まずは車の仕様についてですが、マフラーエンドを除きPN3車両になります。
(PN車両とはざっくり言うとショック、デフ、ブレーキパッドおよびシートハンドル以外はほとんど変更不可の状態で競うクラスです)
現時点、外観としてはSILKBLAZE SPORTSのウィング以外変更なしです。
ショック:AZUR BLACK PROGRESS
スプリング:サスペンションプラス
クラッチASSY:OS技研
LSD:OS技研
オイルフィルター:K&Pオイルフィルターwith HDP(ペイント)
4点ハーネス:HPI
ハンドル:VALINO
レーシンググローブ:VALINO
ホイール:VALINO N820
タイヤ:VR08GP(TW200)
タイヤはTW200でレギュラータイヤであるものの、PNクラス規定を満たしていないVR08GPのため、SタイヤもOKな改造車BC2クラスでエントリーしています。
なので車両的にもタイヤ的にも全く格が違うクラスでの参戦になっています。
とくに今のVR08GPは以前記載したように、どちらかというとサーキット周回向けのタイヤのため中々厳しいということは分かったうえでの参戦でした。
とは言え車が走れるようになったのは諸々の都合で前回の名阪ラウンドの直前。
その名阪ラウンドが終わったその日に輸送にむけてお預けしていたので、飛行機で金曜日に旭川入りし、約3週間ぶりのご対面となった北海道ラウンド。ポン乗りの結果は2日間ともBC2クラスにおいてボトムでした。
路面は噂に聞いていましたがかなり変わった路面ですね。
凸凹がタイヤに突き刺さるかと思えば、タイヤに引っかからない感触という初めての経験でした。
土曜は空気圧をかなり下げて路面追従性をあげたもののコーナリング速度が遅く、日曜日は空気圧を上げたらコーナー出口で踏めないと言う、バランスが難しい路面。
ブレーキは名阪後に組んだ新品で、アライメント含めたセットが出ておらずドライバーがポン乗りでバタバタ挑んだ北海道でしたが、タイヤメーカーさんとしても「色々データが得られた!」とのことで有意義な参戦でした。
タイヤは名阪ラウンドでも使い、スナガワの路面で金曜練習、土曜、日曜走っても新品から1.2mmしかない外溝がまだ残ってるぐらいなのでタイヤコストは全然かからずユーザー想いです⁉︎
まずはテストでの参戦を名阪、北海道の2戦で一旦終了し、今後の活動についてはメーカーさんと、より良いタイヤ開発に尽力していくための準備期間とさせて頂き、その開発の目処がついてから全日本参戦は再スタートとさせて頂きます。
今回も関係者の皆様の多大なご協力で参戦ができました。ありがとうございました。