Translate ~Select your language~

2019年9月10日火曜日

台風15号による浅間台スポーツランドの現状(9/10現在)

9/10の本日、千葉県香取市にある浅間台スポーツランドに行ってみたのですが、先日の台風15号の影響で観覧スペースの屋根は倒壊し、走行路面も落ち葉等がひどい状況でした。



写真では伝わりづらいですが、島より奥は葉っぱやゴミだらけで車の進入ができない状態でした。


また現在、千葉県の広域にて停電が継続しており、オーナーさんも現状をお知らせしたくてもできない状況とのことでしたので、公式からのお知らせがあるまで拡散頂けると幸いです。(少なくとも明日、明後日あたりは難しそうです)

またこれにともない道の駅やコンビニを含め、周辺の施設は軒並み閉店してます。

また成田方面からの道中も倒木等で通れない道があるのでご注意下さい。



2019.9.16
昨日あたりから営業している旨の情報を見かけました。ただまだ周りのコンビニ等は閉鎖しているようです。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

2019年TMSCジムカーナシリーズ第3戦

富士スピードウェイで開催されているジムカーナシリーズの第3戦です。
開幕戦は優勝、第2戦は3位ときてます。
特に第2戦はウェットだったこともあり、タイヤの性能差を如実に実感させられました。


今回も台風15号の影響で雨と思って厳しい条件と考えていたのですが、前日夜の予報を見ると午前中はなんとか持ちそうな感じ。これは朝1本目に結果を出すしかないと考えながら現地入り。



朝からドライかつ路温も高めでタイヤの性能差が出にくい条件です。

そしてコースはこちら。


ミスコースはしなそうですが、小さく曲がって加速、小さく曲がって加速という、中速域があまりない設定。
トラクションが薄いFR代表のシルビアでのライン取りに悩まされます。

普段ですとTMSCは慣熟走行と言って、本番前に1本練習走行があるのですが、台風来る前に終わらせるために今回はなし。
前回の走行から間が空いてしまっているタイヤの皮むきが出来なくてスタートで全然前に進まなかった1本目。



ギア比があわず、2速にほぼ入れずに走行。
少しセット変更しようかなーと考えてたところに雨が…
急いで荷物を濡れないようにしてたら車の窓全開のままでした…。
ところがすぐに雨があがり、再びの快晴。


と言う事で室内天日干しの図。
路温も45℃と再びいい感じの温度に復活したのでセット変更は出来なかったものの、走り方を変えて挑んだ2本目。



皮がむけてグリップが回復したタイヤを活かすための反省点がいくつかあるのですが、ドライバーが対応できないのでこんなもんでしょう←




お天気も味方についてくれたのか、優勝できました。
観測史上最大の?台風15号が来る前にそそくさと退散させて頂きました。


次戦が最終戦なのでそれまでに車側もいくつか変更しておきたいと思います。

I participated in TOYOTA motor sports CLUB(TMSC) gymkhana series3(Autoslalom, Gymkhana) at Fuji international speedway.

2019年9月8日日曜日

本庄サーキットのドリフト禁止について

表題のとおり、関東近県のドリフトスポットのひとつであった本庄サーキットでのドリフト走行が来年の2020年から禁止となるそうです。




近くにお寺があるのだとか。

Google Mapでみてみると


たしかにすぐ裏にお寺があるのですね。

騒音問題はどこも悩ましい問題で良し悪しあるかと思いますが、ドリフト走行される方は来年以降、本庄サーキットではイベントや練習会が開催されないということを認識しておかないといけないですね。


In HONJOU Circuit, Drift event will be banned next year(2020).

2019年9月5日木曜日

ADVAN A08B SPEC G(アドバン、ヨコハマタイヤ)

が発売される旨、発表されていますね。


まず発売されるのは205/50R16 87Vの1サイズで、公式サイトによると


>「ADVAN A08B SPEC G」は、サーキット走行やラリー、ジムカーナなど様々な競技に使用できるストリートラジアルタイヤ「ADVAN A08B」をベースとしながら、ジムカーナ競技において高いグリップ性能を発揮する目的で開発したタイヤ。ジムカーナ競技向けに最適化したコンパウンドを新規採用することで、ドライおよびウェット性能を高次元で実現しています。

と記載があります。


低温からいきなりグリップするコンパウンドなので、ウェット路面のタイムアタックやドリフト、冬場のサーキットタイムアタックでも使えそうですね。
現在販売されているスーパーハイグリップラジアルタイヤとしてブリヂストンのRE-12Dやダンロップのβ10は、同社のRE-11Sや03Gに比べてもタイムが出るそうですので、その対抗馬として発売されたこのA08Bもかなり戦闘力は高そうです。

価格も同じサイズのβ10がヤフオク価格で20,460円、A08Bの現行販売コンパウンドが22,190円ですので似たような価格ですね。

すでに販売店にはデリバリーされているようで、このタイヤの第一インプレッションを拝見すると「RE-12Dと同じように、プラスチックスロープに乗せてジャッキアップすると、スロープがくっついて車体と一緒に持ち上がる」旨の記載があったので、ゴム自体もかなり柔らかそうですね。

今週末の全日本ジムカーナ九州ラウンドに合わせて発表、販売開始しているでしょうから、その結果が楽しみですね。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


Yesterday, YOKOHAMA ADVAN A08B SPEC G was unveiled. Why was it announced by this timing?

2019年8月31日土曜日

マフラーの音質について考える3(マフラーサウンドのチューニング)

以前ブログでマフラーの音質について考えてきました。
かなり前に書いたブログですが色々なところで引用頂いているようで、自分のブログを参考にマフラーを市販化したブランドさんもあるようで。
サンプルに自分のマフラーも作ってくれるとありがたいですが(笑)


さて、マフラーの音は人によって好みは千差万別だとは思いますが、やはり求めるゴールと言うのは一昔前のF1サウンドなのではないでしょうか。



こんな感じ。

でも以前も記載したようにレーシングエンジンだからこその高回転音であり、一般車で実現するのは難しいのが現実です。
では一般車で高音を実現している車は何かと聞かれたら、レクサスが本気で作ったLFAが思い当たる方も多いのではないでしょうか。





この車もV10ということもあり一般車といって良いか分かりませんが、公道を走れる車としてはケタ違いに良い音をしていると感じています。
この車は開発段階から排気音のターゲティングをしており、エンジンは勿論、吸排気にも徹底して研究費がかけられているようです。

では研究費がかけられているこのマフラーを勉強すれば「よい音」を作り出すヒントになるのではないかと考え、自分なりにまとめてみました。


・音というのは複数の「フォルマント」によって形成されている。

音と言うのは空気の振動、いわゆる周波数が高くなれば高音になって「良い音」に近づいていけるという認識ですが、そもそも音と言うのはいくつもの音が組み合わさってできています。よって「良い音」がどういう成分でできているのか理解しなくてはいけません。

そこで理解しなければいけないのが「フォルマント」というもの。ということでまずフォルマントのお勉強。



こちらのページに詳しく書いてありますが、まずは人の声を例に。
言語を発するときに、例えば日本語であれば「あ」「い」「う」「え」「お」・・・・と様々な発音ができます。
これはどのようにしてできているかと言うと上記のHP様によれば

>声帯で原音が発生し、それを喉、口、鼻で加工する(=共鳴、増幅)ことにより、我々が普段耳にしている「声」となります。
この「喉、口、鼻での加工」によって、原音に「あ」「い」「う」「え」「お」の響きが付加され、「声」となります。


とあります。それぞれの発音において原音にそれぞれの音の響きが「付加」されるとありますが、具体的にどのように、何が変化するのでしょうか。

その発音を分解すると下図のようになるそうです。


音のピークがいくつか立っているのがわかりますね。
これについても上記のHP様で

>声帯で生じた原音が喉、口、鼻で加工されることにより、音量が増幅されると同時に、倍音の特定の周波数において音量のピークができます。このピークのことをフォルマントと言います。
低い方から、第一フォルマント、第二フォルマント、第三フォルマント、第四フォルマントと呼ばれ、F1,F2,F3,F4と表されます。
人間は、「あ」「い」「う」「え」「お」を、フォルマント(特に、F1とF2)によって認識しています。


まとめると原音を加工してフォルマントピークを変えることによって違う音に聞こえるようになる(「あ」「い」「う」「え」「お」という違う音として認識できる)ということでしょうか。


・良い音を響かせるにはマフラーは「まっすぐ」


さてフォルマントを理解した上で、LFAのマフラーを開発した「株式会社 三五」のHPを見てみますと、音色を開発する流れとして



こんな図が掲載されています。
つまり求める音を決めて、それにあわせるフォルマントに音を「加工していく」と言う事でしょうか。

ちなみにLFAはF1サウンドを基にこの第一フォルマント、第二フォルマントを合わせこんでいったようですね。


逆を返せば、どこを変えたときに第一及び第二フォルマントがどのように変化していくかの解析やノウハウがないと狙った音は作れないということですね。

またこちらの記事によれば、きれいな音を響かせるためにはマフラーはストレート形状でなければならないこと、そしてその「良い原音」をリアピースにて「天使の咆哮」に作り替えると開発を行った三五の方のインタビュー記事にあります。



確かにLFAのマフラーはリアピースに至るまでほぼまっすぐな形状をしています。
そしてリアピースに届けられた「良い原音」をリアピース内で「良いフォルマント領域」に作り替えていくことで、最終的に官能的な音に変えているようです。

またこのリアピースはバルブを備えた二重構造になっていて、排気流速をコントロールしています。以前のブログで触れたように、排気流速によって音は変化することからでしょう。
(ちなみに自分でできる範囲で、グラスウールをかます場合とかまさない場合(排気流速が遅いor速い)で音質がどう変わるかは実験してます。)




よって排気流速に合わせたフォルマントを変化させる構造、簡単に言うとリコーダーのような構造をリアピース内に設計できれば良い音を作り出せるということでしょうか。
そうなると必然的に良い音のするマフラーは純正のような太鼓型のピースになってきそうですね。


これはS15のマフラー。
左がスポーツマフラー。右が純正マフラー。
(向きが反対ですみません)

スポーツマフラーだとほぼまっすぐで排気効率はよさそうですが、音をデザインすることは難しそうですね。
一方、純正マフラーだとリアピースが多段膨張式のサイレンサーとなっており、ここの構造を排気流速に合わせた構造にすることで良い音を作ることが出来そうです。

実験するには純正マフラーのリアピースを切開して色々試してみるしかなさそうですが。。。個人だとやっている時間も設備もないのでどこかのスポーツマフラーブランドさんがやってくれると信じて今回の考察はここまで。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

How to design "Good muffler sound"?? We learned about LEXUS LFA's muffler.

2019年8月30日金曜日

2020年度の車両規則(JAF)

JAFから来年の車両既定の変更点について発表されていますね。


トピックとしては

・SA車両のECU交換解禁
・PN車両のファイナル交換解禁
・アンダーカバーはこれまで最低地上高9cmに含まれていたが外され、寧てい5cm以上に(あくまでアンダーカバー等の指定部品のみ)
・ステアリングの大きさ自由(350mm以下でも認められるように)


と言ったところでしょうか。
特にSA車両のECU交換解禁とPN車両のファイナル交換解禁は大きなトピックですね。

SA車両と言うと今の主力はDC2インテグラ、EFのCR-X、FD3SのRX-7、NAのNSX、SW20のMR2、ランエボ、インプレッサあたりでしょうか。

特にターボ車のECU変更は出力向上に大きく効果がありそうですね。
特に3速以上を使うような広大なステージになればなるほどタイムに効いてきそうです。
また以前ブログに書きましたが、シフトチェンジというのはできるだけしない方が良いので低回転からトルクが出るようになればギア比をワイド化するというのも選択肢としてあり得るかもしれません。


ただドンドン規則がややこしくなっているような気がするので、個人的には「車検通ればOK!」の「B車両」がわかりやすくて好きです。
ただこれだとエンジン載せ替えや車幅も無限に(?)広げられてしまうので、地方によっては「B車両だが車検証に「改」がつく改造は禁止」という規定があります。これだと過激になりすぎず、わかりやすい規定だなと個人的には感じています。
(「改」がつく改造だとエンジン載せ替え、調整式アームへの変更、オーバーフェンダー等になるでしょうか)

一応自分の車もB車両ですが「改」がつく改造は行っていないので車幅もアーム類もノーマルですし、エンジンもノーマルで、吸排気とECUのみの改造です。
車両規程はB車だと誰しも参加できそうですし、最近クラス分けを車ではなく「タイヤの銘柄と幅」で分ける案もあるそうです。それはそれでアリですね。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

New vehicle regulation of 2020 was announced by Japan Automobile Federation(JAF).