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2018年9月2日日曜日

ドライバッテリーについて

今回は前回の続きでバッテリーの軽量化について。

前回触れたように普通の鉛バッテリーより軽量化したければリチウムイオンバッテリーにするというのが現在のトレンドという話でしたが、値段が3万円を超えてくるという大きな問題点がありました。

バッテリーは定期交換品ですし、値段はある程度抑えたい所です。


そこで値段はそこそこに、軽量化が出来ないか?ということで登場するのが昔ながらの、いわゆる「ドライバッテリー」です。
現在販売されているドライバッテリーで比較的入手しやすくお手ごろなのがKTSが販売するこの商品ではないでしょうか。



↑こちら。

1万円ちょっとで6.6kgと、普通の鉛バッテリーに比べて1kg軽く、尚且つ値段もそこそこ安いということでバランスが取れているかと思います。
自分もこちらの商品を買って現在使っています。商品の謳い文句のように、自然放電も少なく、バッテリーの弱りも真冬の朝のクランキングでもあまり感じませんでした。





ただ6.6kgということで確かに軽くなっていますが、リチウムイオンバッテリーに比べるとやはり重いので、もし買うならもう少しお手頃なら迷い無く「買い」だと感じていました。

ということで探してみると、このKTSのバッテリーの製造元と思われるメーカーの商品を見つけることが出来ました。



↑こちら。

台湾のLONGと呼ばれる老舗のバイク用バッテリー(ドライバッテリー)メーカーです。
外形や電圧など、KTSのホームページに乗っているバッテリープロフィールそのままです。

KTSはコチラの商品にバッテリーターミナルをセットにして、オリジナル商品として販売しているのだと思われます。

LONG製の製品を直接買えば、更にお買い得に、普通の鉛バッテリーと同じぐらいの値段で買うことができ、軽量化することが出来ます。


KTSのドライバッテリーを検討されている方は是非参考にして下さい。

リチウムイオンバッテリーについても、バッテリー開発者の方にお話を伺いました

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This blog is about "How about weight reduction of battery ? How to buy the KTS Dry-battery more cheap?". If you want to read this blog, Please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年9月1日土曜日

バッテリーの軽量化について

今回はバッテリーの軽量化について。

モータースポーツをする上で、軽量化というのは皆さん一度は考えた事があると思いますが、軽量化する部位の1つとしてバッテリーがあるかと思います。

バッテリーを軽量化するには小さくするか、バッテリー形式を変更するかになると思います。
普通の鉛バッテリーですと19サイズというのが一般的に一番小さいサイズですが、あまり売られていませんが更に小さい17サイズというのがあります。



ビートなどの一昔前の軽自動車に採用されていたサイズですね。
自分も17サイズのバッテリーを積んでたことがあって、昔のブログに書いたように19サイズよりも1kgほど軽量化することができます。





といっても鉛バッテリーですので7kgはある感じですが、これ以上に軽くしたいとなると形式の違うバッテリーが登場します。
ドライバッテリーについては次回触れますが、現在は携帯電話等にも使われているリチウムイオンバッテリーが主流になりつつあります。
なかでも現場で一番良く見るのがSHORAIバッテリーです。



一般的な国産車であれば上記のLFX27A3-BS12が無難なサイズだと思われます。
これで重量は1.8kg程とのことなのでかなり軽くする事ができますが、値段が3万円越えと中々のお値段です。。。
さらにこのままだとバッテリーターミナルが付かないのでこのようなものを買う必要があります。



このターミナルにM5のボルトを買って初めて車には搭載できるようです。

リチウムイオンの特性ですが、携帯電話を長年使っている方は分かると思いますが段々容量が減っていきます。またバッテリーの中には「セル」と呼ばれる部屋にいくつか分かれているのですが、それぞれの部屋の電圧がバラついた状態で充放電を繰り返すと、弱いセルの劣化が格段に進んでしまうため、BMU(呼び方BMSだったりもします)と呼ばれる「バッテリーマネジメントユニット」が各セルの状態を把握し、充放電を一番弱いセルに合わせてコントロールする必要があります。
これでキチンとコントロールしていないとあっという間に寿命を迎えてしまいます。
(メーカーによってはセル自体の構造を強くしてBMUをつけないでコスト削減している商品があるようですが、リチウムイオン電池であれば本当に大丈夫なのか、長時間使用したレビューをしっかり見てから購入されたほうが良いと思います)

このようにそもそもリチウムイオンセルが高いというのもありますが、BMUを搭載しないと使い物にならないため価格が高いというのが欠点です。


では現在においてコストと軽量化のバランスを取った物は無いのかといわれれば、昔ながらの「ドライバッテリー」と呼ばれる商品が当てはまるように思いますが、それについては次回




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