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2018年10月5日金曜日

Accelera TIRE(アクセレラ タイヤ)について

今回は新たなタイヤメーカー、アクセレラについて。


最近になって聞いたアクセレラというタイヤメーカーがあります。



こちらはインドネシアのタイヤメーカーで、EP TYREというメーカーが製造しているブランドだそうです。
現地のHPを見てもバグなのか、自分の端末では表示ができなかったのでよくわかりませんが、スタッドレスタイヤも製造しており、近々輸入されるようです。




このアクセレラというタイヤを輸入しているのは北海道の札幌にある株式会社タカハシ商会というインポーターのようです。

このブランドの中でモータースポーツ的に気になるのが、アクセレラ 651 SPORTと呼ばれる、同社のスポーツラジアルです。



アクセレラ651スポーツは耐久性(ゴムの柔らかさ)を示すトレッドウェアは200で、国内ではドリフトで使用されている方がいるようです。


この方のを始め、ネット上のドリフトやグリップ走行されている方の評価をまとめると

・サイドウォールはハイグリタイヤの中では柔らかめ
・縦方向はあるが横は腰砕けの症状がある

ということで、イメージとしてはナンカンのNS-2Rといった所なのではないでしょうか。
とすると少し空気圧を高めにして、サスセッティングを少し固めにする事で良い動きをするかもしれませんが、実際に履いてみないと細かいことは言えないですね。

値段もかなり安めですので、大会とまでは行かなくても練習でそこそこいいタイヤを履きたい方は良いかもしれません。


購入はインポーターであるタカハシ商会の直販サイトであるSuper TIREMARKETから買うのが1番安そうですね。


18インチでも1万円を切るようですのでかなりお手頃ですね。

2020.2.17追記
こんな記事が出てました。



ハイグリップの中ではセカンドグレードと言ったイメージでしょうか。

一方でトレッドウェアが100と言うかなり柔らかいゴムのモデルが発売され、そちらの評価はかなり高いようですのでまとめました。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


This blog is about "What is Accelera TIRES? How does the grip? If you want to read this blog, Please press "Translate" buttons near the top of this blog.


2018年10月3日水曜日

イケヤフォーミュラ訪問

以前も記事を書かせて頂きましたが、今日は仕事でイケヤフォーミュラさんに訪問しました。


出社し、浅草に移動。



お昼は浅草で外人さんにも人気らしいラーメン屋さんにて腹ごしらえ。



卵がダルマ型していて特徴的ですね。


東部特急乗ろうとしたら駅前で栃木フェアと称してダイコン配ってましたw




いざ電車に乗って栃木のイケヤさんへ。
工場やその後昔フォーミュラに参戦されていた頃使っていた事務所(現在倉庫)をヤボ用で訪問



その後やっとショールームへ。


モーターショーでも飾ってありましたが、オリジナルのV10エンジンのモックアップがお出迎え。
現在絶賛製作中みたいです。

勿論一般ユーザーが良く見るシーケンシフターやアーム類も。



イケヤさんのオリジナル技術で、あのIF-02RDSでも搭載されているシームレストランスミッションの展示品が目立ちますね。

実はアーム類だけではなく、ギアやLSDなどの駆動系やダンパーも製作されています。
元々フォーミュラのギアを作っていたりしたのでこのあたりも得意分野とのこと。

ダンパーやLSDは大手の量産品とはかなり違った構想で自社で1から設計・生産されており、是非一度使ってみたいところですね。

また個人的に色々お話伺いに行きたいと思います。


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2018年10月2日火曜日

スプリングメーカーによる挙動について考える

今回はバネのネタ。

最近日本における四輪用オーリンズでは有名なAZUR代表がバネの違いについてわかりやすく解説している動画がアップロードされています。



こちらの動画で解説されているのをまとめると

・同じバネレートでも巻き数によって反発(伸び)スピードが変わる
・巻き数が少ないバネは構造上ヘタりやすいため、ヘタりに強い素材を使う必要がある。

ということになるかと思います。
これらを踏まえて各社のスプリングを見てみたいと思います。


・Swift(スイフト)
日本国内では大手のSwiftスプリング。
こちらのメーカーの特徴としては、とにかくバネ自体の重量が軽い、価格が比較的安価というところでしょうか。


画像左の水色がSwiftで、右の紺色は後述するHYPERCOです。

画像を見てもらうとわかります通り、巻き数が少ないため、重量も軽くできていると思われます。ということは伸びが早く、スラロームなどの伸び縮みが著しく速い動きには対応しやすいのではないかと形状から推察されます。
個人的な印象としては、荷重移動した際の縮みは素早く縮むので姿勢は作りやすいが、縮んだ状態時(コーナリング中)に微妙に「反発→縮み」を繰り返すので高速コーナーでじんわり荷重が動いてほしい時は細かく跳ねてしまうように感じています。
本当かどうかは私自身は体感的にはわからないのですが、よく「ヘタりやすい」という噂は聞きます。ちなみに3年ぐらい着地させたままのスプリングも取り外して自由長を測定してみましたが、縮みが1%未満でしたので外見からのヘタりは確認できませんでした。ただ金属疲労等によるレートの立ち上がり等は機械にかけて測定しないとわからないですね。
価格もお手頃ですのでそこまで求めるのも酷かもしれませんが。

・HYPERCO(ハイパコ)
国内外で使用されているアメリカの大手メーカー。
日本ではミノルインターナショナルが代理店をされています。
特徴としてはメーカーが「永久ヘタり保証」を公言していることでしょうか。


画像を見てもらうとわかる通り、巻き数がSwiftよりも多くなっています。ということは伸びがSwiftに比べると穏やかに反発するので幅広く使用することができるのではないかと推察されます。また線径も太く、バネ自体の重量も重くなっています。
個人的な印象としては、縮みは踏ん張り、伸びは早すぎず素直という印象を受けています。フロントに使用した場合、ブレーキを踏むとフロントが踏ん張りながら縮み、離すと素直に伸びます。縮んだ状態(コーナリング中)の挙動は非常に安定しており、高速コーナーで扱いやすいと感じています。ちなみにヘタりについてはSwiftみたいに長時間縮めた状態のバネが手持ちでないのでわかりませんが、巻き数も多く重量が重い(それなりの素材を使っている?)ですし、メーカーが公言しているぐらいですからヘタりには強いのでしょう。

・Eibach(アイバッハ)
国内外で使用されているドイツのメーカー。


画像は一応同じぐらいのバネレートで自由長が同じバネのものを持ってきたつもりですが、これだけ見ますと巻き数がHYPERCOよりも半周ほど多くなっています。ということは伸びがHYPERCOに比べると緩やかに反発するのでよりマイルドな動きをするのではないかと形状からは推察されます。線径はHYPERCOよりも若干細いでしょうか。
個人的な印象としても、荷重移動した際の縮みは遅く、また伸びも遅い、つまり全体的にマイルドな印象で、とてもオールマイティに使いやすいバネであると感じています。一方で一気にガツンと潰したい時に跳ねるような挙動を示したこともあったので、あまり急激な荷重移動をするような動きには向かないのかもしれません。(その挙動は数回しかないので原因は別かもしれませんが。)
ヘタりについても1年ぐらい接地したままのバネでは自由長の誤差が1%以下なのでこちらも自分自身で確認する限りはヘタってないようですが、金属疲労については測定しないと何とも言えません。

その他にもベステックスや今話題のサスペンションプラス、HALスプリングなどもありますがこちらは使ったことがないので外観から動きをそのうち考察してみようと思いますので、興味ある方はチェックいただければと思います。
どの会社も上記の会社と違って自分自身で製造はしておらず、ファブレスで自社ブランド商品をどこかの工場に作ってもらっているようですね。

2019.2.20
サスペンションプラスさんに他社さんと比較しながら特性についてお話を伺うことができましたのでまとめました


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


This blog is about "How about Swift,HYPERCO and Eibach springs?? What is the difference between Swift,HYPERCO and Eibach?" If you want to read this blog, Please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年9月30日日曜日

ミラジーノにチャイルドシート(フラウディアグロウ)

どれだけ需要があるのか知りませんが、3枚ドアのL700ミラジーノにチャイルドシートをつけるとどうなるのか記載します。

以前も触れましたが、普段は3枚ドアでマニュアル5速のジーノSに乗っています。


3枚ドアで家族三人で乗っています。
家族車でもルックス重視で3枚ドアというのがお気に入り☆


ですが子供をのせるにはチャイルドシートが必須です。
使っているチャイルドシートは、チャイルドシートの中でも大型のAprica、フラウディアグロウを装着しています。


Apricaのホームページをみれば分かりますが、新生児から3歳ぐらいの幼児まで幅広く使え、倒す事も回転させる事も、フラットにする事もできるので子供にとっては快適かとおもいます。

こちらの商品の難点としては、回転させる際のレバーが固く、背もたれを若干上げながらレバーを操作しないと動かない所でしょうか。


かなり大型のチャイルドシートですが、ミラジーノの3枚ドアにつけるとどうなるか。


こんな感じ。
運転席ともある程度余裕ができ、回転させる事もできます。
ちなみにこれで子供が4ヶ月の頃、東京⇒大阪間を往復しましたがスヤスヤしてました(笑)

ミニライトスペシャルなど、3枚ドアで子供を乗せるからと乗り換えを考えなくてもわりと大丈夫ですので参考にして頂ければと思います。




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2018年9月28日金曜日

カーボンクラッチの滑りと寿命について

今回はカーボンクラッチについて。
以前自分はDC2に乗っていました。


このとき使っていたクラッチディスクはATSのカーボンシングルクラッチです。




ATS社のホームページにも車が掲載されてたのを調べてて初めて知りました(笑)

レビューとして半クラして暖める等しなくても、普通のノンアスクラッチ同様の操作感で扱うことができる上にディスクが軽いのでイナーシャが小さく、シフトの入りが大変良いので素晴らしい商品です。

ただ注意しないといけないのが、以前ミッションブローの際に触れたように、繋いだ時の衝撃がダイレクト過ぎると駆動系にダメージが出てしまうという点です。

ATS社のホームページによれば「ミッションへの衝撃力を緩和し~」と記載されていますが、単純にカーボンディスクは固すぎてフライホイールやクラッチカバーの接地面のゆがみに対応できないため、ディスクの付け根側(センターハブ側)をある程度フレキシブルに動くようにしているだけで、駆動系保護するためのダンピングができるようにはなっていないのではないかと思われます。
(カバー側のハンガースプリングでいなしているだけ?)


さらに冷間時は繋いだ瞬間わずかに滑る(DC2の出力において。気になる程ではない)のですが、やはり温まるとドンッと繋がるので駆動系は消耗品と考えられるなら良いですが、駆動系が弱い車種であれば避けた方が良いかもしれません。
ちなみに自分がDC2に乗っている時はドラシャやファイナル等の駆動系は消耗品と割り切って、シフトの入りを重視してたので気にしてませんでした(爆)


また寿命ですが、ディスク自体はノンアス等に比べて減りにくいですが、先にカバーの圧着力が弱くなったので一度カバー側の調整をお願いした事がありました。
よってディスクの寿命だけで言えば長いのでコスパは良いですが、結局カバー側の調整等が発生するのでミッションの脱着は定期的に行い、確認を行ったほうが良さそうです。

  これはロードスター用ですが、シングルクラッチであればべらぼうに高いわけでもないのであまりかまえなくても良いと思います。




現在のS15では昔みたいにしょっちゅうミッション降ろしたりしないので、耐久性を重視すべくクラッチディスクも前はメタルディスクを組んでいましたがあえてグレードダウンさせてダンパー付のノンアスディスクを使って駆動系保護を優先させています。

が、メタルやカーボンディスクに比べるとクラッチペダルを踏んだ時の「キレ」が悪く、変速しにくいのが難点です。

根本的な解決にはなりませんが、クラッチペダルを調整してかなり手前から駆動が切れるように調整し、ペダルを踏みきってシフトを変速するタイミングまでには駆動切れを完了しやすくさせたことで、競技中のシフト入りもだいぶ改善されました。


画像は拾い物です。
プッシュロッドを調整し、ペダルを踏んだらすぐクラッチが切れるように調整しています。
カーボンクラッチにしたいけど駆動系のトラブルに悩まれている方は参考にして頂ければと思います。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。



This blog is about "How about ATS carbon clutch??" If you want to read this blog, Please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年9月25日火曜日

2018年TMSC富士ジムカーナシリーズ第3戦

先日の日曜日は土曜日の練習に引き続き、競技会に参戦してきました。
ここ3年ぐらい連続して参加させて頂いているシリーズ。

JAF公式戦でありながら、とても参加しやすい雰囲気が魅力のシリーズかと思います。

前日の土曜日は終日雨で、全開にできない新品ミッションの慣らしには最適で、よりスムーズにシフトできるようになったので、日曜日は全開で行こうと判断。

迎えた日曜日は晴天。



マツダフェスがやっていたようで、たくさんの人がゲート前で待機されていました。

入場後は会場で競技車検。
となりにいる弟子君も無事に通過。




コースはこちら。


久々にスラロームが織り交ぜられた設定。
完熟歩行で歩いてみましたが、7番~14番のオフセットされたスラロームがかなりの鬼門でした。

迎えた本番一本目。



自分だけでなく、クラス全員が一本目パイロンタッチによるペナルティという面白い展開に。
ですが生タイムでは弟子君に0.5秒ほど差を付けられているので2本目に向けて修正点の洗い出し。具体的にはブレーキのポイントと各コーナーのハンドル切角を修正してみました。

迎えた2本目。
弟子君から自分の走行が連続だったのであわせて。



弟子君がクラスベストタイムを更新し、そのタイムをなんとか0.5秒ほど上回って勝つことが出来ました。
今シーズンは2回目の優勝。次の最終戦も表彰台に乗れれば3年連続のシリーズタイトル獲得となります。




表彰後は他の方の車両のセッティングアドバイス等をさせて頂いたり、自分の車のセッティングを変えて実験し、ムフフな設定をみつけたりして終了。
次回の走行までに慣らしを終えたミッションオイルの交換をします。





オイルはTAKUMIオイルを利用させて頂いております。
普通に上記のサイト等の通販でお手頃価格で購入できるのが良いですね。
自分は75W-90を入れさせていただいておりますが、ドリフトやサーキット周回をするようであればデフに入れるような85W-140等の固めを入れた方が油膜切れしにくいかと思われます。



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