ドラッグレース用がメインのメーカーと思っていましたが、「ドラッグラジアル、スポーツカー」と呼ばれるストリートタイヤが日本のサーキットユースでも使用されており、評価・評判も良いようです。
スリックタイヤも勿論ラインナップされていますが、特に公道を走行できるハイグリップタイヤが気になったので調べてみました。
まずHPを拝見しましたが、素人目には「本当に公道走っていいの?」というタイヤデザインです。
もはや潔くて好きですが(笑)
Sportscar DOT Radial A7&R7
アメリカの運輸省が定める安全規格に合格した製品はDOTと刻印する義務があるそうで、逆を返すと公道使用するのであれば表記さえあればOKということになります。
この「スポーツカーDOTラジアル」はコンパウンドが2種類あり
A7:ジムカーナ及びワンラップタイムアタック用
R7:サーキット周回用
という、ソフトとハードコンパウンドの2種類で分けられています。
本国のサイトにあるA7&R7の仕様書を読む限り、A7は約43℃~60℃、R7は約82℃~94℃が適正温度域のようですね。
もっと低温やWetコンディションであればウェットタイヤも用意されています。最早スリックタイヤですね…。
また仕様書で「3℃以上のキャンバーを付けること」と定義されているので、ドラッグレースのタイヤよろしく、サイドウォールが柔らかいタイヤであることが想像されます。そのため車重ごとの温間、冷間時の空気圧までメーカーから指定されているので、ユーザー側は設定に悩まなくて良いですね。
公開されているタイヤの細かな仕様書は初めて見たので新鮮です。
もしSタイヤ(セミスリック)以上のタイヤを求めるのであれば、このようなHタイヤ(ほぼスリックタイヤ、勝手に命名w)をチョイスしてもよさそう。ただし強烈な入力があるでしょうからスズキ車でありがちなハブベアリング割れや古い車だとありがちなボディのクラック、そして重心が高い車は横転に注意等が必要になりそうです。
またタイヤサイズラインナップがカタログ上は56種類あります。この手のタイヤとしてはラインナップ数多いですね。
サーキットアタックのみならず、ジムカーナのように冷間スタートするような競技でも使えてしまうのでユーザー数は増えるかもしれませんね。
ただサイズラインナップが日本車にとっては履けないサイズも多いので、買う際は要確認ですが、86/BRZに代表されるような225サイズはありますね。
購入される方は他にもネット販売されているので↑↑とかのショッピングサイトから
覗いてみてください。
ただしSタイヤ以上に劣化が早く慣らしが必要だったり、保管方法もシビアな気がするので、使う方は「買ったらすぐに使い切る!」ぐらいの気合いが必要かもしれません…。
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。
What is Hoosier Racing Tire? What kinds of tire is that Sportscar DOT Radial?
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