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2019年8月21日水曜日

L700ミラジーノでヤビツ峠

先日、暇な時間を見つけてやりたいと思っていた街乗り車であるミラジーノの足回り評価のために、ヤビツ峠に行ってきました。
この車にはRS-RとKYBのNew SRがついているのでその評価がメインです。


まずは宮ケ瀬方面からヤビツ入り。

普段の街中でも感じていたことですが、このショックは縮み始め初期が硬く、奥が柔らかいように感じます。
逆に伸び側は癖もなくスムーズに伸びる感じなのですが、フロントとリアのバランスが悪く、フロントに荷重をかけても素直に、言い換えるとすぐに伸びてリアに荷重が移動しやすくて曲がりにくいと感じました。
バネ自体は癖もないので良いと思いますが、バンプの奥の方、特に底づくあたりのレートまであまり変動がなく、いきなり底づいて突きあがる感じがしました。




NewSRなんて特に車種ごとにそこまで開発予算かけれてないでしょうから仕方ないですし、もしスポーツ走行したいなら車高調等の減衰調整できるモデルに変えるしかないですね。





夜になると夜景がきれいな駐車場。昼間来ると展望台とかもあって結構広いんですね。
久々にヤビツ走りましたが昔より落とし穴的な凹凸が減ったような??


という久々の暇な日中を活かして山道散歩という話でした。


I want to YABITSU. I reviewed KYB NewSR and RS-R down spring.

2019年8月19日月曜日

5-0 Ignite(50イグナイト)のイグニッションコイルについて

最近イグニッションコイルを色々見ているのですが、オーストラリアのこんなコンバージョンキットが日本に入ってきているようです。


"5-0イグナイト"というオーストラリアの会社。
こちらはアウディのR8のコイルを流用するキット等を販売しているようです。なぜR8のを流用するのか調べてみると、
こちらのメーカーが言うに、海外において流用強化コイルとしては下記4種類が人気あるそうです。

①GM LQ9/LS2 D585 ‘truck’ ignition coils
②Toyota Yaris ignition coils
③Audi R8 ignition coils
④Nissan R35 GTR ignition coils

それぞれ長所短所があるようです。こちらのページのメリット・デメリット部分の意訳です。


LQ9/LS2 D585 Coils (GM車のコイル)

利点: (オーストラリアやニュージーランドやアメリカでは)中古が手に入りやすく、安価である。
欠点: ドエル時間を長くとりすぎるとエンジンブローさせるリスクがある。また中古品だと劣化具合を見極める必要があり、偽造品が出回っている。


Yaris Ignition Coils(日本ではヴィッツのコイルでしょうか)

利点: 特になし
欠点: ほかのコイルに比べて強力と言うわけでもなく、純正品は少し高いですし、中古品は劣化しているものがある。


Audi R8 Ignition Coils

利点: (デンソーで作っているR8用コイルは)品質が安定している。点火エネルギーも高ブーストや高馬力においても十分飛ばすことができる。(650PHぐらいまでと書いてありますね)

欠点: Haltech、Link、Motec、PowerFC、Nistune、MaxxECUあたりの社外ECUでの制御がオススメ


R35 GTR Ignition Coils

利点: R8用よりも点火エネルギーがやや優れている。
欠点: 1,000PH以下の出力のエンジンにおいてはオーバースペックであり、高価。


ということで35GT-Rのコイルが一番優れているが、普通のチューニングにおいてはR8のコイルでも十分であり、安く済むというのがメリットのようですね。



コチラのメーカーはコイルだけでなくプラグコードもセットで販売してくださっているようですね。値段を見てみるとキット価格がオーストラリアドル$338で輸送費が$63.23とのことなので合計すると45,000円弱と言ったところでしょうか。
既にECUがハルテックやニスチューンに変わっている方はこの価格でプラグコードも新品になると考えると良いかもしれませんね。

純正書換やポン付けしたいという方は以前ブログを書きましたが、上記でも最高級品と記載されている35GT-Rのコイルを用いているIPコイル(イグニッションプロダクツ)のコイルの方が日本においてはお手軽かもしれません。


プラグコードは含まれていませんが、ポン付けと言うことを考えたり、スペックを考えるとこちらもお手軽ですね。

(2020.8.20 公式ページが少し更新され、上述した内容が変わり、ポン付けできるようになったようですので続きのブログはコチラに)


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。



How about ignition coil of 50ignite?? Is it to enhance ignition systems?

2019年8月16日金曜日

2020年オリンピック期間の富士スピードウェイの閉鎖について

来年の2020年はオリンピックが開催されますが、モータースポーツのメッカである富士スピードウェイは自転車競技の会場として使用されます。


これに伴い富士スピードウェイが準備期間を含めて使えなくなるという情報を入手しました。
オリンピックは2020年7月24日~8月9日、パラリンピックが8月25日~9月6日という日程です。
うち自転車競技についてはパラリンピックの9月4日が最終日となるようです。

オリンピック期間はサーキット従業員の方も入れないそうですが、準備期間等を含めていつからいつまで閉鎖されてしまうのか聞いてみたところ2020年6月~2020年9月下旬まで閉鎖されてしまうとのことでした。
(2020.4.3追記)
オリンピックが延期になったため、2020年内各種施設が使えるようになったとのことです。


まだ確定ではないかもしれませんが、少なくとも4カ月程使えない期間が発生するようです。
個人的には一番近いサーキットだったので月1〜2回利用させて頂いてますが、期間中は他のところで開催される練習会等を探さざるを得ないですね。

オリンピックに向けてなのか現在もジムカーナ場の上にあるP11もきれいに舗装されていましたし、西ゲートのところにも何か建てるみたいです(ハイアットホテルだとか?オリンピックには間に合わない気がしますが。)。サーキットの目の前に小山インターや富士モータースポーツビレッジが出来たりと、どんどんあのあたりが変わっていきそうですね。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


How long will Fuji international speedway be closed by the TOKYO 2020 Olympics?

2019年8月13日火曜日

IPコイルの評価について(SR20)

評判の良いイグニッションプロダクツ(IP)のコイルを導入してみましたのでその評価等です。



以前のブログで書いたように、高負荷で高回転まで回した後のアクセルオフ等で失火症状が出てしまい、かぶってしまう症状が出ていました。



この動画で言うところの10秒や25秒あたり。
カブって加速出来なくなっていました。

原因としては点火が弱いことによるカブりと現車セッティングのミス等が考えられました。(マップ側での吹き返し対策)
現車合わせについてはこの症状が出てから2回ほどリセッティングし、だいぶ症状が出てこなくなってはいましたが暑い時期になると特に出てきてしまうことから、SR20の泣き所であるイグニッションコイルが熱でダメになったかもしれないと考え、点火系を見直してみることにしました。

昨年純正のイグニッションコイルに交換したところ症状が改善されたのですが、暑くなってきてまた症状が出てきてしまい、同じことをやっても面白くないので違うイグニッションコイルを試してみようと、以前ブログにまとめたIGNITION PROJECTSという、R35GT-Rのコイルをベースにしたイグニッションコイルがドリフト等の競技でも評判が高いことや、ドエル時間が長くとれる等の利点があることから導入してみました。



取り付け方がちょっと特殊ですね。
(今年の夏以降のモデルは現在は形状が純正と同じような外観に変更し、取り付けも簡単になっているそうです。)


取付をして街乗りをしてみると違うと感じたのは下記2点です。

・坂道での1,300~2,000rpmあたりのトルクがある気がする。(それ以上の回転では違いが全く判らなかったです)
・アクセルオフでエンジンブレーキを使っているとき、これまである特定の回転域におけるエンブレではマフラーからパンパン音が出ていた(未燃焼ガスが排出されていた)のですが、ほぼ音が出なくなりました。



1点目についてはプラシーボ的な感じなので明らかに差があるかは微妙なところですが、2点目については明確に差が出ました。
このことから言えることは、今までよりも燃焼効率が上がっているのではないかと推察できます。



街乗りでの違いについては上記な感じですが、一番肝心な競技走行時(全開走行時)における失火が出ないかというポイントです。
先日の富士スピードウェイでの走行においてはこんな感じです。




2速から1速へのシフトダウン回数が結構あるコースでしたが、1度も症状は出ませんでした。
あとは昨年交換した純正コイルは1年しか持たなかったので、それと比べて耐久性については様子見と言ったところでしょうか。
(なお全開走行における出力向上については、改善しているのかもしれませんが自分の体感ではわかりませんでした。)



いずれにしても35GT-Rがベースと言うことで、熱耐性、耐久性や性能も大きく向上しているでしょうから、今後イグニッションコイルを交換される際は選択してみてもよさそうですね。

IGNITION PROJECTS/イグニッションプロジェクツ パワーコイル マルチスパーク S15/SR20DET 商品番号:IP-M134405
by カエレバ

性能は勿論のこと、耐久性もよさそうですし2回以上コイルを交換するようであればイグニッションプロダクツのコイルを選択した方がコスト的にも賢い選択になるかと思います。
(ちなみに以前記載したSplit Fireも安価ですから単純な交換ならば良いと思いますが、製造元が純正と同じ所なので耐久性は純正と似たり寄ったりかと思います。)


2019.9.13
点火だけでなく、吹き返しによるストールも発生したので追記しました。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。



How about ignition coil of IGNITION PROJECTS?? Is it to enhance ignition systems??

2019年8月12日月曜日

2019年ニュートンランド富士ジムカーナシリーズ第5戦

先日の日曜は富士スピードウェイで開催されている富士ジムカーナシリーズ第5戦に参加してきました。




1週間ほど前までは台風で荒れる天気の予報でしたが、快晴で過ごすことができました。
3カ月ぶりに自分の車とご対面し、乗るとやはり強化クラッチというのは左足にきますね。。。

そんなリハビリをしたいお日柄に設定されたコースはこちら。


来月開催される全日本ジムカーナ恋の浦ラウンドを見据えてなのか(?)フリーターンの設定が。
コース図見るだけでも難関だとわかるフリーターン位置の設定。。。激ムズな上に、ずっと荷重が片方に乗っているようなコース設定のため、A052やRE-12D等が販売されている現在においてはそこそこハイグリップタイヤであるZ3を履く自分を含めた車両には中々手ごわいコースです。

出来る限りボトムスピードを落とさないように、落とさないように。。。と考えながら走った1本目。



無難な走りでトップで折り返し。ブレーキがヌルいなぁと思って頑張った2本目はコチラ。





頑張りすぎて42秒あたりの突っ込みが止まり切れずオーバーラン。。。。
これにてズルズル落とされてしまい3番手にてフィニッシュ。




あと1秒弱ぐらいは詰めれるなぁと思って左足ブレーキまで使って走った反省走行。



タコったところもあり微妙な感じでしたが、ベストより0.5ぐらい上げれました。
ちなみに弟子君は自分より生タイムが0.6ぐらい上なので負けてます←

夏ということもありパワーがめっきりでなくなってきましたが、2019年のシリーズもこれにて折り返しです。
ちょいと時間に余裕もでてきたので3年ぶり?ぐらいに公式戦にエントリーでもしてみたいと思います。



走行結果より一番うれしかったのが、前回の走行で出てしまっていた失火症状が改善され、アクセルを踏めば普通に加速するという普通の状況にやっと治りました。。。
それについてはまた次回のブログにて。

We participated in NEWTONLAND Solo2(Autoslalom, Gymkhana) series5 at Fuji speed way.

2019年8月8日木曜日

ドリフトやジムカーナにおけるレーシンググローブの選び方

ドリフトやジムカーナなどは片手でハンドルを回すことが多い競技ですが、その時に必要になるのが「片手でハンドルを回せるか」という点になるかと思います。
片手でハンドルを回すということは手のひらでハンドルをグルグル回せないといけないのですが、そのためには手のひらがグリップするグローブを使わないと回すことができません。
(ハンドル自体がバックスキン等のハイグリップなものに変えてあればよいですが、普通は皮系だと思われるので滑ります。)

グリップが良いグローブとなると、手のひら側の素材が皮系のグローブだと滑るのでゴムやシリコンがプリントされたグローブとなるのですが、そういったグローブはカート用によくみられる構造です。


コチラはスパルコのもの。
ゴムの藤壷みたいなイボイボがついている構造。

こちらの使用感としてはイボイボのせいでハンドルが太くなったように感じてしまうことが欠点としてありますが、グリップは抜群です。
ただしこのイボイボが割とすぐポロポロ取れてしまうので耐久性はあまりよくなかったです。



コチラはアルパインのもの。
シリコンゴムがプリントされていて、この写真とは違うモデルでしたがハンドルも掴みやすく、グリップも申し分なかったです。安価ですし。
ただしこのシリコンプリントがわりとすぐはがれてきてしまうのでコスパ的にみると?でした。


というわけで色々と探した結果、現在はSilverstoneのオリジナルモデルを使っています。
手のひら側にグリップの良いゴムを使っているにもかかわらず、3年使用しておりますがほとんどはがれておらず、耐久性が良いです。が、消耗品には変わりないので新しいのを検討しに久々にモータースポーツ用品店へ。

まずは自宅から徒歩圏内にモンスタースポーツがあるので、その中にDESSPEEDというモータースポーツブランド用品店が入っているので行ってみました。


お店の中で写真は撮れませんでしたが、レーシンググローブは3種類ありました。


全ての製品が手のひら側の素材が皮だったのが残念でした。
ただこの中で言うと612と言うモデルが皮にしてはかなりグリップが高く、普通の周回レースであればぜひ使ってみたい感じでした。
(聞いてみたところ、羊の皮をパンチング加工して縫い付けているものなのだとか。羊の皮ってグリップするんですね)



ということでドリフトやジムカーナ、時々カートもやる自分はもっとグリップするグローブが良いため、現在も使っているグローブのSilverstone Racingを製作しているRACさんへ。


自分が使っているのはSTARTⅡというモデルですが、現在はSTARTⅢに移行しているそうです。


このSTARTⅢを見せてもらうと、ゴムがはがれないように圧着されている点は変わらないのですが、ゴムの厚みが2種類あります。


写真だとわかりにくいですが、奥のグローブは薄いゴムのプリント、手前は厚めのゴムのプリントとなっています。
手前側は1mmぐらい厚みがあるんじゃないかというぐらいゴムがモリモリです。

触ったり皮に対するグリップを見させてもらいましたが、厚いゴムの方が食いつきが良いと感じたので厚い方にしました。
ちなみに今後は薄い方が主流商品になっていくらしいので、厚いゴムが欲しい方は早めに購入された方が良いそうです。

ネット通販で購入される際はどちらが来るのか確認した方が良さそうです。


What types of racing glove is the best for Drift, Autoslalom and racing kart??