が発売される旨、発表されていますね。
まず発売されるのは205/50R16 87Vの1サイズで、公式サイトによると
>「ADVAN A08B SPEC G」は、サーキット走行やラリー、ジムカーナなど様々な競技に使用できるストリートラジアルタイヤ「ADVAN A08B」をベースとしながら、ジムカーナ競技において高いグリップ性能を発揮する目的で開発したタイヤ。ジムカーナ競技向けに最適化したコンパウンドを新規採用することで、ドライおよびウェット性能を高次元で実現しています。
と記載があります。
低温からいきなりグリップするコンパウンドなので、ウェット路面のタイムアタックやドリフト、冬場のサーキットタイムアタックでも使えそうですね。
現在販売されているスーパーハイグリップラジアルタイヤとしてブリヂストンのRE-12Dやダンロップのβ10は、同社のRE-11Sや03Gに比べてもタイムが出るそうですので、その対抗馬として発売されたこのA08Bもかなり戦闘力は高そうです。
価格も同じサイズのβ10がヤフオク価格で20,460円、A08Bの現行販売コンパウンドが22,190円ですので似たような価格ですね。
すでに販売店にはデリバリーされているようで、このタイヤの第一インプレッションを拝見すると「RE-12Dと同じように、プラスチックスロープに乗せてジャッキアップすると、スロープがくっついて車体と一緒に持ち上がる」旨の記載があったので、ゴム自体もかなり柔らかそうですね。
今週末の全日本ジムカーナ九州ラウンドに合わせて発表、販売開始しているでしょうから、その結果が楽しみですね。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
Yesterday, YOKOHAMA ADVAN A08B SPEC G was unveiled. Why was it announced by this timing?
Translate ~Select your language~
2019年9月5日木曜日
2019年8月31日土曜日
マフラーの音質について考える3(マフラーサウンドのチューニング)
以前ブログでマフラーの音質について考えてきました。
かなり前に書いたブログですが色々なところで引用頂いているようで、自分のブログを参考にマフラーを市販化したブランドさんもあるようで。
サンプルに自分のマフラーも作ってくれるとありがたいですが(笑)
さて、マフラーの音は人によって好みは千差万別だとは思いますが、やはり求めるゴールと言うのは一昔前のF1サウンドなのではないでしょうか。
こんな感じ。
でも以前も記載したようにレーシングエンジンだからこその高回転音であり、一般車で実現するのは難しいのが現実です。
では一般車で高音を実現している車は何かと聞かれたら、レクサスが本気で作ったLFAが思い当たる方も多いのではないでしょうか。
この車もV10ということもあり一般車といって良いか分かりませんが、公道を走れる車としてはケタ違いに良い音をしていると感じています。
この車は開発段階から排気音のターゲティングをしており、エンジンは勿論、吸排気にも徹底して研究費がかけられているようです。
では研究費がかけられているこのマフラーを勉強すれば「よい音」を作り出すヒントになるのではないかと考え、自分なりにまとめてみました。
・音というのは複数の「フォルマント」によって形成されている。
音と言うのは空気の振動、いわゆる周波数が高くなれば高音になって「良い音」に近づいていけるという認識ですが、そもそも音と言うのはいくつもの音が組み合わさってできています。よって「良い音」がどういう成分でできているのか理解しなくてはいけません。
そこで理解しなければいけないのが「フォルマント」というもの。ということでまずフォルマントのお勉強。
こちらのページに詳しく書いてありますが、まずは人の声を例に。
言語を発するときに、例えば日本語であれば「あ」「い」「う」「え」「お」・・・・と様々な発音ができます。
これはどのようにしてできているかと言うと上記のHP様によれば
>声帯で原音が発生し、それを喉、口、鼻で加工する(=共鳴、増幅)ことにより、我々が普段耳にしている「声」となります。
この「喉、口、鼻での加工」によって、原音に「あ」「い」「う」「え」「お」の響きが付加され、「声」となります。
とあります。それぞれの発音において原音にそれぞれの音の響きが「付加」されるとありますが、具体的にどのように、何が変化するのでしょうか。
その発音を分解すると下図のようになるそうです。
音のピークがいくつか立っているのがわかりますね。
これについても上記のHP様で
>声帯で生じた原音が喉、口、鼻で加工されることにより、音量が増幅されると同時に、倍音の特定の周波数において音量のピークができます。このピークのことをフォルマントと言います。
低い方から、第一フォルマント、第二フォルマント、第三フォルマント、第四フォルマントと呼ばれ、F1,F2,F3,F4と表されます。
人間は、「あ」「い」「う」「え」「お」を、フォルマント(特に、F1とF2)によって認識しています。
まとめると原音を加工してフォルマントピークを変えることによって違う音に聞こえるようになる(「あ」「い」「う」「え」「お」という違う音として認識できる)ということでしょうか。
・良い音を響かせるにはマフラーは「まっすぐ」
さてフォルマントを理解した上で、LFAのマフラーを開発した「株式会社 三五」のHPを見てみますと、音色を開発する流れとして
こんな図が掲載されています。
つまり求める音を決めて、それにあわせるフォルマントに音を「加工していく」と言う事でしょうか。
ちなみにLFAはF1サウンドを基にこの第一フォルマント、第二フォルマントを合わせこんでいったようですね。
逆を返せば、どこを変えたときに第一及び第二フォルマントがどのように変化していくかの解析やノウハウがないと狙った音は作れないということですね。
またこちらの記事によれば、きれいな音を響かせるためにはマフラーはストレート形状でなければならないこと、そしてその「良い原音」をリアピースにて「天使の咆哮」に作り替えると開発を行った三五の方のインタビュー記事にあります。
確かにLFAのマフラーはリアピースに至るまでほぼまっすぐな形状をしています。
そしてリアピースに届けられた「良い原音」をリアピース内で「良いフォルマント領域」に作り替えていくことで、最終的に官能的な音に変えているようです。
またこのリアピースはバルブを備えた二重構造になっていて、排気流速をコントロールしています。以前のブログで触れたように、排気流速によって音は変化することからでしょう。
(ちなみに自分でできる範囲で、グラスウールをかます場合とかまさない場合(排気流速が遅いor速い)で音質がどう変わるかは実験してます。)
よって排気流速に合わせたフォルマントを変化させる構造、簡単に言うとリコーダーのような構造をリアピース内に設計できれば良い音を作り出せるということでしょうか。
そうなると必然的に良い音のするマフラーは純正のような太鼓型のピースになってきそうですね。
これはS15のマフラー。
左がスポーツマフラー。右が純正マフラー。
(向きが反対ですみません)
スポーツマフラーだとほぼまっすぐで排気効率はよさそうですが、音をデザインすることは難しそうですね。
一方、純正マフラーだとリアピースが多段膨張式のサイレンサーとなっており、ここの構造を排気流速に合わせた構造にすることで良い音を作ることが出来そうです。
実験するには純正マフラーのリアピースを切開して色々試してみるしかなさそうですが。。。個人だとやっている時間も設備もないのでどこかのスポーツマフラーブランドさんがやってくれると信じて今回の考察はここまで。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
How to design "Good muffler sound"?? We learned about LEXUS LFA's muffler.
かなり前に書いたブログですが色々なところで引用頂いているようで、自分のブログを参考にマフラーを市販化したブランドさんもあるようで。
サンプルに自分のマフラーも作ってくれるとありがたいですが(笑)
さて、マフラーの音は人によって好みは千差万別だとは思いますが、やはり求めるゴールと言うのは一昔前のF1サウンドなのではないでしょうか。
こんな感じ。
でも以前も記載したようにレーシングエンジンだからこその高回転音であり、一般車で実現するのは難しいのが現実です。
では一般車で高音を実現している車は何かと聞かれたら、レクサスが本気で作ったLFAが思い当たる方も多いのではないでしょうか。
この車もV10ということもあり一般車といって良いか分かりませんが、公道を走れる車としてはケタ違いに良い音をしていると感じています。
この車は開発段階から排気音のターゲティングをしており、エンジンは勿論、吸排気にも徹底して研究費がかけられているようです。
では研究費がかけられているこのマフラーを勉強すれば「よい音」を作り出すヒントになるのではないかと考え、自分なりにまとめてみました。
・音というのは複数の「フォルマント」によって形成されている。
音と言うのは空気の振動、いわゆる周波数が高くなれば高音になって「良い音」に近づいていけるという認識ですが、そもそも音と言うのはいくつもの音が組み合わさってできています。よって「良い音」がどういう成分でできているのか理解しなくてはいけません。
そこで理解しなければいけないのが「フォルマント」というもの。ということでまずフォルマントのお勉強。
こちらのページに詳しく書いてありますが、まずは人の声を例に。
言語を発するときに、例えば日本語であれば「あ」「い」「う」「え」「お」・・・・と様々な発音ができます。
これはどのようにしてできているかと言うと上記のHP様によれば
>声帯で原音が発生し、それを喉、口、鼻で加工する(=共鳴、増幅)ことにより、我々が普段耳にしている「声」となります。
この「喉、口、鼻での加工」によって、原音に「あ」「い」「う」「え」「お」の響きが付加され、「声」となります。
とあります。それぞれの発音において原音にそれぞれの音の響きが「付加」されるとありますが、具体的にどのように、何が変化するのでしょうか。
その発音を分解すると下図のようになるそうです。
音のピークがいくつか立っているのがわかりますね。
これについても上記のHP様で
>声帯で生じた原音が喉、口、鼻で加工されることにより、音量が増幅されると同時に、倍音の特定の周波数において音量のピークができます。このピークのことをフォルマントと言います。
低い方から、第一フォルマント、第二フォルマント、第三フォルマント、第四フォルマントと呼ばれ、F1,F2,F3,F4と表されます。
人間は、「あ」「い」「う」「え」「お」を、フォルマント(特に、F1とF2)によって認識しています。
まとめると原音を加工してフォルマントピークを変えることによって違う音に聞こえるようになる(「あ」「い」「う」「え」「お」という違う音として認識できる)ということでしょうか。
・良い音を響かせるにはマフラーは「まっすぐ」
さてフォルマントを理解した上で、LFAのマフラーを開発した「株式会社 三五」のHPを見てみますと、音色を開発する流れとして
こんな図が掲載されています。
つまり求める音を決めて、それにあわせるフォルマントに音を「加工していく」と言う事でしょうか。
ちなみにLFAはF1サウンドを基にこの第一フォルマント、第二フォルマントを合わせこんでいったようですね。
逆を返せば、どこを変えたときに第一及び第二フォルマントがどのように変化していくかの解析やノウハウがないと狙った音は作れないということですね。
またこちらの記事によれば、きれいな音を響かせるためにはマフラーはストレート形状でなければならないこと、そしてその「良い原音」をリアピースにて「天使の咆哮」に作り替えると開発を行った三五の方のインタビュー記事にあります。
確かにLFAのマフラーはリアピースに至るまでほぼまっすぐな形状をしています。
そしてリアピースに届けられた「良い原音」をリアピース内で「良いフォルマント領域」に作り替えていくことで、最終的に官能的な音に変えているようです。
またこのリアピースはバルブを備えた二重構造になっていて、排気流速をコントロールしています。以前のブログで触れたように、排気流速によって音は変化することからでしょう。
(ちなみに自分でできる範囲で、グラスウールをかます場合とかまさない場合(排気流速が遅いor速い)で音質がどう変わるかは実験してます。)
よって排気流速に合わせたフォルマントを変化させる構造、簡単に言うとリコーダーのような構造をリアピース内に設計できれば良い音を作り出せるということでしょうか。
そうなると必然的に良い音のするマフラーは純正のような太鼓型のピースになってきそうですね。
これはS15のマフラー。
左がスポーツマフラー。右が純正マフラー。
(向きが反対ですみません)
スポーツマフラーだとほぼまっすぐで排気効率はよさそうですが、音をデザインすることは難しそうですね。
一方、純正マフラーだとリアピースが多段膨張式のサイレンサーとなっており、ここの構造を排気流速に合わせた構造にすることで良い音を作ることが出来そうです。
実験するには純正マフラーのリアピースを切開して色々試してみるしかなさそうですが。。。個人だとやっている時間も設備もないのでどこかのスポーツマフラーブランドさんがやってくれると信じて今回の考察はここまで。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
How to design "Good muffler sound"?? We learned about LEXUS LFA's muffler.
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2019/08/muffler-sound.htmlマフラーの音質について考える3(マフラーサウンドのチューニング)
2019年8月30日金曜日
2020年度の車両規則(JAF)
JAFから来年の車両既定の変更点について発表されていますね。
トピックとしては
・SA車両のECU交換解禁
・PN車両のファイナル交換解禁
・アンダーカバーはこれまで最低地上高9cmに含まれていたが外され、寧てい5cm以上に(あくまでアンダーカバー等の指定部品のみ)
・ステアリングの大きさ自由(350mm以下でも認められるように)
と言ったところでしょうか。
特にSA車両のECU交換解禁とPN車両のファイナル交換解禁は大きなトピックですね。
SA車両と言うと今の主力はDC2インテグラ、EFのCR-X、FD3SのRX-7、NAのNSX、SW20のMR2、ランエボ、インプレッサあたりでしょうか。
特にターボ車のECU変更は出力向上に大きく効果がありそうですね。
特に3速以上を使うような広大なステージになればなるほどタイムに効いてきそうです。
また以前ブログに書きましたが、シフトチェンジというのはできるだけしない方が良いので低回転からトルクが出るようになればギア比をワイド化するというのも選択肢としてあり得るかもしれません。
ただドンドン規則がややこしくなっているような気がするので、個人的には「車検通ればOK!」の「B車両」がわかりやすくて好きです。
ただこれだとエンジン載せ替えや車幅も無限に(?)広げられてしまうので、地方によっては「B車両だが車検証に「改」がつく改造は禁止」という規定があります。これだと過激になりすぎず、わかりやすい規定だなと個人的には感じています。
(「改」がつく改造だとエンジン載せ替え、調整式アームへの変更、オーバーフェンダー等になるでしょうか)
一応自分の車もB車両ですが「改」がつく改造は行っていないので車幅もアーム類もノーマルですし、エンジンもノーマルで、吸排気とECUのみの改造です。
車両規程はB車だと誰しも参加できそうですし、最近クラス分けを車ではなく「タイヤの銘柄と幅」で分ける案もあるそうです。それはそれでアリですね。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
New vehicle regulation of 2020 was announced by Japan Automobile Federation(JAF).
トピックとしては
・SA車両のECU交換解禁
・PN車両のファイナル交換解禁
・アンダーカバーはこれまで最低地上高9cmに含まれていたが外され、寧てい5cm以上に(あくまでアンダーカバー等の指定部品のみ)
・ステアリングの大きさ自由(350mm以下でも認められるように)
と言ったところでしょうか。
特にSA車両のECU交換解禁とPN車両のファイナル交換解禁は大きなトピックですね。
SA車両と言うと今の主力はDC2インテグラ、EFのCR-X、FD3SのRX-7、NAのNSX、SW20のMR2、ランエボ、インプレッサあたりでしょうか。
特にターボ車のECU変更は出力向上に大きく効果がありそうですね。
特に3速以上を使うような広大なステージになればなるほどタイムに効いてきそうです。
また以前ブログに書きましたが、シフトチェンジというのはできるだけしない方が良いので低回転からトルクが出るようになればギア比をワイド化するというのも選択肢としてあり得るかもしれません。
ただドンドン規則がややこしくなっているような気がするので、個人的には「車検通ればOK!」の「B車両」がわかりやすくて好きです。
ただこれだとエンジン載せ替えや車幅も無限に(?)広げられてしまうので、地方によっては「B車両だが車検証に「改」がつく改造は禁止」という規定があります。これだと過激になりすぎず、わかりやすい規定だなと個人的には感じています。
(「改」がつく改造だとエンジン載せ替え、調整式アームへの変更、オーバーフェンダー等になるでしょうか)
一応自分の車もB車両ですが「改」がつく改造は行っていないので車幅もアーム類もノーマルですし、エンジンもノーマルで、吸排気とECUのみの改造です。
車両規程はB車だと誰しも参加できそうですし、最近クラス分けを車ではなく「タイヤの銘柄と幅」で分ける案もあるそうです。それはそれでアリですね。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
New vehicle regulation of 2020 was announced by Japan Automobile Federation(JAF).
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2019/08/2020jaf-regulation.html2020年度の車両規則(JAF)
2019年8月29日木曜日
JMRC関東チャンピオンシリーズ(ジムカーナ)@さるくらモータースポーツランド②
前回のブログで記載した前日練習に引き続き、さるくら2日目。本番当日です。
前日に引き続き良い天気です。
そしてコースはこちら。
前日練習以上に細かなセクションが多く、車種的に厳しいのがコース図を見るだけで感じられます。。。。
そんな本番走行。
低速コーナーが非常に遅い…古いタイヤだったということもあるかもしれませんがコーナー1つづつでコンマ数秒離されている感じですね…もちろん入賞圏外です(ノ∀`)
これだけ凹凸があるコースだと車種の違いが如実に出てくることを実感しました。。。S2000とかいいですよね(ぁ
ちなみにキッチリ弟子くんにも負けました←
伸びしろが大きい弟子くんの修行の旅にでも出ようか画策中…。
また動画ではわかりにくいですが、走行中バックタービン吹き返しによるストールして低速コーナー等で加速できない事案が多発したので対策していきます。
We participated in JMRC kanto champion series(Autoslalom, Gymkhana) at SARUKURA motorsports land.
前日に引き続き良い天気です。
そしてコースはこちら。
前日練習以上に細かなセクションが多く、車種的に厳しいのがコース図を見るだけで感じられます。。。。
そんな本番走行。
低速コーナーが非常に遅い…古いタイヤだったということもあるかもしれませんがコーナー1つづつでコンマ数秒離されている感じですね…もちろん入賞圏外です(ノ∀`)
これだけ凹凸があるコースだと車種の違いが如実に出てくることを実感しました。。。S2000とかいいですよね(ぁ
ちなみにキッチリ弟子くんにも負けました←
伸びしろが大きい弟子くんの修行の旅にでも出ようか画策中…。
また動画ではわかりにくいですが、走行中バックタービン吹き返しによるストールして低速コーナー等で加速できない事案が多発したので対策していきます。
We participated in JMRC kanto champion series(Autoslalom, Gymkhana) at SARUKURA motorsports land.
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2019/08/2019jmrc-ch2.htmlJMRC関東チャンピオンシリーズ(ジムカーナ)@さるくらモータースポーツランド②
2019年8月27日火曜日
JMRC関東チャンピオンシリーズ(ジムカーナ)@さるくらモータースポーツランド①
車の失火症状がだいぶ良くなってきたり、少し時間ができたタイミングで弟子君が今年初参戦すると言うことで、自身も3年だか4年ぶりに公式戦シリーズにエントリーしてみました。
長野県の奥地(?)にある、さるくらモータースポーツランド
カートコースみたいな感じですね。四輪車が走るには少し狭いステージです。
久々&初めて走るコースなので下見をかねて前日の土曜日から現地入り。
ちなみに道中、真夜中のSAでかっこいい車と遭遇。
ヴェルサイドのFDでしょうか。
どこかでイベントがあったのかもしれませんね。
その後サクサク進んで現地入り。
ハイカムが入ってアイドリングがかっこよくなっています。
高原だからか、日差しは暑いですが気温は快適です。
パドックにテントが並んでいる光景をみると試合っぽい感じがして気合が入ります←
そして前日連のコースはこちら。
島が多くて、ここのステージに慣れてないとミスコースしそうですね。
あと思っていた以上に凹凸が激しいことと、傾斜が付いていて所によってはアウト側に膨らまない方がよいところがあったりと難しい路面です。
凹凸が激しいうえにフロントが入らないのでセッティング用にバネを持ってくればよかったと激しく後悔しながら走ってみました。
自分の運転では慣れていないこともあってこんなもんです。。。うまいドライバーの方が乗ればあと1.5秒ぐらいいけそうな気がしますが、
車が富士の路面にあわせたアンダー気味のセットだと話にならないぐらい頭が入らないです。。。おまけに3年落ちのタイヤというのも。。。
が、次の日の本番であろうとこのタイヤしか持ってないのでこれで出ます←
ちなみに弟子君。
終始「ブレーキどこまで詰めたらいいのー?」って感じで戸惑ってました。
二人とも初めてのコースということもあり、走行を解析してその場でできそうな改善点を見つけ出して翌日に進みます。
ちなみに夜はみんなでワイワイおいしい焼肉に行かせて頂きましたが、あの辺焼肉屋さんがやたら多いのはなんなんでしょう??
We participated in JMRC kanto champion series(Autoslalom, Gymkhana) at SARUKURA motorsports land.
長野県の奥地(?)にある、さるくらモータースポーツランド
カートコースみたいな感じですね。四輪車が走るには少し狭いステージです。
久々&初めて走るコースなので下見をかねて前日の土曜日から現地入り。
ちなみに道中、真夜中のSAでかっこいい車と遭遇。
ヴェルサイドのFDでしょうか。
どこかでイベントがあったのかもしれませんね。
その後サクサク進んで現地入り。
ハイカムが入ってアイドリングがかっこよくなっています。
高原だからか、日差しは暑いですが気温は快適です。
パドックにテントが並んでいる光景をみると試合っぽい感じがして気合が入ります←
そして前日連のコースはこちら。
島が多くて、ここのステージに慣れてないとミスコースしそうですね。
あと思っていた以上に凹凸が激しいことと、傾斜が付いていて所によってはアウト側に膨らまない方がよいところがあったりと難しい路面です。
凹凸が激しいうえにフロントが入らないのでセッティング用にバネを持ってくればよかったと激しく後悔しながら走ってみました。
自分の運転では慣れていないこともあってこんなもんです。。。うまいドライバーの方が乗ればあと1.5秒ぐらいいけそうな気がしますが、
車が富士の路面にあわせたアンダー気味のセットだと話にならないぐらい頭が入らないです。。。おまけに3年落ちのタイヤというのも。。。
が、次の日の本番であろうとこのタイヤしか持ってないのでこれで出ます←
ちなみに弟子君。
終始「ブレーキどこまで詰めたらいいのー?」って感じで戸惑ってました。
二人とも初めてのコースということもあり、走行を解析してその場でできそうな改善点を見つけ出して翌日に進みます。
ちなみに夜はみんなでワイワイおいしい焼肉に行かせて頂きましたが、あの辺焼肉屋さんがやたら多いのはなんなんでしょう??
We participated in JMRC kanto champion series(Autoslalom, Gymkhana) at SARUKURA motorsports land.
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2019/08/2019jmrc-ch.htmlJMRC関東チャンピオンシリーズ(ジムカーナ)@さるくらモータースポーツランド①
2019年8月23日金曜日
低速における車のダウンフォースの獲得
モータースポーツをする上で無視できないのが空力です。
この空力によってF1などでは大きな差がつくのはご存知の通り。一般車のように1Gではなく3Gぐらいタイヤに掛けることが出来るので速いコーナリングが可能な訳ですね。
でも低速コーナーやジムカーナにおいてはどうだろうか?
空力はジムカーナのように速度域が低いことや、空力を得るには車高が高すぎるためほとんど頼ることが出来ないので車の基本的な性能だけで勝負が決まることが多いです。
だからこそ全日本選手権レベルになると、ドライバーの腕の差が少ないのに車の性能差があると勝負にならないため、そのクラスに出場している車種がみんな一緒になる(一部例外アリ)わけです。
ということで基本性能を上げていくことが今後弄っていく上で重要なファクターですし、ジムカーナだとみんなそこをどうやってレベルアップさせて1Gを使い切るかに躍起になるわけです。
では基本性能だけで本当に空力に頼ることが出来ないのか?
それこそ他人がやっていない低速のダウンフォースを味方に出来れば大きなアドバンテージになるはずという安直な発想から考えてみました。
ここで話は戻りますが、そもそもダウンフォースはどうやって発生するのか?
ダウンフォースとは逆に揚力の話ですがwikiによれば
>揚力は、物体が流れを変えた事で生じた圧力差により、その反作用として生じる。 上図のように、平板が流れに対して斜めに存在する場合、流体は平板に沿って流れる。平板の下面においては流れと平板が衝突する事によって、平板の上面ではコアンダ効果によって流れが平板に引き寄せられる事によって、流れの方向が斜め下向きに変えられる。流れが上下非対称になり、平板の下面より上面の方が圧力が低くなる。(上図において、流線の間隔が詰まっていると圧力が大きく、開いていると圧力が小さい事を示している。但し、流線の密度が常に圧力を表しているわけではない。)その圧力差によって揚力が生じる。
らしい。つまり物体を挟んで上下の圧力差を作って、圧力の低いほうにその物体が引き寄せられるという物。
F1のウイングなどではこの作用を利用し、ボディ下面ではグランドエフェクトを得ています。
グランドエフェクトとは、調べると連続の方程式(断面積が狭ければ流体の速度は上がる)とベルヌーイの定理(流体の速度が上がれば圧力は下がる)によって発生するものらしい。
だからGTカーなどは車高を低くして断面積を狭くし、流速を上げてボディ下面の圧力を下げてやることによってダウンフォースを得ることが出来るみたいです。
でもこれは上にも書きましたが、あくまで車高が低くて速度が速くなければ獲得することは難しいのです。
じゃあここで発想を昇華させて。強制的にボディ下面の圧力を低くしてあげたらいいのではないのか?
実は自分のこの疑問を実行している人達がいました。それは
「もしこの世にレギュレーションなど存在せず、サーキットにおいて最速の車を作るとしたらどうなるのか?」という考えのもとつくられたのがこの車。(といっても結構前)
レッドブル X2010-X2011
これはGT5(ゲームです)の架空世界の車ですが、現在の最先端のテクノロジーを結集して出来た車だそうです。
この車は以前話したように乱気流を発生させるタイヤにはカバーをしたりウイングを可能な限りバランスを見ながら大きくして、レギュレーションに縛られずセオリー通りの事をとことんやっています。(ちなみにニュルブルクリンクでF1より20~30秒速いそうです!!)
中でも自分の疑問に対する答えが
コレ。一昔前にはファンカーと呼ばれて出場した試合ではあまりにラップライムが速すぎて即座に出場停止となった仕掛け。ちなみに2010年モデルから2011年モデルではより効率の良いファンへ変更しています。
何をしているのかというと、このファンによって強制的に下面の流速を上げ、かつ空気を抜き取り圧力を下げることが出来るので走っていなくてもグランドエフェクトを発生させることが出来ます。これによってこのマシンは理論上スペースシャトルの離陸を遥かに凌ぐ8.25Gのコーナリングができるらしい!?
実際にあったらドライバーの気力が持ちませんね(笑)
結局言いたかったことはこのような反則ワザを駆使すれば低速においても空力を味方につけることが出来る!?と言うことでしょうか。
しかしこんな感じのファンにエンジンの動力を伝える構造は個人レベルだと製作不可能です・・・重くなりそうだし。
一方で効果は圧倒的に落ちますが簡単な構造で強制的にボディ下面の圧力を下げる方法はあるのでやってみようかな?と考えてます。(体感できるほど効果は無さそうですが…)
プラスしてGTウィングやダウンフォースにはならないですがプリウス等で採用されているグリルシャッターの方が効果は簡単に体感できるかもしれませんね。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
How to get ground effect(downforce)?? Is it get at slow range of speed??
この空力によってF1などでは大きな差がつくのはご存知の通り。一般車のように1Gではなく3Gぐらいタイヤに掛けることが出来るので速いコーナリングが可能な訳ですね。
でも低速コーナーやジムカーナにおいてはどうだろうか?
空力はジムカーナのように速度域が低いことや、空力を得るには車高が高すぎるためほとんど頼ることが出来ないので車の基本的な性能だけで勝負が決まることが多いです。
だからこそ全日本選手権レベルになると、ドライバーの腕の差が少ないのに車の性能差があると勝負にならないため、そのクラスに出場している車種がみんな一緒になる(一部例外アリ)わけです。
ということで基本性能を上げていくことが今後弄っていく上で重要なファクターですし、ジムカーナだとみんなそこをどうやってレベルアップさせて1Gを使い切るかに躍起になるわけです。
では基本性能だけで本当に空力に頼ることが出来ないのか?
それこそ他人がやっていない低速のダウンフォースを味方に出来れば大きなアドバンテージになるはずという安直な発想から考えてみました。
ここで話は戻りますが、そもそもダウンフォースはどうやって発生するのか?
ダウンフォースとは逆に揚力の話ですがwikiによれば
>揚力は、物体が流れを変えた事で生じた圧力差により、その反作用として生じる。 上図のように、平板が流れに対して斜めに存在する場合、流体は平板に沿って流れる。平板の下面においては流れと平板が衝突する事によって、平板の上面ではコアンダ効果によって流れが平板に引き寄せられる事によって、流れの方向が斜め下向きに変えられる。流れが上下非対称になり、平板の下面より上面の方が圧力が低くなる。(上図において、流線の間隔が詰まっていると圧力が大きく、開いていると圧力が小さい事を示している。但し、流線の密度が常に圧力を表しているわけではない。)その圧力差によって揚力が生じる。
らしい。つまり物体を挟んで上下の圧力差を作って、圧力の低いほうにその物体が引き寄せられるという物。
F1のウイングなどではこの作用を利用し、ボディ下面ではグランドエフェクトを得ています。
グランドエフェクトとは、調べると連続の方程式(断面積が狭ければ流体の速度は上がる)とベルヌーイの定理(流体の速度が上がれば圧力は下がる)によって発生するものらしい。
だからGTカーなどは車高を低くして断面積を狭くし、流速を上げてボディ下面の圧力を下げてやることによってダウンフォースを得ることが出来るみたいです。
でもこれは上にも書きましたが、あくまで車高が低くて速度が速くなければ獲得することは難しいのです。
じゃあここで発想を昇華させて。強制的にボディ下面の圧力を低くしてあげたらいいのではないのか?
実は自分のこの疑問を実行している人達がいました。それは
「もしこの世にレギュレーションなど存在せず、サーキットにおいて最速の車を作るとしたらどうなるのか?」という考えのもとつくられたのがこの車。(といっても結構前)
レッドブル X2010-X2011
これはGT5(ゲームです)の架空世界の車ですが、現在の最先端のテクノロジーを結集して出来た車だそうです。
この車は以前話したように乱気流を発生させるタイヤにはカバーをしたりウイングを可能な限りバランスを見ながら大きくして、レギュレーションに縛られずセオリー通りの事をとことんやっています。(ちなみにニュルブルクリンクでF1より20~30秒速いそうです!!)
中でも自分の疑問に対する答えが
コレ。一昔前にはファンカーと呼ばれて出場した試合ではあまりにラップライムが速すぎて即座に出場停止となった仕掛け。ちなみに2010年モデルから2011年モデルではより効率の良いファンへ変更しています。
何をしているのかというと、このファンによって強制的に下面の流速を上げ、かつ空気を抜き取り圧力を下げることが出来るので走っていなくてもグランドエフェクトを発生させることが出来ます。これによってこのマシンは理論上スペースシャトルの離陸を遥かに凌ぐ8.25Gのコーナリングができるらしい!?
実際にあったらドライバーの気力が持ちませんね(笑)
結局言いたかったことはこのような反則ワザを駆使すれば低速においても空力を味方につけることが出来る!?と言うことでしょうか。
しかしこんな感じのファンにエンジンの動力を伝える構造は個人レベルだと製作不可能です・・・重くなりそうだし。
一方で効果は圧倒的に落ちますが簡単な構造で強制的にボディ下面の圧力を下げる方法はあるのでやってみようかな?と考えてます。(体感できるほど効果は無さそうですが…)
プラスしてGTウィングやダウンフォースにはならないですがプリウス等で採用されているグリルシャッターの方が効果は簡単に体感できるかもしれませんね。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
How to get ground effect(downforce)?? Is it get at slow range of speed??
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2019/08/downforcegroundeffect.html低速における車のダウンフォースの獲得
登録:
投稿 (Atom)