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2019年10月15日火曜日

ZESTINO Z-REX (ゼスティノ ゼットレックス)の評価等について

詳細に記載されている方の記事を発見しました。




今回のZ-REXは公式HPを拝見しますと"AIR REVO"と題される、空気圧変動に連動してグリップが変わるという特性を持ったタイヤであるとアナウンスされています。





空気圧を下げれば下げるほどグリップが上がると表現されています。



以前考察したブログでも記載しましたが、タイヤと言うのはその接地面積が広くなれば広くなるほど、単位面積あたりの負担が少なくなるので、結果としてタイヤのグリップが上がるというようなことを記載しました。


今回のZ-REXも上記の方の評判をみますと、ZTS-7000ではサイドウォールが柔らかいと記載されていましたので、空気圧を減らすことにより接地面積を増やす≒そのタイヤ単体で見たときの限界が上がるという形になっているのだと思われます。


ただここで難しいのが設置面積が増える≒路面からの入力が上がっていくのに、空気圧が低いことに起因してサイドウォール剛性が確保できずCPが得られづらくなるので、結果としてグリップが良くなってもタイムが上は上がるのだろうか??と考えながら記事を読み進めていくと、タイムは空気圧を下げていっても結論として「(空気圧が)2.3の時と2.1の時はほとんど同じタイムでした」と記載されていました。
(ちなみにCPを得るためのサイドウォールの硬さについてはコチラのブログにて)

~Z-REXの特性?~

サーキット走行などでタイヤに熱が入っている状態での周回走行においてはある程度サイドウォールを固める、このZ-REXでは空気圧を上げておくことが大事なのかな~と文章を読む限りは受け取れます。

一方でウェット路面やジムカーナ、ドリフトの競技会等の冷間時やゼロ発進があるような条件(ゴムに熱が入っていない条件)においてはサイドウォールが柔らかいことによるメリットもあったりするので、そのような使い方なら適しているのかな~とも思ったりします。



~温度依存性~

一方で冷間時(に限りませんが)に重要になってくるのは、トレッドゴムの「温度依存性(感受性)」というのがあります。

ADVAN A050等やVALINO PERGEAのように使用温度域に合わせてコンパウンド分けをするのが一般的ですが、Z-REXシリーズ(ZTS-5000、ZTS-7000、ZTS-8000)のカタログを見る限り、商品分けは絶対的なグリップの性能差と言うだけで、使用温度依存によるコンパウンド分けというような記載はありません。

以前のGredgeシリーズは低温域で性能を発揮しずらく(特に初期ロットはその傾向が顕著でしたので2017年の春ごろからのロットで少し改善されてます)、他社のタイヤと冬場の一発目で勝負するのは厳しかったので、今回のZ-REXシリーズは温度が低くなってもその性能を発揮できるのか気になりますね。
(ちなみに以前のGredgeシリーズは記事にしたように、冬場だと07RR7や07RSはウォームアップしないと厳しく、07Rが使用できる温度域が一番広かったので、Z-REXも廉価グレードであるZTS-5000が一番使用できる温度域が広いのではないかと推察しています。)

いずれにしろこれから日本は寒い時期に入りますから、もう少し注視していきたいと思います。


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。


i found out the review of New ZESTINO Z-REX(ZTS-7000). How about the tire??

2019年10月11日金曜日

RYDANZ R33RS(レイダン タイヤ)について

最近こんなタイヤが販売されているのを見かけました。


レイダンと言う中国のタイヤメーカーのR33RSというモデル。
会社は2011年に設立された比較的新しい会社のようです。

その中でもモータースポーツ向なタイヤとしてR03RSと言うのと今回のR33RSと言うのがあり、03の方が一般的(?)なパターン、そして33の方は近年のスーパーハイグリップタイヤに見られる縦溝以外の溝がほとんど無いパターンです。



←R33RS   R03RS→


R33RSのようなパターンのメリットは、トレッドゴムを柔らかくしてもブロック剛性が確保しやすいという点にあります。
デメリットとしてはウェット性能が落ちますが、ゴム自身が柔らかければある程度の雨まではカバー出来るかもですね。

柔らかさを示すトレッドウェアは140と、そこまで柔らかくはないのでReviewが気になって海外も含めて探してみたのですが中々見つかりません。

国内で唯一コチラの方が評価されています。
熱の入りにくいZESTINOのGredgeシリーズより暖まりが速いと言う事はジムカーナやサーキットのタイムアタック、ドリフトの競技走行に向いてそうですね。

レイダンのHPをみるとD1に向けて開発した旨が書いてあるのでやはり冷間スタートを重視してるコンパウンドかも知れませんね。



本国では7種類のサイズがでてますが、日本においては今のところ2種類しか輸入されていないようです。



レイダンとしては最上位ラジアルになりますので、もしサイズが拡大されれば非常に気になるタイヤですね。




今まで1社しか輸入されていませんでしたが、どうやらもう1社代理店が増えそうですし、上記のR33RSよりは下位グレードになるようですがオリジナルタイヤも開発されたそうですのでまとめました

他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

What is RAYDANZ tire?? The R33RS has good grip??

2019年10月5日土曜日

アストロプロダクツの買収について(ロイヤルホームセンター)

輸入の格安工具で近年店舗数を拡大しているアストロプロダクツ(株式会社ワールドツール)がロイヤルホームセンターに買収されたそうです。



大和ハウスグループ傘下に入ったことになりますね。



昨年お話を伺った時には会社が急拡大しているというお話を伺っていたので、業績悪化ではないかなぁと考えていたのですが、「薄利多売で業販では赤字の案件もあり中々動けない」ようなことも言っていたのでもしかしたら経営的には厳しかったのかもですね。

どちらにしろ一般消費者的には便利なお店ですから今後も拡大を続けてほしいところです。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

ASTRO PRODUCTS is the major car maintenance tool shop in Japan. The operating company Worldtool was acquired by Royal Home Center.

2019年10月4日金曜日

CARROZZERIA FH-8500DVS(カロッツェリア)

もともとファミリーカーだったS15は、旅行に行くことも多かったのでAV関連はサブウーファーも積んで5.1ch、そして地デジチューナーも積んでテレビもDVDも、外部接続でブルーレイまで見れるようにしていました。
最近は競技用に使っていたDC2を手放して足車としてL700を購入したこともあって、S15はスポーツ走行にしか使っていませんでした。
と言うことで重い装備であるAV関連についてはいつか取り外したいと考えていたのですが、やっと先日取り外しました。



とは言え移動時に音楽を聴きつつ、遠征時はDVD観たいし、ナビも必要によっては。。。。なんて贅沢なことを考えていました。
でもナビってあまり使わないのに更新しなければならないというソフト的なメンテナンスが面倒なので、携帯のGoogle Mapを画面表示できれば便利だなぁと考えていたら良いものがありました。


カロッツェリアから出ているFH8500DVSというもの。

これは有線やBluetoothで音楽、DVDも観れて、何より携帯電話と連携できるAndroidAUTO, Apple CarPlayと連携できるので、Google MapやApple mapのナビや通話等の連携が可能。
これであればナビの更新作業がいらないですし、余計な配線もないので普通の2DINオーディオとほぼ同じ重さでAV機能をほぼすべて網羅することができます。

ちなみにこちらの上位のモデルにFH-9400DVSというのがあるのですが、そちらとの違いについては

◇高画質6.8インチタッチパネルを採用(若干画面が小さい)。ディスク直接入れ出し可能。
◇ホーム画面と 壁紙デザインを変更。
◇ハードキーの「戻る/DISP」ボタンを削除 (「戻る」ボタンはソフトキーで対応、「DISP」ボタン(戻るボタン長押し)は「MODE」ボタン長押しで対応)

という違いだそうで、2DINの中で少しでも大きな画面が欲しいという要望がない限りは値段も手ごろですし、満足できるモデルではないでしょうか。
これはいいと思って購入、取り付けしてみました。

そこそこ高性能なアンプを積んでいるのか、サウンドイコライザー設定のほかにBASSブースト機能(数段階調整可)がついていて、サブウーファーを取り外した通常のスピーカーでもそこそこ低音が響きます。
(逆にBASSブースト使わないとウーファーを使っていた身としてはかなり物足りないです。。。)



軽量でAV機能をほぼ網羅できるので大変満足しています。

2DINのオーディオの購入を検討されている方や、ナビはそんなに使わないけどAV機能は欲しい方は、現状かなり良いチョイスかと思います。

2019年9月29日日曜日

サスペンションプラスのUC-04

SUSPENSION PLUSと言えば以前も記載したように低反発UC-01と高反発のUC-03というスプリングをリリースしており、ここ数年で競技車への装着率というのはかなり上がってきているように感じます。

先日お話を伺うと、どうやらとあるGT500車両にも同社のスプリングが採用されたようで、同社の発展が伺えます。



んで、そんなGT車両に求められるスプリングと言うのは、同社が得意とする反応してすぐに求められるレートが発生することは勿論、「公差がないこと」が求められるそうです。



公差とは何か、と言うと、例えば10kg/mmのレートとして市販されているスプリングも、実際に測定してみると10.1kg/mmだったり、9.8kg/mmだったりと多少指定レートからズレが生じています。
これを公差と呼び、メーカーによってその許容値は違うと思いますが、2本購入して全く同じレートになることはほぼないのが一般的です。(つまり左右の実際のレートはズレがある)




GT車両レベルになると、この公差すらも許容できないので求められるレートで、さらにすべて差異がないスプリングが求められるそうです。

そんな高レベルなスプリングを、サーキットタイムアタック、ジムカーナ、ドリフトなどで足回りへの細かな要求が必要なドライバーに向けて「UC-04」という製品名で販売を開始されるとのこと。



現在のところcoming soonとしてHPに掲載されていますね。

聞いてみると公差がない2本を製作するためには数十本バネを作って、その中から公差がない数本を選定し、さらにその中からレートの立ち上がり等の検査で一番バランスが良い2本を選定…という工程を経て販売されるそうで、2本を作るために他のバネは捨てることになるからどうしてもコストが高いそうです。(とはいっても数十万になるわけではないそうです。)

また特性についてはUC-01やUC-03と違うのか確認したところ、UC-04についてはすべてがオーダーメイドになるため、その辺も考慮して製作してくれるそうです。
サスペンションプラスだけでなく、ハイパコやスイフト等の市販スプリングで満足できない方や公差を嫌う方にとっては選択肢が増えてよさそうですね。

自分はそこまで違いが判らないでしょうから市販品で十分ですが。。。


ということでUC-04は新しい特性のバネと言うわけではなく、オーダーメイド(オリジナル)スプリングという事でした。



他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

What is SUSPENSION PLUS UC-04?? Is it different from UC-01 and UC-03??

2019年9月26日木曜日

2019年ニュートンランド富士ジムカーナシリーズ第6戦

色々気になるところを調整したり軽量化したりしたとブログを書きましたが、次の日は富士スピードウェイにて開催されたニュートン練のVol.6に参加してきました。
今回は参加者もそうですがスタッフがこれまでにないほど少ない状態で大変そうな予感です。



天気予報的にも台風にて雨の予報だったので荷物も最低限にしてきました。
時間がなかったので全然写真撮っていませんが、今回のコース設定(パイロン配置)は自分がやらせていただき、少し意地悪な設定とさせていただきました。




サイドを使うか悩むようなパイロンが何箇所か。
駆動方式によっても走り方が変わりそうなレイアウトになったかな?

オフィシャルをやって少し時間を見つけて走ったらすぐにオフィシャルに戻って。。。という感じであまり考えてる余裕もなかったですし、セット変更している時間なんてもっとなかったので前日に調整しといてよかったです。




チャイルドシートは外してたのですが、child on board マークを家出るときに外し忘れたので競技中も張りっぱなし←

ネタとして何人かにいじってもらったので良しとします(笑)

しかしカラーリングもしているからか、この車にこのマークはひどく似合わないですね。。。




台風の心配がありましたが、結局一日ドライで走り切ることができ、反省走行もたくさん走れたのではないでしょうか。
スタッフをしていて人間が疲れてしまい2本しか走りませんでしたが、ベストが出ました。



なんとかPN車両と同じぐらいのタイムが出ましたが、見れば見るほどドライブが合わせられてない。。。
セット変更したせいか細かいセクションで軸を作れていませんが、それに合わせたドライブができればもっとタイムが出そうです。
車はいいのですがドライバーが対応できないのはどうしたもんか。。。。


練習しても上手くなりそうな気がしないので、ひたすらデータ解析(つまりHI☆KI☆KO☆MO☆RI)することとします←


We participated in NEWTONLAND autocross(Autoslalom, Gymkhana) series6 at Fuji international speedway.