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2018年12月15日土曜日

査定資格から中古車売却時のポイントについてまとめてみる

先日、中古車査定士の資格試験を受験(趣味)してきたので、中古車の売却・購入時の加点しなくてはならないポイントについてまとめてみました。
概要としては「車種によって基準価格は協会が決めていて、そこを基準に各販売店が加減点を行っている」ということです。

一応まず査定金額がどのように算出されるのかは基準によってきめられています。なので業者によって状態評価による加減点は一緒になるはずです。(基準上は)
概要は下記の通り。

~基準価格は全国一律(一部除外あり)~

査定協会というのがあり、そこが毎月車種ごとに「査定基準価格」というのを設定し、車屋さんに配布・連携しています。
車屋さんはその「査定基準価格」から販売するにあたって必要な「標準整備費」と場合によっては店舗間で輸送したりする必要があれば「標準諸掛」、そして利益などの「特別調整」というのを差し引いて「基本価格」というのを算出します。
この「基本価格」からさらに車の状態(修復歴や傷など)を差し引いたり、車検が長く残っていれば加点したりというのをして、最終的な「査定額」が提示されます。


というように「査定額」というのはもろもろ引かれてしまいますが、逆に査定時に「加点しなくてはならないポイント」というのがいくつかあるのでまとめてみました。
ちなみに加算額も決められています(あくまで基準では。。。)

①取扱説明書・定期点検記録簿・保証書は3つそろっていると1万円プラス

→逆に一つでも欠けていると減点されてしまいます。

②タイヤ溝は5mm以上で査定額がプラス

→インチによって違いますが、16インチであれば1本あたり5千円プラスにされます。

③法定点検が査定する日の1年以内だと1万5千円プラス
→査定してもらう日の1年以内に法定点検した記録簿があればプラスされます。ちなみに貨物だと半年以内です。やってなかったら査定日直前でよいので出来る方は自主点検記録をつけましょうw



もちろんその他車の内外装がキレイ、距離走ってなかったりといった他に、バックカメラを後付けしてたりといった点があれば加点となりますが、オプションで「お金をつけて付けてれば評価」されるものですので、沢山あってキリがないので割愛します。

あと以前のブログでも触れましたが、修復暦というのはフロントだとコアサポ交換、リアだとトランクのリヤエンドパネルの交換やリアフェンダーの交換は修復暦に含まれません。

もし少しでも査定結果が気になったら、その査定額を算出する根拠となる「カーチェックシート」と呼ばれる、査定した際に使用した加減点表みたいなものは提示を求めればお客に見せなければならない決まりとなっています。



こんなやつ。
タイヤ溝があるのに加点されていなかったり等の点があれば指摘することができますの見せてもらって損はないかと思います。


また事故してしまったりして大破してしまっていたり、部品取りしてしまってガ〇バーとかに査定してもらえないような状態であれば、事故車等の損害車買取をするTAUとかに見てもらうと良いかもしれません。↓↓↓





↑↑↑ここは事故車を海外に向けてインターネットオークションで売りさばいています。
なにげに高く売れるらしいので、部品需要が高い車ほど普通に国内で売るより高いそうです。
参考までに。

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2018年12月14日金曜日

バイクブロスのショッピングサイトの閉店の理由について

自分も利用していたバイクブロスの通販サイト、ショッピングサイトが閉店する旨の発表がありました。


バイク用の通販サイトだとかなりの大手だったのに何故だろうと思って知人に聞いてみると、親会社のプロトコーポレーションが運営するgooであったりといったサイトにおける広告収益を主軸としたビジネスに注力するため、広告ビジネスに比べると薄利なECサイトビジネスを中止する事になったとのこと。(事業自体は最近利益出てたらしいです)


またこれに合わせて雑誌事業(モトメンテナンスやロードライダーなど)も撤退し、ライターやスタッフをweb記事や広告スタッフに配置転換するそうです。

上記の発表については社員にも最近まで発表されていなかったようで、中はゴタゴタしているそうです。

2019/5/1
バイクブロスの通販サイトを後継する会社が決まったみたいなので更新しました


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

2018年12月12日水曜日

富士スピードウェイ年間パスポート(FISCOクラブ)について

今回は富士スピードウェイの入場料をお得にする、FISCOクラブについて。
(5大レースの年間パス、チェカパスではありません)

富士スピードウェイは入場料があり、1日1,000円を入場ゲートで支払う必要があります。
(JAF会員だと900円に割引されます。)
特に自分は一番近いサーキットということもあり、ジムカーナ場やドリフトコースは勿論、時々イベント等で訪れることがあるのですが、入場料が意外と馬鹿にできません。




学生や社会人1年目の頃は年間30回近く訪れていました。(行き過ぎ)



そんな時目を付けたのがFISCOクラブ(旧 富士モータースポーツクラブ、略称FMC)です。


こちらは年間1万円で、GTや大きなイベント日を除いた日であれば入場し放題な上に、競技参加する上で欠かせないモータースポーツ保険、JMRC共済料(2,500円)も含まれています。
さらにJAF公認クラブということでJAFライセンスの更新までしてくれるというおまけつきです。

さらに年に1度はスーパーフォーミュラなどの招待券を頂ける上に、その他大きなレースの特別なチケットを購入・割引があるなど、かなりお得な内容となっています。

本コースやショートコースなどのサーキットライセンスまではいらないけども、よく富士に行かれる方は申込されると良いかと思います。
入会時には年会費1万円にプラスして入会金1万円かかりますが、学生さんであれば免除されます。(自分も社会人になる前に加入したのでタダでした)

コチラがFSWのホームページですので、その他にもチャンピオンレースに興味がある方などは覗いてみてください。


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This blog is about "What is FISCO club?? Is there an annual passport for Fuji speedway(FSW)? " If you want to read this blog, please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年12月8日土曜日

TAKUMIモーターオイルの製造元や会社について

先日関係の方にお話を聞くことができたので以前のブログの続きで、TAKUMIオイル(AKTジャパン)の製造元やその会社について。



以前のブログでネット上の情報から「製造元は中外油化工業らしい」ということを書きましたが、聞いてみたところ「中外油化工業」が製造元で間違いないそうです。
TAKUMIオイルは元々、日本国内の事故者や水没車両を外国に輸出しているTAUという会社が、車両と共に輸出していたオイルです。

そのうちブログでも触れますが、このTAUというのは事故車や水没車など、普通であれば廃車処分するような車両を買い取ってくれる中々稀有な業者さんです。

同社のHPを見て頂ければと思いますが、事故車や水没車などワケあり車両を買い取って輸出されているのですが、たとえ事故車等でも海外で「日本製の車で安価で買える」というのが非常に受けていて、その部品取りに使われたり、状態によっては直して利用されているそうです。
その際に船に一緒に「日本製」を謳ったオイルを乗せ販売してみた所、性能を含めてかなり好評だったとのことです。

ただ「売れた、または輸入しているベースオイルが今何処にあって、どれだけ国内にあるのか、もしくは船上にあるのか」など、オイルの在庫管理などが大変で、事業を売却されたとのこと。
その事業というのがTAKUMIモーターオイルの販売会社である「AKTジャパン」という会社です。

現在のオーナーさんはロシアの会社と聞いていますが、製造や配合についてはHPでも「日本製」といっているように、中外油化工業で生産されています。

自分自身も使わせて頂いており、特段オイルが起因のトラブルは起きておりませんので是非購入を検討されているのであれば一度使ってみてはいかがでしょうか。



こちら↑のHPで書いてあるとおり、TAKUMIモーターオイルのメーカー直販で買えるので安くてよいですね。

2019.3.26
さらにベースオイルについても調べてみたのでまとめてみました。




他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


This blog is about "How about TAKUMI mototr oil(review)?? Where is that oil manufactured?? AKT japan, How was the company founded? " If you want to read this blog, please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年12月5日水曜日

インタークーラーやオイルクーラーの水冷化について

今日はインタークーラー等の冷却装置について。

こんな記事が出ていました。





HKSがS660用にインタークーラーおよびオイルクーラーを水冷化するキットを発売した、という記事です。
以前自分のブログでも触れたように、パイピングレイアウトが短く出来、コアサイズも小さくできることから水冷化は有効な手段ですが、重量や構造が複雑化することによるデメリットと天秤にかけてどっちが良いかという話になるかと思います。

特に軽自動車等の排気量が小さめでトルクがないターボエンジンであればある程、インタークーラーというのは短く、小さくすることの効果が大きいかと思われます。

水冷化という点以外でこの記事の中で気になったのが、S660で通常の空冷仕様だと吸気温度が150度に達してしまうという点です。
単純にコアサイズが小さすぎるというのもあるかと思いますが、MRという車のレイアウト上、インタークーラーが風に当てにくいという欠点がよくわかります。同じくエンジンオイルのオイルクーラーも油圧が下がってしまうことから風が当たるからと言って前に置いたりといった長いレイアウトを取ることができないというのも難点です。
てことはターボであるMR2は勿論、MR-S、NSXなどのMRレイアウトの車というのはみんな吸気温度(ターボ車)と油温の冷却が難しそうです。

MR-2などではこんな感じでミッションの下あたりにオイルクーラーを水平に設置している方がいらっしゃいます。


コチラのサイトより。

勿論やらないよりは効果あるかと思いますが、この取り付け方だと通常の垂直に取付を行うよりも風による冷却効果が少ないのでもしMRの方で冷却関連に困っている方がいれば、このキットを流用するなどして水冷化を考えても良いかもですね。

This blog describing the cooling efficiency of charge air cooler and oil cooler.If you want to read this blog, please press "Translate" buttons near the top of this blog.




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2018年12月1日土曜日

ZEKNOVA TIRE(ゼクノーバ)の設計製造について

以前も記事にさせていただいたZEKNOVA(ゼクノーバ、ゼクノバ)タイヤですが、設計製造について公式からこんな発表が出ていました。




ZEKNOVAはZESTINOの製造設計サポートを受けているという記事です。

以前のブログでも書きましたが、まだZEKNOVAというブランドになる前、ゼスティノのテストドライバーをやらせて頂いている時にRS606をテストさせて頂きました。ZESTINOの設計を元に中国の生産工場の会社が企画立案して作ってしまったタイヤと聞いています。


先日聞いたところ自分がテストした後、市販品には少し改良を加えてから販売しているそうです。

先日のMSCでも表彰台に乗られた選手がいらっしゃったので、中々の実力があるのではないかと思われます。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


This blog is about "What is ZEKNOVA tires? Where is ZEKNOVA TIRES manufactured?". If you want to read this blog, Please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年11月29日木曜日

TAKUMIオイルの評価や製造元について

先日のブログでも触れさせていただきましたが、スカラシップを受けてお世話になっているTAKUMIモーターオイルさんにも結果を取り上げて頂けました。




いつもありがとうございます。

TAKUMIオイルはネット上ですと悪い噂を聞きませんが、実際のところどうなのでしょうか。
自分自身も使わせて頂いている身としての評価は「可もなく不可もなく」です。


①使用してみての評価


オイルを運転して明確に評価なんて少なくとも自分はわかりません(汗)
なんとなく違うぐらいなら感じますが明確に違いを定量的に評価するのは難しいかと思います。(LSDオイルはチャタリングの違いが出てきますが)
自分自身で数字で示せるものとしては、軽自動車でホームセンターの鉱物油(多分グループⅡ)からTAKUMIにしたら燃費が10%程上がりました。(これはTAKUMIだからと言うより潤滑性の高いグループⅤのエステル系配合のX-TREMEシリーズだからな気がしますが。。。他社オイルでもグループⅡからⅤに変えれば同様な効果が出そうな気がします。詳しくは続きのブログにて)

なのでオイルは使ってみて、フィーリングが良くなることも大事ですが、定量的に評価するにはエンジンやミッションを開けた時の可動部の状態を観察するしかないと思います。が、開けてみてみたところ上に書いた通りで「可もなく不可もなく」です。
めちゃくちゃヘッド回りがキレイ!というわけでもないですし、汚いというわけでもなく、普通です(笑)
まぁ普通の状態を維持できることが大事だとは思いますが。


②製造元について


てことで品質を調べる上で気になってくるのは以前もブログを書いたように製造元ですが、TAKUMIモーターオイルの製造元であると噂の中外油化工業はカストロールの国内販売オイルを製造委託されている会社で、JXエネルギーのような精製所は持っていないものの、基油(ベースオイル)へ添加剤付加を実際に行い、パッキングまで行っている会社です。



こんな会社。


拡大してみると


Google Mapで工場を見てみるとカストロールオイルが搬送口付近に積まれているのがわかります(笑)




これだけ製造できる会社ですので、変な輸入物のオイルに比べたら品質は保証されているのではないでしょうか。ただ製造工程や添加剤の分量における品質検査はされていると思いますが、オイルの基本は「ベースオイル」という基油が80%以上を占めるので、それが良いものを使っているのか悪いものを使っているのかで出来上がりの製品に差が出てきてしまうはずです。


③製造、製品品質について


そんなこんなで調べてみたらAmazonでこんなレビューを書いている方がいました。



もしベースオイルも日本製のものであれば期待できる品質なのでしょうか。
ただ一方でHIVIについてはこんな記事も見かけたので、本当にグループⅢ以上のベースオイルなのかはわかりませんが、ひとまず現にそこまでスラッジも発生していないのでよしとしましょう(笑)


④どのオイル(種類)がお得なのか


買うなら他社のオイルより単価が安いので、こちらのブログで書いたように、TAKUMIの最上位グレードであるエステル(グループV)が配合されたX-TREAMEシリーズ、さらにその中でも5W-50と0W-40が成分的にお得な気がします。
エステルはレース等で求められる高温時の油膜保持性能は勿論ですが、週末しか乗らない等で頻繁に車を使わない場合(ドライスタートになりやすい条件)でも、金属表面からオイルが流れ落ちにくいのでエンジン保護に繋がり、街乗り使用でもオススメです。
ちなみに上記したように軽自動車で安い10w-30(多分グループⅡ)オイルからX-TREAMの0w-40に変えたら燃費が約10%向上しました。(これは粘度を変えたと言う事もありますし、TAKUMIでなくてもグループV系列オイルなら見込める効果ですが、他社でこの手のオイルは総じて高価なのでTAKUMIだと手を出しやすいです)



最近マイクロチタンメルトという製品が発売されましたが、チタンの特徴についてコチラのブログでまとめてますのでご参照ください。
容量も20Lだけでなく4Lとかもあるので↑↑の楽天市場やYahooショッピングで探してみてください。


2018.12.08
製造元等について関係の方にお話を伺えたので続きを記載しました。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


This blog is about "How about TAKUMI mototr oil(review)?? Where is that oil manufactured??" If you want to read this blog, please press "Translate" buttons near the top of this blog.