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2022年3月29日火曜日

ハイグリップタイヤのトレッドパターンについて

時々トレッドパターンについて質問されることがありますが、結論として「シーランド比を維持しながら最適解を求めるとどのメーカーも同じようなパターンになる」というのが最近のトレンドでしょうか。




写真はヴァリノのぺルギアシリーズのトレッドパターン。

でもこのパターンってハイグリップタイヤと称されるタイヤだと割と似ていることが多い気がします。




国産や海外のハイグリップタイヤを並べてみただけですが、センターの溝2本と、そこから斜めに線が2~3本ぐらいに分かれて入るというのが多いです。

この形になる理由としてはシーランド比と呼ばれる規制をクリアしつつも熱だまりによる剥離等を防止しようとすると、必然的にこうなってしまうそうです。
シーランド比規制について、例えば今年のD1の規則書にこんな記載があります。



赤枠で囲っているところで、要は溝が22%以上ないとダメとなっています。
この割合を保ちつつ、バランスさせるとこのようなパターンになってくるそうで。

では最近流行りのADVAN A052やNankang CR-Sは違う、と言う理由はまた別の機会に。

と言いつつ、最近時間なくてシリーズ物の続編書かずに忘れてるので凄い気になるものあればコメント下さい。。。


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