SUSPENSION PLUSと言えば以前も記載したように低反発UC-01と高反発のUC-03というスプリングをリリースしており、ここ数年で競技車への装着率というのはかなり上がってきているように感じます。
先日お話を伺うと、どうやらとあるGT500車両にも同社のスプリングが採用されたようで、同社の発展が伺えます。
んで、そんなGT車両に求められるスプリングと言うのは、同社が得意とする反応してすぐに求められるレートが発生することは勿論、「公差がないこと」が求められるそうです。
公差とは何か、と言うと、例えば10kg/mmのレートとして市販されているスプリングも、実際に測定してみると10.1kg/mmだったり、9.8kg/mmだったりと多少指定レートからズレが生じています。
これを公差と呼び、メーカーによってその許容値は違うと思いますが、2本購入して全く同じレートになることはほぼないのが一般的です。(つまり左右の実際のレートはズレがある)
GT車両レベルになると、この公差すらも許容できないので求められるレートで、さらにすべて差異がないスプリングが求められるそうです。
そんな高レベルなスプリングを、サーキットタイムアタック、ジムカーナ、ドリフトなどで足回りへの細かな要求が必要なドライバーに向けて「UC-04」という製品名で販売を開始されるとのこと。
現在のところcoming soonとしてHPに掲載されていますね。
聞いてみると公差がない2本を製作するためには数十本バネを作って、その中から公差がない数本を選定し、さらにその中からレートの立ち上がり等の検査で一番バランスが良い2本を選定…という工程を経て販売されるそうで、2本を作るために他のバネは捨てることになるからどうしてもコストが高いそうです。(とはいっても数十万になるわけではないそうです。)
また特性についてはUC-01やUC-03と違うのか確認したところ、UC-04についてはすべてがオーダーメイドになるため、その辺も考慮して製作してくれるそうです。
サスペンションプラスだけでなく、ハイパコやスイフト等の市販スプリングで満足できない方や公差を嫌う方にとっては選択肢が増えてよさそうですね。
自分はそこまで違いが判らないでしょうから市販品で十分ですが。。。
ということでUC-04は新しい特性のバネと言うわけではなく、オーダーメイド(オリジナル)スプリングという事でした。
他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。
What is SUSPENSION PLUS UC-04?? Is it different from UC-01 and UC-03??
Translate ~Select your language~
人気の投稿
-
マイナーチェンジだとは思いますが、GR86の現行E型の納期がついに公式HPで「お問合せ≒受注停止で残受注枠限り」になりました。 (BRZはまだ受付中ですが時間の問題と推察されます) 普段であれば小規模な法規対応と商品改良に伴う型変更と受け止めていますが、2026年の今年はスポーツ...
-
すでにアナウンスされているようにGR86はオーダーストップになってますが、BRZはHPでも納期が〜2ヶ月と言うことで、販売店には5月中旬にオーダー打切りのお知らせが来ているようです。 お世話になってるショップさんや近くのディーラーにも聞いたところ、少なくとも神奈川近辺は5/16で...
-
BRIDGESTONEからRE71RSの後継となるハイグリップタイヤ、RE71RZが発表されました。自分もタイヤ開発に関わっていた知見から変化点を分析してみます。 今回は大きく変わったトレッドパターンについて見てみます。 左が従来品のRS、右が新製品のRZです。 タイヤを一周して...
-
2025年現在のハイグリップタイヤトレッドウェア(TW)を一覧化しました。 価格は昨今の為替もあり変動が激しいので、気になる方は各製品の通販現在価格リンク(商品名をクリックして)をご確認ください。 Maker Brand Products TW ブリヂストン POTENZ...
-
海外のモータースポーツ系の媒体であるGrassroots Motorsportsにおいて、RE-71RSの廃盤と、新たにRE-71RZがリリースされる 記事 を見かけました。 RE-71RSと言えばBRIDGESTONEにおけるTW200クラスの最上位タイヤになりますが、これがモ...

0 件のコメント:
コメントを投稿