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2021年5月18日火曜日

車検不要のナンバー登録?

こんな記事を拝見しました。




小型特殊登録することで税金は約2,000円/年、車検もなく公道走行可能になるという記事です。
物理的に1速しか入らないようにし、速度を規制することで登録した点がトピックでしょうか。



ただし一般的には1速以外使えないと移動が不便ですが、サーキットのすぐ近くに駐車場やガレージを借りて駐車し、使う時だけレッカーで移動しているような方にとっては積車代が大幅に節約出来そうです。
またメリットとして、幅広のGTウイングつけようがうるさかろうが問題なく公道を走れますし、サーキットに着いてシフトゲートを外せば普通に使えるという、まさにドリフト含めてサーキット専用車にうってつけのナンバーです?
面白い発想ですね。


この次に安価なのは以前も紹介した免許のいらないトレーラーになるかと思いますが、この登録方法であれば年額約2,000円だけで車検もないので圧倒的に安い&手軽ですね。

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2021年5月13日木曜日

スクラブ半径について

以前の記事のリライトですが、スクラブ半径について。
まずスクラブ半径とは何ぞや?ですがコチラのHPに良くまとまっていますね。





小技紹介 様より引用


ワイドトレッドスペーサーやオフセット(インセット)値が小さいホイールを付けるとトルクステア(キックバック)が発生してしまうのはスクラブ半径が大きいことが原因のようです。
更にその影響で、テンションロッドやハブベアリングへの負担、直進性への不安(2枚目)も抱えやすくなり、ワイドフェンダーな方々のピロアッパーやハブベアリングが逝きやすくなるのは必然のようです。


上記のHPで一番気になったのがこの記載。


一般的な市販車であればスクラブ半径はポジティブなのが一般的なようです。
勿論自分が乗っているS15もポジティブです。
上図の赤印のところの「旋回時に加速するとフロントは外側に向かおうとする」とありますが、S15はこの動きが顕著に感じます。
クリッピングについて加速しようとすると大きく外側に膨らみがちで、綺麗に立ち上がれません。
ともすると、単純に考えればスクラブ半径を小さくすれば良いとなります。


S2000やアルテッツァのホイールは+50とかありますが、これによってスクラブ半径が小さいので、キビキビとしたハンドリングの一要素になっているものと思います。




ただ一概にスクラブ半径を小さくすれば良いということも無くて、下図のとおり
画像はコチラのHP様より

スクラブ半径が増えると、外側のタイヤの実ホイールベースが長くなり、逆に内側はホイールベースが短くなります。

では上記を踏まえてドリ車ですごいオフセットのホイールを履かせているのに、初期の反応がいい車があるのはなぜなのか。スクラブ半径だけでハンドリングを考察しましたが、フロントタイヤの動きにはスクラブ半径だけでなく色々考えなければならない要素があります。

が、長くなったので今回はこの辺で。

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2021年4月30日金曜日

HALスプリングについて

以前からジムカーナやワンメイクレースを始め活躍し、細かな特性、ラインナップを揃えるHal Springというメーカーさんがあることは知っていましたが、どういったラインナップがあるのか知らなかったので調べてみました。


タニダのHPより。

バネレートは勿論ですが、低反発、中反発、高反発といった特性違いのバネをラインナップされていることが特徴でしょうか。
一般論で言えばサーキット走行であれば急な荷重変動を抑えるように高反発なバネが良いでしょうし、縁石に乗り上げるような使い方や荒れた路面で使う用であれば低反発の方がタイムが出そうなイメージです。

ただこの高反発、低反発というのが、市販品の中におけるどの程度の位置づけなのかが気になるところです。

以前各メーカー別の特性についてまとめましたが、この表の中のどのあたりにHalスプリングが位置づくのか、イメージでも良いのでわかるとユーザー側としてはありがたい限りです。

レンタルなんて制度もあるようなのでセッティングに悩まれている方には強い味方になりそうですね。先日紹介したスプリングリテーナーと合わせるとよりタイムアップが期待できそうです。

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2021年4月26日月曜日

RacerampのPITSTOPについて

先日手軽に使える簡易リフトについて調べましたが、もっと簡単なものはないのか調べていたらこんなものを見つけました。




アメリカのRacerampがリリースしているPitstopという製品です。
要は巨大なスロープですね。

デメリットは巨大すぎてどこに収納しておくか、という問題がありますが、高さが35cm程、車高を合わせれば車が50cm近く浮いているのでこのまま整備も楽々できそうです。
展示用として中を抜いた状態にできますが、駐車場でこの展示モードにしておけば物理的に車を動かせないので盗難されるリスクもぐっと下がりそうです。




ただお値段は輸入品ということもありソコソコしますね。
ただ展示モードにすれば盗難防止にかなり役立つ上に、物理的な盗難対策になるので近年値上がっている90年代スポーツカーを始め、盗難率の高い車を所有されている方は検討してもよさそうです。
日本では上図のような前から後ろまで繋がってるモデルは通販されてないようですが、半分のこちらでもソコソコのお値段です。
これなら先日紹介した簡易リフトの方が安価で良いかもしれませんね。

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2021年4月20日火曜日

TW200のContinental Extreme Contact Forceの発表

メガサプライヤーのコンチネンタルから新しいTW200クラスのタイヤが発表されました。


デザインがカッコいいですね。

このタイヤは先日発売されたナンカンのCR-1と同じく、アメリカのSCCAをはじめとしたTW200規制のレース用に開発されたタイヤです。

流通開始は6月で、サイズラインナップもそれなりにあるので比較的多くの車両ではけそうです。


アメリカではA052、VALINOのVR08GPNANKANGのCR-1といったTW200タイヤの開発が激化してますね。
もしかしたら日本にも流れが来るかもしれません。

販売はコンチネンタルか、スリックタイヤのHoosierブランドを取扱うお店で買えると書いてあります。
日本だとコンチネンタル公式か、以前も記載したようにHOOSIER代理店さんから購入出来るかもしれませんね。

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2021年4月17日土曜日

シバタイヤの競技用タイヤリリース(シバタイヤR)

今年に入って快進撃を続けるシバタイヤから、JAF競技やドリフト大会で通用するタイヤが発売される旨のアナウンスが発表されました。


すごいですね。
以前触れましたがOEMのRydanzがリリースする素のR03RSとR33RSのトレッドウェアは140なので、シバタイヤバージョンのR03RSおよびR33RSのトレッドウェア80と言うのは、より低温域からグリップする、近年のドリフト、ジムカーナ競技向けのタイヤに近い硬さです。


ただ上記の説明書きにも「ドリフトのリアタイヤには使うな」と書いてあることからも、熱が入りやすそうな印象を受けます。
値段はVALINO等と同じぐらいの値段になるそうですが、そこは需要が少なく、賞味期限が短い素材なだけに仕方ないですね。



また気づいたらタイヤサイズがえらいことになっています。



TW180であれば上図より50種類もリリースされることになるので、今年の関東ジムカーナシリーズを始めとしたラジアルタイヤクラス規則の「30種類以上のラインナップ」を満たせてしまいますね。

値段もA052に比べたら半額以下ですから、ユーザー数はかなり増えそうです。


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