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2020年1月21日火曜日

2020富士ジムカーナシリーズ開幕戦(ニュートンランド)

さて今年度も早々にシリーズが開幕しました。
富士スピードウェイにて開催されるジムカーナシリーズです。今年はオリンピックで富士が使えない期間があるため早めの開幕です。
前日の土曜日が雪だったので道を心配しながら現地入り。


今回もスタッフとして5時過ぎの景色。

富士の入り口までは路面凍結はありましたが雪もなく普通に来れて一安心していたら、入り口からジムカーナ場へ登っていく間に段々雪景色が濃くなり、最終的にジムカーナ場の木や草は一面雪景色。路面も薄く雪が積もっている状況でした。

コース路面は濡れてはいるものの雪もほとんどなく、少し日が当たればドライになりそうな感じ。

コース図はコチラ。


短い距離でのターン、高速コーナリングからの逆振返し、フリーターンの組み合わせという難易度高めな設定。
色々あったのですがスタッフ業務で写真とか取っている暇もなく出走。

アタックヒートは1本目も2本目も0.1秒ぐらいの差なので2本目は割愛します。




たまたまですがアタックヒート前に日が陰り、路温が約15℃→10℃と下がってしまったこともあり、温度変化に如実に影響されるタイヤはタイムダウンの傾向。自分も例にもれずタイムダウン。ちなみに路温が高い時のベストは上の動画より0.5秒ぐらいマイナスでした。
結果としては2番手にて終了。代表に殺られました(*´Д`)

他のクラスの方もフリーターンは勿論ですが、左の大きな旋回後の6番パイロン折返しと言うヨーコントロールが難しい所が上手くいくとタイムアップされている方が多かったように思います。


まだ新しいタイヤの特性がつかみ切れていませんが、少し特性やセッティングの方向性がわかってきましたのでセット変更したい…でもスプリング等を買い足さないといけないのできっとやりません←


こちらのタイヤのレビューについては別途行いますが、今回の10℃~15℃における路面では適正な温度域を少し外してますが、車がよく進みます。

次回の走行予定は神奈川県、藤沢市の秋葉台公園にて行われるオートテスト。
かなり大規模なイベントになるようですし、オートテスト自体も初体験なので楽しみです。

他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

We participated in NEWTONLAND autocross(Autoslalom, Gymkhana) series at Fuji international speedway.

2020年1月15日水曜日

L700Sミラジーノ ジーノSとの別れ

今まで街乗り車としてL700SミラジーノのジーノSというかなりレアなグレードに乗っていました。


3ドア、ターボ、マニュアルという非常に楽しい車。しかも車重が軽いため燃費も良いです。
以前は3ドア、NA、オートマで同じ色のミラジーノに乗っていたにも関わらず、見た目は同じこのグレード・色をわざわざ探して乗り換えてしまうほどレトロな外観が好みでした。


5速ギアのハイギアード化
や、センターマフラー化ルーフラッピング等を行って手をかけてきましたし、大阪や仙台、和歌山や富山等、東京から長距離な家族旅行や出張に使っても高速代は安く、燃費もよくて助かりました。


これは山中湖畔のヨーロピアンカフェに行った時の写真。

とは言えファミリーカーとしてはドアが2枚しかなくて乗りづらいこともありますが、子供が大きくなってチャイルドシートに乗せると前席とのクリアランスが狭く窮屈な姿勢になるため、運転席を前寄りに、背もたれも立て気味にする必要があったこと、何よりベビーカーを載せると他に何も搭載できなくなるカーゴスペースでは「家族でスーパーにお買い物」レベルでも使い勝手が悪いなどの問題点がありました。

ということで普段乗り車は別途導入するとして、このジーノSは保管してレースベースにすることも考えましたが、自分自身の自由な日や時間が、特にここ1年ぐらいは全然取れず、メインの競技車(S15)ですら整備がままならないのにこれ以上増車しても乗る暇も整備する時間もないので売却することとしました。


最後に行ったのはお台場の花火ですね。
ダイバーシティ駐車場にて。


大事にしてきた車ですし、思い入れもあるので売却しても次オーナーさんとは是非コミュニケーションが取りたいと願っていましたが、とても良い方に拾って頂き、九州へと旅立っていきました。

自分が知る限りL700ミラジーノ ジーノSのオーナーさんって九州方面の方が多いような?

シフトストロークが長いのでシフトダウンの際のダブルクラッチもやりやすく、運転していて本当に楽しい車でした。

本当は次も軽自動車で軽快な車がいいのですが、軽自動車だと例えN-BOX等のスーパーハイトワゴンでも荷室の広さが狭く、CVTのフィーリングが好みでないこと、街乗りで退屈せず考えながら走ることができるハイブリッド車が良いと考えていたので次の車は「ダイレクト感のあるハイブリッド車」で検討しましたが、それはまた別のブログにて。

2020年1月13日月曜日

5FIVEX(ファイベックス:旧ZESTINO ゼスティノ)の今後の展開

以前のブログで触れた5FIVEXタイヤが先日の東京オートサロン2020にZESTINOの後継として出展されていました。

まず触れておかなければならないのが、2017年までZESTINO TIRE JAPANが設計・販売していたGredgeやAcrovaシリーズの製造元であるLAKE SEAという会社が、現在は「ZESTINO International」としてGredgeやAcrovaシリーズを世界的に販売しています。
一方で従来のゼスティノタイヤ ジャパンはGredgeシリーズの販売を停止し、新しくZ-REXシリーズを展開している、という説明を5Fivexの方がされていました。
そこで日本においては2018年からLAKE SEA社が手掛けるGredgeおよびACROVAシリーズのタイヤを5FIVEXというブランド名で展開することが公式HPにもアナウンスされています。(ちなみにLAKE SEA社も中国の大手タイヤメーカーであるDouble Star社の工場に委託して製造しているとのことです)


という前提を踏まえた上で、噂で以前のゼスティノGredge07R、Gredge07RSやACROVA 07Aと現在のGerun51S, Gerun51R, Gerun51A等の5FIVEXブランドでグリップが変わったような話を聞きましたが、何が変わったのか確認してみました。


聞いてみると「サイドウォールの設計を変更した」とのこと。
サイドウォールを構成するベルトの素材を変更したようで、以前よりも柔らかいサイドウォールになっているようです。
個人的にはサイドウォール構造を変更するあればバランスをとるためにもトレッド面やショルダー部分等も変更しないと狙った挙動が得にくいのではないかと考えているのですが、サイドウォール以外はゴムのコンパウンドを含めて何も変更されていないとのことでした。

また以前のラインナップであったGredge 07RRについては、今のところ輸入する予定はないとのことでした。テストに一部携わらせて頂いたGredgeシリーズの中でも個人的には07RRが1番好みだっただけに残念です。
また新しいシリーズとして、Gerun ULTRAやGerun ZS01も出展されていました。


ゲラン ウルトラはSEA LAND比(シーランド比:タイヤの溝と接地面積の比率。溝が多ければ接地面は減るけれど雨の日に強くなる傾向)をかなり攻めており、DUNLOPのβ02のようなトレッドパターンをしています。
こちらはサーキットで連続周回する際に使用されることを想定しているそうです。

さらに新シリーズとしてゲランZS01というモデルが参考出展されていました。
こちらはADVANの050をすこしシェイプしたようなデザインとなっており、いわゆるSタイヤかな?と思って聞いてみたら、上記したSEA LAND比が日本の公道を走れる基準を満たしておらず、サーキット専用のタイヤになるとのことです。
コンパウンドはソフト、ミディアム、ハードが用意される予定ですが、タイヤ自体の発熱はしづらいようで、サーキットの連続周回に適したタイヤ、のような説明をされていました。
確かにタイヤ自体を触らせてもらうと、近年のスーパーハイグリップタイヤのような冷間時も柔らかい感じではありませんでした。ただ実際に走ってみないと何とも言えないですね。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


I interviewed 5fivex tires about Gerun series. What is the difference from
the Zestino Gredge series in Japan??

2020年1月12日日曜日

東京オートサロン2020(Tokyo auto salon)

今年も行ってきました。

今回北ホールを中心に、新しいタイヤが目白押しだったのでとても見ていて楽しいオートサロンでした。
と言うことで個人的に気になった出展物をご紹介。


先日のブログで取り上げたRYDANZ(レイダン)タイヤ。
手で触ってみると03RSと33RSではゴムそのものの柔らかさが全然違います。
トレッドウェアは140となっていましたが、数字以上にR33RSはかなり柔らかいく感じたので、サーキットの連続周回には向かないイメージを持ちました。

レイダンタイヤについては別途詳しくまとめます。




ホンダアクセスの出展。
ネット上でも騒がれていましたが、本田からEK9シビックやS2000の新しい形の提案&部品の再販をアピールしてました。
シビックはウィンカーの部分のデザインがおしゃれですね。



ZESTINOの新しい日本名義である5FIVEX(ファイベックス)タイヤ。
別のブログで詳しくまとめますが、新しいコンパウンドのタイヤを用意されていましたが、シーランド比(タイヤの溝の割合)が溝が少なすぎて日本の公道は走れないタイヤなのだとか。
カーボンホイールも用意されていましたが、強度基準とバランスがとれるのか確認してみたいですね。




VITOURタイヤ。
以前も触れていますが、テンペスタ エンツォをアピールされていました。
ちょっと硬めで、温度が入ればとても良いタイヤなのだとか。グリップとコストのバランスが周回アタックにはもってこいでしょう。



ナガオテクノさん。
日産やトヨタのFRの強化ミッションを販売されている会社さん。
リーズナブルで助かりますね。またプリウス等のハイブリッド車のバッテリーリビルトや、強化ドラシャも販売されていました。
今後要注目中な会社さんですね。

DURATURNタイヤ。
以前ブログで触れたように、Neolinブランド等を展開する中国のタイヤメーカーです。
今回は大型4駆のタイヤメインで、ハイグリップタイヤの展示はありませんでした。




タイヤとしては大手の横浜からはADVAN Neovaのコンセプトモデル、ブリヂストンからはRE-71RS、ダンロップからはβ05が発表されていました。
横浜は昨年もコンセプト発表していたような気がしますが。。。


その他、全日本ジムカーナの西野選手のマシンが飾ってあったり


EV化された70スープラがあったり

お買い得な?リフトが売っていたり。

大手だけでなく、色々なメーカーが立ち上がり、面白い製品が年々増えていて見る側としてはとても楽しいオートサロンでした。
タイヤを始め、個々に気になってインタビューしたりしたものについては別途まとめます。

I visited TOKYO AUTOSALON 2020 @ MAKUHARI MESSE.

2020年1月6日月曜日

2019年富士ジムカーナシリーズ表彰式

2020年になってしまいましたが、2019年シリーズの表彰式に参加させて頂きました。



毎年にぎやかで楽しみなイベント。


今年はレースクイーンの一瀬優美さんも花を添えてくださり、終始楽しく終えることができました。
各クラス写真撮っていますのでご入用な方はお知らせください。



B2クラス


年々、参加台数が少なくなってしまって寂しいSタイヤクラス。
優勝は勿論、全日本参戦中のSHUN君。



BNTFクラス


例年上位なのはDC2のドライバーの方ばかりでしたが、CR-Zで入賞されているとおり終盤戦は波乱万丈な「改造無制限・レギュラータイヤ・FFクラス」でした。
優勝は今年還暦!?のW師匠です。



BNTRクラス


今年もいろいろな車種が入り混じって参加する側としても、見ている側としてもバラエティ豊かで、過激な!?改造車達が参加する「改造無制限・レギュラータイヤ・FRクラス」。

優勝は自分でした。



BNT4クラス


「改造無制限・レギュラータイヤ・四駆クラス」ですが、メインの車であるランエボやインプレッサの競技車が減り、だんだん参加台数が減ってしまっているのが寂しいですね。今年はヤリスが登場することから盛り上がりは必至かもしれません?

優勝はNaoさん。



RS18クラス


例年より参加台数が多かった気がする、いわゆる「1.8リッター以下のロードスタークラス」。車はNA、NBロードスターが中心ですが、同じ車種なはずなのに全然仕様が違う車ばかりで毎回順位が入れ替わって見ごたえあるクラスです。

優勝はU姉様(代理)



86/BRZクラス


ますます過激なタイヤ戦争が繰り広げられる86/BRZ、最近だとロードスターRFも対象となるクラス。
ここのクラスだけ、最早Sタイヤよりもレーシングなタイヤが使用でき、外から見ていてもとんでもないコーナリング速度で曲がっていくのは圧巻です。ただ同時に駆動系が心配になってしまうのは元自動車部の性ですかね。。。

優勝はKっ君。



HV+ATQクラス


今後どんどん増えそうなハイブリッド&オートマ車のクラス。
ハイブリッドでもLSDが入れられるようになってきていますから、急激には無理かもしれませんが徐々に勢力拡大していきそうなクラスですね。

優勝はちぐやま様。




自分は2019年シリーズはあまり欠席しなかったこともあってポイントを取ることができ、シリーズ優勝することができました。弟子君も含めて好成績なのは出席率のおかげです←


2020年のシリーズは富士スピードウェイがオリンピックで閉鎖されてしまう期間があることから例年のような回数の開催ができないかもしれませんが、既に1月と2月については情報がオープンとなっていますので是非ニュートンランドのHPにアクセスしてみてください。


そんな1月は来週19日と、かなり日程が迫っているので準備しなければならないことは山ほどありますが、年末年始を含めて日中車をいじれる暇がなく、またもや現地にて車の整備をする羽目になりそうです。

2020年1月3日金曜日

VALINO PERGEA 08C(ヴァリノ)

ヴァリノタイヤから新しいコンパウンドが発表されました。




これだけだと今までの08Rより許容馬力が少なくなったかな?すこしトレッドウェアが硬くなったのかな?ぐらいしか分かりませんでしたが、追加でこんな情報が出ていました。




なぜか英語版の方が先でしたが、要はトレッドウェア(TW)が300のモデルのようです。
これまでの08RがTW200でしたからだいぶ硬くなったようです。

前の記事でも書きましたが、溝が約8mmとかなり深いので、これだけ硬くなればステアフィール等もよくなりそうです。


また気になるのが、2020年の関東地方におけるジムカーナのタイヤ規制が、クラスによっては「TW280以上のタイヤ」というルールができたので、これまでヴァリノだとローグリップなGREEVAしか対応できませんでしたが、このハイグリップなシリーズであるぺルギアから対応できるモデルが出てきたことで、使用される方が出てくるかもしれませんね。
私自身はTW160の08RSを評価した限りは好感触だったので08Cも楽しみですね。

他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

VALINO tires will release a NEW model. Which is "PERGEA 08C".