前回までのブログではタイヤの横力剛性にはホイールサイズがふんたら~と書きました。
(このブログは以前のブログのリライトです)
そこで急遽・・・
タダで出来るものはやってみよう!っということになりタイヤを組み替えて実験(実走)してみました(バカ)
タイムリーにも例のあの走行会のお誘いもあって、卒論で時間なくても殺るしかないと(自分を)張り切ってしまいました。。。。
ということで番外編です。
今までフロント7.5j、リア8.5jに235/40/17と255/40/17に組んでました。
そこでタイヤは同じなのにホイールサイズだけで実際どれだけ変わるのか、今回はフロント8j、リア9jに組んでみました。
ダンロップの公式サイトより上記のタイヤの実タイヤ寸法幅は243、262mmです。
また1インチ=25.4mmで計算すると
7.5j=190.5(mm)
8j=203.2(mm)
8.5j=215.9(mm)
9j=228.6(mm)
になります。この値達から計算すると、今までのホイールの太さはタイヤに対して
235/40/17を7.5Jにはかした場合ホイール幅はタイヤ実寸法幅に対して 78.39%
255/40/17を8.5Jにはかした場合ホイール幅はタイヤ実寸法幅に対して 82.4%
だったのを
235/40/17を8Jにはかした場合ホイール幅はタイヤ実寸法幅に対して 83.62%
255/40/17を9Jにはかした場合ホイール幅はタイヤ実寸法幅に対して 87.25%
それぞれ5%程太くなりました。
※タイヤ屋さんではありません(笑)
ちなみにメーカーは235/40/17は8~9.5J 、255/40/17は8.5~10Jが適正となっていますのでそれぞれ
235/40/17 83.62~99.3%
255/40/17 82.4~96.94%
がメーカー指定サイズになるわけです。大体80~100%ぐらいですね。ここで概ね100%を超えないのがミソですね。
SUPER GTでは330/40/17or18が使われているようですが、タイヤ実寸法幅はたぶん3%ぐらい増しの339mmだったとすると、組み合わされているホイールが13Jという噂なので
13J = 330.2
つまりタイヤに対して約97%の太さのホイールを使用している訳です。つまりそのタイヤのメーカー設定限界ホイールがレースの世界では使われていることになります。意外と引っ張ってますね。。。
レギュレーション的には14インチ幅のタイヤまでOKなはずの2012レギュでも、ミシュランは310mm幅のタイヤを提供しているみたいです。(ホイールサイズはわかりません)
F1においてもブリヂストンが2010年に前年よりもタイヤ幅だけ20mmダウンしてテストしてたりします。つまり幅よりも横力剛性重視ってこと??
ていうことはやっぱりもう少し引っ張った方がよいのかなぁ?ただこれらの車のタイヤはハイトも厚いので一概に同じには考えられないですね。。。。330/40/18ってハイトが132mmもあるので、235/40/17の94mmとはエライ違いです。
てことは235/40/17だと8.5Jぐらいかなぁ?
実際の状況としていままでメーカー推奨設定より1Jも細いホイールを使っていたフロントなんてショルダー片べり万歳状態でした(爆)
まぁ組みなおした8Jでもメーカー下限値なんですが(汗)インプレッションとしては・・・
Σ(・Д・ノ)ノこんなに変わるのか
って感じでした(笑)
そりゃあもう曲がっている最中の安定感が違います。「コレが連邦のCPってやつか!」と頷かされるような説得力ある手応えです。
ただやっぱり弊害もあって、フロントはブレーキロックが出やすくなったし、リアはスタートダッシュやサイドからの立ち上がりがピーキーになりました。
ってなわけで自分的にはフロントをもう少し太いホイール、リアはこんな感じでいいかな?という感想です。(あくまで個人的主観です)
ということで基本的にホイールサイズは適正範囲の上限ギリギリのサイズを使うのが良さそうですね。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
What wheel size(width) is the best for tires??
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2019/07/tire-wheel.htmlタイヤとホイールサイズについて実験してみる