックに向けてなのか現在もジムカーナ場の上にあるP11もきれいに舗装されていましたし、西ゲートのところにも何か建てるみたいです(ハイアットホテルだとか?オリンピックには間に合わない気がしますが。)。サーキットの目の前に小山インターや富士モータースポーツビレッジが出来たりと、どんどんあのあたりが変わっていきそうですね。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


How long will Fuji international speedway be closed by the TOKYO 2020 Olympics?

2019年8月13日火曜日

IPコイルの評価について(SR20)

評判の良いイグニッションプロダクツ(IP)のコイルを導入してみましたのでその評価等です。



以前のブログで書いたように、高負荷で高回転まで回した後のアクセルオフ等で失火症状が出てしまい、かぶってしまう症状が出ていました。



この動画で言うところの10秒や25秒あたり。
カブって加速出来なくなっていました。

原因としては点火が弱いことによるカブりと現車セッティングのミス等が考えられました。(マップ側での吹き返し対策)
現車合わせについてはこの症状が出てから2回ほどリセッティングし、だいぶ症状が出てこなくなってはいましたが暑い時期になると特に出てきてしまうことから、SR20の泣き所であるイグニッションコイルが熱でダメになったかもしれないと考え、点火系を見直してみることにしました。

昨年純正のイグニッションコイルに交換したところ症状が改善されたのですが、暑くなってきてまた症状が出てきてしまい、同じことをやっても面白くないので違うイグニッションコイルを試してみようと、以前ブログにまとめたIGNITION PROJECTSという、R35GT-Rのコイルをベースにしたイグニッションコイルがドリフト等の競技でも評判が高いことや、ドエル時間が長くとれる等の利点があることから導入してみました。



取り付け方がちょっと特殊ですね。
(今年の夏以降のモデルは現在は形状が純正と同じような外観に変更し、取り付けも簡単になっているそうです。)


取付をして街乗りをしてみると違うと感じたのは下記2点です。

・坂道での1,300~2,000rpmあたりのトルクがある気がする。(それ以上の回転では違いが全く判らなかったです)
・アクセルオフでエンジンブレーキを使っているとき、これまである特定の回転域におけるエンブレではマフラーからパンパン音が出ていた(未燃焼ガスが排出されていた)のですが、ほぼ音が出なくなりました。



1点目についてはプラシーボ的な感じなので明らかに差があるかは微妙なところですが、2点目については明確に差が出ました。
このことから言えることは、今までよりも燃焼効率が上がっているのではないかと推察できます。



街乗りでの違いについては上記な感じですが、一番肝心な競技走行時(全開走行時)における失火が出ないかというポイントです。
先日の富士スピードウェイでの走行においてはこんな感じです。




2速から1速へのシフトダウン回数が結構あるコースでしたが、1度も症状は出ませんでした。
あとは昨年交換した純正コイルは1年しか持たなかったので、それと比べて耐久性については様子見と言ったところでしょうか。
(なお全開走行における出力向上については、改善しているのかもしれませんが自分の体感ではわかりませんでした。)



いずれにしても35GT-Rがベースと言うことで、熱耐性、耐久性や性能も大きく向上しているでしょうから、今後イグニッションコイルを交換される際は選択してみてもよさそうですね。

IGNITION PROJECTS/イグニッションプロジェクツ パワーコイル マルチスパーク S15/SR20DET 商品番号:IP-M134405
by カエレバ

性能は勿論のこと、耐久性もよさそうですし2回以上コイルを交換するようであればイグニッションプロダクツのコイルを選択した方がコスト的にも賢い選択になるかと思います。
(ちなみに以前記載したSplit Fireも安価ですから単純な交換ならば良いと思いますが、製造元が純正と同じ所なので耐久性は純正と似たり寄ったりかと思います。)


2019.9.13
点火だけでなく、吹き返しによるストールも発生したので追記しました。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。



How about ignition coil of IGNITION PROJECTS?? Is it to enhance ignition systems??

2019年8月12日月曜日

2019年ニュートンランド富士ジムカーナシリーズ第5戦

先日の日曜は富士スピードウェイで開催されている富士ジムカーナシリーズ第5戦に参加してきました。




1週間ほど前までは台風で荒れる天気の予報でしたが、快晴で過ごすことができました。
3カ月ぶりに自分の車とご対面し、乗るとやはり強化クラッチというのは左足にきますね。。。

そんなリハビリをしたいお日柄に設定されたコースはこちら。


来月開催される全日本ジムカーナ恋の浦ラウンドを見据えてなのか(?)フリーターンの設定が。
コース図見るだけでも難関だとわかるフリーターン位置の設定。。。激ムズな上に、ずっと荷重が片方に乗っているようなコース設定のため、A052やRE-12D等が販売されている現在においてはそこそこハイグリップタイヤであるZ3を履く自分を含めた車両には中々手ごわいコースです。

出来る限りボトムスピードを落とさないように、落とさないように。。。と考えながら走った1本目。



無難な走りでトップで折り返し。ブレーキがヌルいなぁと思って頑張った2本目はコチラ。





頑張りすぎて42秒あたりの突っ込みが止まり切れずオーバーラン。。。。
これにてズルズル落とされてしまい3番手にてフィニッシュ。




あと1秒弱ぐらいは詰めれるなぁと思って左足ブレーキまで使って走った反省走行。



タコったところもあり微妙な感じでしたが、ベストより0.5ぐらい上げれました。
ちなみに弟子君は自分より生タイムが0.6ぐらい上なので負けてます←

夏ということもありパワーがめっきりでなくなってきましたが、2019年のシリーズもこれにて折り返しです。
ちょいと時間に余裕もでてきたので3年ぶり?ぐらいに公式戦にエントリーでもしてみたいと思います。



走行結果より一番うれしかったのが、前回の走行で出てしまっていた失火症状が改善され、アクセルを踏めば普通に加速するという普通の状況にやっと治りました。。。
それについてはまた次回のブログにて。

We participated in NEWTONLAND Solo2(Autoslalom, Gymkhana) series5 at Fuji speed way.

2019年8月8日木曜日

ドリフトやジムカーナにおけるレーシンググローブの選び方

ドリフトやジムカーナなどは片手でハンドルを回すことが多い競技ですが、その時に必要になるのが「片手でハンドルを回せるか」という点になるかと思います。
片手でハンドルを回すということは手のひらでハンドルをグルグル回せないといけないのですが、そのためには手のひらがグリップするグローブを使わないと回すことができません。
(ハンドル自体がバックスキン等のハイグリップなものに変えてあればよいですが、普通は皮系だと思われるので滑ります。)

グリップが良いグローブとなると、手のひら側の素材が皮系のグローブだと滑るのでゴムやシリコンがプリントされたグローブとなるのですが、そういったグローブはカート用によくみられる構造です。


コチラはスパルコのもの。
ゴムの藤壷みたいなイボイボがついている構造。

こちらの使用感としてはイボイボのせいでハンドルが太くなったように感じてしまうことが欠点としてありますが、グリップは抜群です。
ただしこのイボイボが割とすぐポロポロ取れてしまうので耐久性はあまりよくなかったです。



コチラはアルパインのもの。
シリコンゴムがプリントされていて、この写真とは違うモデルでしたがハンドルも掴みやすく、グリップも申し分なかったです。安価ですし。
ただしこのシリコンプリントがわりとすぐはがれてきてしまうのでコスパ的にみると?でした。


というわけで色々と探した結果、現在はSilverstoneのオリジナルモデルを使っています。
手のひら側にグリップの良いゴムを使っているにもかかわらず、3年使用しておりますがほとんどはがれておらず、耐久性が良いです。が、消耗品には変わりないので新しいのを検討しに久々にモータースポーツ用品店へ。

まずは自宅から徒歩圏内にモンスタースポーツがあるので、その中にDESSPEEDというモータースポーツブランド用品店が入っているので行ってみました。


お店の中で写真は撮れませんでしたが、レーシンググローブは3種類ありました。


全ての製品が手のひら側の素材が皮だったのが残念でした。
ただこの中で言うと612と言うモデルが皮にしてはかなりグリップが高く、普通の周回レースであればぜひ使ってみたい感じでした。
(聞いてみたところ、羊の皮をパンチング加工して縫い付けているものなのだとか。羊の皮ってグリップするんですね)



ということでドリフトやジムカーナ、時々カートもやる自分はもっとグリップするグローブが良いため、現在も使っているグローブのSilverstone Racingを製作しているRACさんへ。


自分が使っているのはSTARTⅡというモデルですが、現在はSTARTⅢに移行しているそうです。


このSTARTⅢを見せてもらうと、ゴムがはがれないように圧着されている点は変わらないのですが、ゴムの厚みが2種類あります。


写真だとわかりにくいですが、奥のグローブは薄いゴムのプリント、手前は厚めのゴムのプリントとなっています。
手前側は1mmぐらい厚みがあるんじゃないかというぐらいゴムがモリモリです。

触ったり皮に対するグリップを見させてもらいましたが、厚いゴムの方が食いつきが良いと感じたので厚い方にしました。
ちなみに今後は薄い方が主流商品になっていくらしいので、厚いゴムが欲しい方は早めに購入された方が良いそうです。

ネット通販で購入される際はどちらが来るのか確認した方が良さそうです。


What types of racing glove is the best for Drift, Autoslalom and racing kart??


2019年8月7日水曜日

VITOUR TEMPESTA ENZOの軽自動車サイズ

がラインナップされるようですね。





こちらの方のコメントを拝見しますと165/55R14と165/55R15の2サイズのラインナップだそうで。



コンパウンドも2~3種類テストされるとのこと。




サイズ的に一昔前の車両と現行のアルトワークス等のサイズになるのかと思いますが、これらの車両だと横転の危険性があるからあまりハイグリップにしすぎてもマイナスにしかならない気がしますがどのあたりのレベルで市販されるのか注視していきたいですね。


ちなみに以前書いたように、通常サイズのテンペスタエンツォは常識的な範囲内でのハイグリップラジアルというイメージ(RE-12Dやβ10等でない)だったので、そこまで心配しなくてもよいかもしれません。



先日行われた耐久レースに、このヴィツァータイヤを重量級であるアストンマーチンに履かせて走行している写真がアップロードされていますが、いわゆるSタイヤみたいなササクレがない≒トレッドゴムが硬い感じに見受けられるので耐摩耗性が良さそうですね。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


VITOUR TEMPESTA ENZO will release new size. It is a size that fits K-car(Kei car is the Japanese vehicle category for the smallest highway-legal passenger cars. )

2019年8月5日月曜日

Sunew tires(サニュー タイヤ)Mazzini tires(マジーニ タイヤ)やDELMAX tyre(デルマックス タイヤ)について

最近Mazziniというメーカーのタイヤを履いてドリフトで好成績を収められた方がいるという情報を見かけました。
こちらのページによると中国で2002年で設立したタイヤメーカーとのことですが、こちらの記事を拝見すると、ドリフトで時々使われているSunew tires(サニュータイヤ)というブランドに端を発して独立したブランドのようです。

てっきりSunewとMazziniという会社があるのかと思ったのですが、とある会社のタイヤブランド名のようです。




Best Choice International Tradeという会社が製造、販売しているタイヤのブランド達。


ヨコハマタイヤで言うところのADVANやBlueEearthという、キャラクターがわかりやすいブランド分けではないようです。
ただマジーニというブランドはどうやらトラックやエコタイヤのブランドのようで、モータースポーツ的に開発されたタイヤではないようです。
(ちなみに海外の評判、reviewを見てみるとけっこうボロクソに書かれています。)


調べを進めていくと、この会社が作っているDELMAX TYRES(デルマックスタイヤ)が「ウルトラハイパフォーマンスタイヤ」として販売しているULTIMA PERFORMというタイヤが目につきました。



同社が作っているブランドの中で唯一モータースポーツっぽい使われ方に向けて開発されたであろうタイヤです。
トレッドパターンを見る限りそこまでやる気を感じないですが、トレッドウェア(タイヤの柔らかさ≒グリップ)が300と、国産タイヤで言うところのダンロップDZ102等のセカンドグレードあたりのTWとなっていることから、そこまで攻めた設計にはなっていないのかもしれませんね。


ただ注目なのが昨今の、もはや公道を走ってよろしいのかわからないようなハイグリップで高価なタイヤを使えないようにするため、JAF公認の公式ジムカーナ競技では来年からトレッドウェア(TW)が300以上のタイヤのみが使えるルールが適用される可能性があることから、このタイヤのパフォーマンスが気になります。ちなみにサイズラインナップも15インチ~20インチ、68サイズもラインナップされていることから、幅広い車種で装着することができそうです。

ただ海外でもレビューが少ないことから、その性能は何とも言えないので今後も注視していきたいと思います。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。



What is Sunew tires, Mazzini tires and DELMAX tyres?? How does those grip??

2019年7月25日木曜日

DUNLOP DIREZZA β10 (ダンロップ ディレッツァ)

が発売される旨、発表されましたね。



2019年8月2日発売とのことですが、8/3からSUGOで開催される全日本ジムカーナ第8戦に合わせてきた感じですね。

すでに発売されているβ02は低温は良いけど少し路温が上がってしまうと弱かったことや、出た当初は抜群のグリップで他社を引き離していましたが、最近はブリヂストンのRE-12D等のスーパーハイグリップタイヤが出てきてしまったことによってその優位性があまり目立たなくなり、確かに全日本においても今年はあまり表彰台のてっぺんにβ02を履く選手が立った記憶がありません。


これが今回発売されるβ10



これが既に発売されているβ02


β02の方が有効接地面積は広そうですが、ウェット路面ではハイドロプレーニングが起こりやすいと聞いていたので、少しランド比(タイヤの凹凸の比率)を変更してでもウェットでの性能を上げたかったのかもしれないですね。


いずれにせよ、来週末に行われる全日本ジムカーナにおいてこのタイヤを履いた選手が残す結果に注目ですね。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


Today, DUNLOP DIREZZA β10 was unveiled. Why was it announced by this timing?