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2020年2月29日土曜日

スライドジムカーナという新競技

こんな記事を発見しました。





スライドジムカーナと呼ばれる、ジムカーナとドリフトが融合した競技のようです。

ジムカーナはやったことある人が見れば面白いですが、初めて見る方やちょっとした車好きの方からすると何が凄いのかよくわかりにくい競技です。そこにドリフト的な要素も入るのであれば観ている観客側としては楽しいですし盛り上がりますよね。


最近ではケン・ブロック選手が考案してアメリカで開催され、2018年には斎藤太吾選手が優勝した「ジムカーナ・グリッド(Gymkhana GRiD)」という競技が連想されますね。


気になるルールですが、カウンターステアになっていれば角度は気にしないという事で良ければローパワーかつ切れ角がない車でもなんとかなりそうです。ただFF車をはじめ、タイムとスライドのバランスを取るためにマシンメイクが少し変わって来そうな気はします。

競技の主力車種もFRは勿論、スライドしつつもタイムを出そうというのであれば4駆が流行るかも?


新しいジャンルの試みなので、今後の展開に期待ですね。

This year, "Slide Gymkhana" will be held in Japan. Is it a similar to Gymkhana GRiD?

2020年2月26日水曜日

山梨の新しいジムカーナ場2 ~ふじてんスノーリゾート~

先日サンメドウズ清里の代わりに身延4輪ジムカーナ場が整備されている旨を記載しましたが、今度は富士スピードウェイがオリンピックの関係で長期使えない期間があるため、代替案としてふじてんスノーリゾートと呼ばれるスキー場の駐車場がジムカーナ場として使用されるようです。

JMRC神奈川
のHPより。

自分も学生の頃、何度も道志道を超えて滑りに行ってました。確かにあそこの駐車場はかなり広かった記憶があります。
JMRC神奈川ジムカーナシリーズの会場として用いられるそうですが、神奈川シリーズのみならず将来的には練習会等も開催されれば嬉しいですね。



個人的には富士スピードウェイに行くのとそこまで変わらないので、この会場であれば近くて助かります。

母校のジムカーナ合宿は遠方のスキー場の駐車場を借りておりますので、もしふじてんスノーリゾートが夏季継続的に借りられる会場なのであれば近場で済み、経済的にも肉体的にも楽になりそうです。(関東近県の大学さんはかなり楽になるのでは?)

ただ粗い路面だと柔らかいタイヤがすぐなくなってしまうので、路面状況も気になります。
いずれにしても新しい会場が増えるというのはうれしいですね。



I heard new venue of gymkhana (autocross, autoslalom) in Yamanashi Japan.

2020年2月25日火曜日

ニュートンランド富士ジムカーナシリーズ第2戦

オリンピックの関係で2020年は早めに始動。もう2回目の開催です。
今回もスタッフとして参加させて頂きました。


朝から快晴。
気温はそこまで寒くありませんでしたが、風が強くて体感温度はかなり寒かったです。
そしてコース図はコチラ。


荷重移動リズムがかなり細かく、ハンドル片手操作が非常に多めな設定。
パワステが軽い最近の車(電動パワステ車)が有利なコースですね←

今回もVALINOタイヤのテストがメインに走行。ちょいちょい条件を変えながら走行し
てみました。
アタックヒート1本目はコチラ。



路温約20℃という事でPERGEA 08RSに適した温度域に入りつつありますが、気温が低く風も強いのでタイヤのトレッド温度は約10℃と冷えた状態でのスタート。
やはりスタート直後はヴァリノタイヤを以前評価したように冷えているため前に進みません。サイドセクションのハンドルが間に合っていないのはドライバーの右腕が貧弱でパワー不足だからです←


少し空気圧等を調整してアタック2本目。


ハンドル間に合うように意識して走ったら少し良くなりました。
タイヤ評価については次のブログでまとめますが、タイヤに合わせたドライビングが全然できていなかったと監督から言われてしまい、帰ってから大反省会でしたOrz


ドライビングは勿論大事ですが、今までのタイヤよりグリップが良いタイヤなので前に荷重を載せた際のステア操作が非常に重いです。パワステ強化かドライバーの腕力強化が必要と感じるほどに。。。低速セクションのハンドル操作が遅れて車速を落とさざるを得ない状況が多発しているので、次回は運転する1週間前から筋トレすることとします←



アタックヒートの結果としては棚ぼた的な感じでトップでしたが、生タイムでは秒で離されてしまったので、この気温で超ハイグリップタイヤ達とヴァリノタイヤで競うのはドライバーの腕や車の違いを加味しても中々厳しそうです。気温があと5℃ぐらい上がれば希望が見えてきそうな感じでしょうか。


そして久々登場の弟子くん。


このポージングは内輪ネタなので意味はありません←
久々のエヴァンゲリオン風味SW20の走行はこちら。


タイヤとブレーキバランスが先日筑波2000を走った時のままなので辛そうですね。
せめてパッドだけでも戻しておけば楽しかったかも?
スタッフやっているとセッティングなど考えている暇が無いので厳しかったですが、楽しく1日過ごせました。

今回の走行をもって自分と弟子くんは早くも休眠シーズンイン。
その間はKっくんが頑張って走ってくれることに期待してます←


関連記事などは↓の関連ページや検索等からご参照ください。

We participated in NEWTONLAND autocross(Autoslalom, Gymkhana) series at Fuji international speedway.

2020年2月22日土曜日

Zeknova RS606 R1のコンパウンドと評価について(ゼクノーバ、ゼクノバ)

以前もブログで触れましたゼクノーバタイヤについてあまりフォローアップ出来ていませんでしたが、同社の公道を走れるハイグリップタイヤの最上位モデルであるRS606のコンパウンドラインナップが更新されているように見受けられます。
さらに日本における販売ルート(販売会社)も変わったようで?


こちらは昔から存在しているZEKNOVAタイヤのHP




こちらはZEKANOVA Japan SalesのHP。(ZEKNOVAジャパン販売)

最近SNS等で活発に活動されていますし、日本において流通しているZEKNOVAタイヤはゼクノバジャパン販売さんがメインで動かれているのでしょうか。
コンパウンドもR1がトレッドウェア(TW)140、R3が100、R4が240というラインナップになっています。(前はR1〜R4にかけてトレッドウェアが硬くなっていくラインナップだったかと思います)
ゼクノバジャパン販売がラインナップしているR3は競技用なのか、HPでも欠品中になっているので一般流通は今のところしていないのかもしれませんね。




〜最上位コンパウンドR1には2種類!?〜

という事で流通モデルとしてはR1が上位グレードとなりますが、R1の中でも2種類あるようです。

もともと販売されていたのはTYPE-Sと呼ばれるかなり柔らかいゴムで、後から出てきたのがTYPE-Hと呼ばれるサーキットアタックされる方に人気の熱入りが悪い代わりにトレッド剛性があるらしいモデルです。
調べてみると0℃からグリップするコンパウンドがTYPE-S、25℃~がTYPE-Hと呼ばれているようですね。
RE-12D typeAやヴァリノもそうですが、やはり冷間グリップを強めてしまうとサーキットユースには向かないみたいですね。


自分がテスト依頼頂いた試作モデルはR1のType-Sの原型だったのかもしれません。


現在市販されているモデルのインプレはコチラの方の記事が非常に参考になります。

ただこのTYPE SとHというのをそれぞれどうやって買えるのか調べてみると、基本的に現在R1としてネットで流通しているのはTYPE Hの方で、TYPE Sは個別にオーダーしないと流通していないようです。
冬場のジムカーナやドリフト競技でのスタートではTYPE-Sの方が文字面だけみると良さそうですね。



2020年2月時点ではZeknovaタイヤに限った話ではありませんが、コロナウイルスの関係でどのメーカーも工場が閉鎖されていたりして欠品していたり、納期が延びてしまっているようですので、サーキットでアタックされる方はフレッシュタイヤをなるべく早く確保に向けて動かれた方が良さそうです。


今年は暖冬なのでサーキットで使われる方は早めの確保が必至です。



関連記事などは↓の関連ページや検索等からご参照ください。

I heard Zeknova RS606 R1 model has two types of tread rubber. What's the difference there?

2020年2月19日水曜日

フリード ハイブリッド(ホンダi-DCD)の燃費運転について

新しいFit4が発表されていますが、これまでのFit3やヴェゼル、シャトルなどのハイブリッド車にはモーターが組み合わされたDCTミッションであるi-DCDが搭載されています。
ベースがマニュアルミッションなので運転している側としてはとても楽しいミッションです。

ただ燃費を追求すべくモーターを積極的に使おうとすると、下記の動画にあるような構造をしていることが所以なのか、トヨタのハイブリッドと違って加速時のアシストを行うというよりは等速運転時(巡行時)にEVモードになってモーター単独駆動できる領域が広いように感じています。



これがi-DCDの構造。

この動画では解説されてない点として、燃費を良くしようとすると少し癖のある運転の仕方をしないといけないように感じていましたが、その具体的な運転の仕方についても、上の動画と同じ方が解説されていました。


まさにこれで、アクセル強めに踏んで素早く加速して、等速運転になったらEVモードで巡行するというのが燃費の良い走り方になるようですね。

自分が感じたトヨタのハイブリッドとの違いは、トヨタは割と広いレンジでモーターアシストされますが、モーター単独での駆動(EVモード)走行と言うのは時速40km/hぐらいまでの低負荷走行のみ。一方ホンダはモーターアシストは弱いけれどもモーター単独での駆動(EVモード)での走行レンジが広い(場合によっては高速道路でもEV走行できます)というイメージです。


ですので加速や減速が多い日本の街乗りですとトヨタの方が燃費が良いように思いますが、郊外や高速道路等の巡行運転が多いような道であればホンダのハイブリッドの方が燃費が良いかもしれませんね。(伝達効率的にはマニュアルベースのホンダの方が良いでしょうし)

ただホンダの場合上の1つ目の動画でもありますように奇数段にモーターが載っている構造となっていることから、偶数段での走行中だとEVモードに入らないこともあるようです。


常に今ギアが何速に入っているのか確認しながら運転できればより燃費運転に繋がりそうですし、この車でやる事ないと思いますがスポーツ走行する時にも参考になりそうです。


特にSOC(State of charge)と呼ばれるバッテリーの実際の残容量を監視できればより効率的にEV走行に切り替えて運転できそうですので、車両状態を確認できるモニターを導入したいと考えてますが、慣れると感覚的に分かるそうですので?購入するか検討中です。

まだドライバー側が慣れてないですが、東京23区および千葉方面の下道のみで26 〜28km/lぐらい出てるので、ミニバンとして考えるとかなり燃費いいですが引き続きインプレしていきます。

今後フリード関連のブログはこのブログの「フリードハイブリッド」タブ(ラベル)にまとめて行きますのでご覧頂ければと思います。


Is that any way of driving methods to improve fuel consumption of HONDA Hybrid??(FREED i-DCD transmission).

2020年2月16日日曜日

ボディコートで低速域での空力!?(GRエアロスタビライジングボディコート)

空力と言うのは大雑把に言うと速度の二乗で効いてきますから、ウィングなどをつけることで質量が増えることなくグリップを増大させたりすることができると強い武器になります。
逆に低速域ではほとんど意味がないことから、空力よりはメカニカルグリップに頼るしかありません。

ちなみに以前のブログでふれたファンカーであれば低速でもダウンフォースを手に入れられますが。。。。


ところがトヨタのGRからこんな製品がラインナップされたという記事を発見しました。



ボディに塗るとことで帯電をコントロールできるという商品。
確かに帯電をコントロールすることで空気の流れが変わることは事実だとは思います。以前アルミテープを車体に張り付けることで帯電をコントロールする商品も同じくGRからリリースされていた記憶があります。

個人的に気になるのが上のTweetでも触れましたが、こちらの記事の後ろの方にあるこの写真


こちらの写真を見ると、スラロームで1車身弱差がついている結果を示されています。

例えば富士スピードウェイのストレートのような高速域であればちょっとした空気の流れの差で1車身ぐらい変わってくるというのであれば理解できますが、パイロンスラロームでこれだけの差(車速を考えると0.2~0.3秒ぐらい?)が出るというのは素人目には信じがたい効果ですね。。。


もしこれだけの効果があるのであればジムカーナやショートサーキットでもタイムに影響がありそうですが…実際どうなのでしょうね?
帯電とは違う視点ですがSUBARUは塗装表面をザラザラにした方が空気抵抗が少ないと言っていたこともありますし、素人には検証難しいですね。。。


関連記事などは↓の関連ページや検索等からご参照ください。

I found the review of GR AERO STABILIZING BODY COAT. Is that effective for lap time??