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2018年9月22日土曜日

ニュートンランド富士ジムカーナシリーズ第7ラウンド

本日は富士スピードウェイのジムカーナ場で開催された自分が所属するチーム・ニュートンランドシリーズについて。


スタッフ・運営側で参加いたしました。

朝5時に現地入りし、コース設定などを行いました。
この時点ではウェットですが、段々雲も薄くなってきていてお天気は回復方向だと思っていました。


ところがどっこい、10時ぐらいになるとご覧ような霧景色に。。。。


悪天候でしたが、無事事故なく練習会を終えられました。

そんな中、時間を見つけて自分も走行。


弟子(?)の車と。


ちょうどウェットでトラクションが掛からないので先日ブローしたミッションの慣らしに丁度良い機会でした。
(まあ全開にできなかったのでフラストレーション溜まりましたが。。。)

路温も低く、ウェットのため、セット変更の一環でバネ銘柄のテストをしたりしてました。


タイヤ外して。


ほい。
ストラットはバネ交換が素早くできるのが良いですね。

ただ今日は銘柄比較をする前にもってきたバネレートが今日の路面には固すぎて潰せずあまり評価できませんでした。。。。


結果は、ウェットということもあり5番手?で終了。。。トラクションが良いMR2から0.3秒遅れを取ってしまいました。
トラクションが薄いシルビアでウェット路面は中々しんどいですね。
自分以外のシルビア乗りも今日は軒並み苦しそうでした。


明日も富士ジムカーナ場で別の試合が行われ、ドライになる予定ですので引き続きテストしたいと思います。




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2018年9月18日火曜日

新品ミッション慣らしドライブ

今日はドライブ。


先日新品ミッションに交換し、街中を軽く20Kmほどは走りましたが、慣らしを兼ねて久々に神奈川方面へ。
学生の頃よく行っていた宮ヶ瀬方面へドライブしてきました。

その前にアライメントをとって


出発しました。


宮ヶ瀬といえばここの駐車場が有名です。


少し休憩しがてら、アライメントを変更したり。




ここの近くにある、自分が学生の頃よく行っていた林道を流してアライメント確認とミッションの慣らしをしたりして終了。



70kmぐらい走ってやっと普通にシフトが出来るようになって来ました。
今週末の練習会は全日本選手もいらっしゃるようなので比較分析して見たいと思います。



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2018年9月17日月曜日

FS6R92Aの新品ミッションについて

ブローしてたミッションを本日直したのでインプレッション。


以前のブログで書いたようにミッションがブローしたのでギア交換しようと思ってたのですが部品が廃盤となっていたため、あえてニスモの強化6速ではなく純正のAssyを発注しました。

やっとこさブローしたミッションを降ろし、新品ミッションをつみました。
新品ミッションにはミッション本体の他、レリーズベアリング、レリーズフォーク、レリーズピボットが付いてきます。
自分はNISMOの強化ピボットを使っていたのでそちらだけ移植して搭載しました。



ミッション搭載については割愛しますが、搭載後やっと運転できたのでインプレです。
(ちなみに今年はまだ1,000km走ってません。。。車検あるのに競技にしか使ってないので。。。)


まず最初は「何これ。ほんとに新品ミッション?30万キロ(?)走ったミッションじゃないの?」ぐらい入りませんでした。
今まで自分は日産のFS5W71C(S14、S13や32、33、34スカイラインターボ等に搭載)やE153(SW20など)、S80(DC2など)をOHや新品を組ませてもらった事があり、OHしたてのの評価をまとめると「トヨタ系のミッションは最初渋くて段々滑らかになり、ホンダのミッションは新品時が最高で劣化が速い、日産はOHしてもそこまで変わらない(ぉ」という感じが多かったです。

今回のFS6R92Aは製造元がトヨタ系列のアイシンで作っているので、86やBRZと同じくある程度慣らしをしてからでないとシフトの入りが渋いようです。

という事で街乗り20kmほどの間に無駄にシフトのあげさげをして、またダブルクラッチをあえてしないでシンクロを少しいじめるようなシフトを繰り返した所、普通にシフトできるぐらいまでなりましたが、まだスムーズなシフトとは言いがたいです。


明日も少し走行し、ミッションオイル交換やアライメントセットを変更してみたいと思います。


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2018年9月14日金曜日

フロービズについて

フロービズについて


今回も空力に関わる、フロービズという単語。自分は知らなかったので調べてみました。

サーキット等の高速で競技をする際に有効なのはダウンフォースをはじめとした空力ということは現代では当たり前になってきました。
一般道を走っている一般乗用車ですら、車体のどこかに空力に関与する部品や造形をしてますし。


トヨタのアクアではこのようにパゴタルーフにすることで空気抵抗を減らせるそうです。

この時、空気の流れがどうなっているのかを計測するのに一般的なのが「風洞実験」かと思います。


こんな写真を車好きの方なら見たことないでしょうか。
巨大な扇風機で風を起こして車にあてた時、どのような空気の流れになるか解析するものです。
煙を流してその流れを見る方法を「トレーサー法」と呼ぶようです。



ただこの施設を借りるには、ネットで調べてみると1時間あたり200万~500万もかかるようで、個人やアフターパーツの開発ぐらいでは到底手が出ません。。。


そんな時皆さんがやられるのがボディに等間隔に糸をつけたりして風の動きを観察する「タフト法」と呼ばれる方法です。

こんな感じでボディに糸を貼り付けます。

手軽に空気の流れが見れますが、外から下の動画のように撮ってもらうか、個人でやるのであればGoProなどを車体に張り付けて常に糸の動きを録画しないと解析することができません。



そこでもっと手軽に見る方法がないか?と調べてみると「フロービズ」と呼ばれる空気の流れを見る方法があるとのことでした。


こんな感じ。
風の流れを可視化するため、流れやすい塗料をボディに塗るという方法です。
F1でも用いられているようですので、ちゃんと測定条件を揃えられれば個人でもエアロパーツ(カナードなど)による空気の流れの変化を測定することが出来そうです。

特に空力的に邪魔となるタイヤ周りの空気の流れをどうするのかというのがハコ車の悩みですが、これを使って測定し、カナードやフェンダーの造形によってどのように変化するのか測定してみたいですね。


測定するためにはフロービズに用いる液体を購入する必要があるのですが、検索しても中々出てきません。
更に調べてみると、F1等で用いられるこれらフロービズペイントはパラフィンオイルに蛍光塗料を混ぜた物らしいです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

小堺製薬流動パラフィン 500ML
価格:929円(税込、送料別) (2018/9/11時点)



こちらに蛍光塗料を適宜混ぜて使えば良いのかな?

参考にして頂ければと思います。




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2018年9月11日火曜日

ZEKNOVA TIRE(ゼクノーバタイヤ)について

今回は新しいタイヤメーカーについて。

一部ドリフトで使っている方がいるZEKNOVA(ゼクノーバ)タイヤというのがあります。


こんなやつ。コチラがそのHP

実はこちらRS606タイヤが市販される前、自分がグリップテストを一部担当させて頂きました。


テストの時の写真。2016年の秋ごろでしょうか。
この時試させて頂いていたトレッドウェアは140だったのですが、グリップでの評価は結論として「イマイチ」でした。


・ゴムが柔らかいので進むには進むが、トレッド剛性がなくて横方向に耐えない(縦も表面が引っ付くような感覚でではなく、サラサラした感じ)
・真円率が微妙なのか、ゴムが柔らかいためか「転がり」が悪い
・ゴム自体は柔らかいため、ファイヤーパターンのブロックがめくれてしまう。またセンターの細い線の所からもメクレが出る
・表面の溶けが少ないため、熱が入っても挙動変化は少ない


といったような評価でメーカーの方に回答しました。
それから市販品にどのような改善を入れたのかは存じ上げませんが、知人のドリフトでの評価は

・全体的に他社ハイグリップに比べ、進まない
・流れ出しや流れている最中のコントロールは容易

という評価でした。
ドリフトの練習には素直な特性なのでよいとのインプレッションでした。


最近は広告等にお金かけて販売プロモーションされているので変わっているかもしれませんね。

以上、ご参考までに。


※その後ZEKNOVA JAPANから公式にZESTINOとの関係性が発表されましたので記載しました


他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。

This blog is about "What is ZEKNOVA TIRES? How does the grip? If you want to read this blog, Please press "Translate" buttons near the top of this blog.

2018年9月10日月曜日

グリルシャッターと空力について考える

今回は空力ネタ。

空力ネタは以前書いたような車の底面の流速を上げてダウンフォースを得たり、乱気流が発生してしまうタイヤハウスの空気を抜いてやるというのがチューニング業界の基本スタンスで、筑波最速の称号(?)を持っているアンダー鈴木さんの車両を見れば、明らかです。



こんな感じ。
ウイングやフロント部の出っ張りは勿論、見えないですが底面流速を上げるために底面をフラット化、そしてタイヤハウス後ろは空気を抜くような形をしています。

そんな空力に寄与するグリルシャッターというのをご存知でしょうか。最近はポルシェにも採用されつつある燃費改善に効果的な外装ツールです。




ポルシェはアクティブシャッターと呼んでいるようですね。

調べてみるとコチラのメーカーでも、独自にグリルシャッターを制作し、その燃費への効果を発表しています。外気温が低い時に測定しているためだと思いますが、グリルシャッターを設置することによって燃費が9.4%も改善したそうです。



もし本当なら電装系につけたりする怪しい燃費改善グッズより効果的ですね。



と思っていたら、燃費がいい車の代名詞である現行プリウスで既に純正採用されているようです。



こちらは水温に連動したモーターによってグリルの開閉を行っているようです。
この記事の中でモータースポーツ的に気にしたいのが「Cd値の改善」です。


通常風がエンジンルームの中に入って抜けようとするのは抵抗となってしまい、車の空気抵抗値の指標である「Cd値」が悪くなってしまうのですが、グリルを閉じることによってエンジンルーム内を通る空気の量が減り、結果的にCd値を改善できるというものです。

Cd値を改善すれば、富士スピードウェイのような直線が長いところではトップスピードに影響が出てきそうですね。社外のラジエター等を入れていて、十分に冷えているようであればフロントバンパーの開口部を塞いで小さくすると手軽にCd値の改善が行えそうです。

上で挙げた空力マニアで知られる(?)アンダー鈴木さんの車両もフロントバンパーは最低限しか開けていないのも空力を考えた上なのでしょうね。


サーキット走る方は冷却のためバンパーの開口部が大きい社外バンパーにされている方もいらっしゃるかもしれませんが、必要以上に空いているようであれば塩ビ版等を使って塞いでみてもいいのかもしれませんね。
(ドリフトの場合は風があたりにくいので開口部は大き目が良いかとは思います。)

あえてバンパーから空気を入れてタイヤの乱気流を抑制するフェンダースリットについてもまとめました

他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。



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