前回記載したスクラブ半径の他にも、ハンドリングを考察する上で外せない要素の一つに「バンプステア」と呼ばれるものがあります。
バンプステアとは、バンプ(ストロークした時)にアーム類の位置関係によってトーアウトになったりトーインに変化することを指します。
多くの車はフロントのナックルの後ろ側にタイロッドがついており、ロアアームと取付角度が違っています。そこでバンプステアをどうセッティングしていけば良いか考察してみました。
今回はストラット車を例に図を見ていきます。なおバンプステア以外の要素は考慮に入れていません。
下図はタイヤを車体後ろ側から見た図です。
まず停止状態(1G)でのロアアームとタイロッドの位置関係。
多くの車の場合、ロアアームよりもタイロッドのハの字は浅めについていることが多いです。この時のロアアームとタイロッドの長さ関係を抜き出してみます。
こんな感じ。
ナックルと車体までの距離を「A」とします。これを踏まえた上でタイヤを単純にバンプさせます。
そうするとロアアームとタイロッドの角度が変わるので相対的な長さも変わってきます。
どう言うことなのか、上図と同じようにロアアームとタイロッドだけ取り出してみます。
このように緑のタイロッドは平行より上となって相対的な長さがAより短くなります。
逆にロアアームは水平になるので相対的な長さが1Gの時のAより長くなります。
(画像はわかりやすいように誇張表現してます。)
その結果どうなるかと言うと、バンプさせるだけでタイヤはトーアウトの方向に動いていきます。
トーの関係を表すため、下図はタイヤを上から見た図ですのでお間違え無きよう。
車体上側から見た、バンプさせた時のタイヤのトー角度。
左が1Gの状態で、右がバンプさせた時のタイヤのトー角です。
勿論この図もかなり誇張して表現していますが、バンプさせるとフロントタイヤのトー角はこのようにトーアウト側にズレるよう設計されている車がほとんどです。
グリップ走行におけるドライバーの感じ方はコーナリング中、外側がバンプして縮むと、外側のタイヤはハンドルを切ってストロークすればするほど(つまり荷重を掛ければ掛けるほど)切れ角が減っていくのでアンダーステアなハンドリングになります。(メーカーサイドからすれば、荷重が掛かる=無理なハンドルで車体が乱れてしまわないようアンダーなセットにしてるのだと思います)
なのでスポーツ走行的にはロアアームの取付角度とタイロッドの取付角度が平行が理想…ですが実際には少しバンプステア残さないと、低速でのコーナリング等で左右アングル差が出来ずナチュラルなハンドリングにならないので、少しだけ角度差があるのがベストでしょうか。
ちなみにイケヤフォーミュラさんのタイロッドエンドは絶妙な取付角度設計になっています。
手持ちで1番わかり易い写真の、ちょうど良いところに写り込んでるイケメン弟子くん←
後で写真はとり直しますが、ロアアームとタイロッドの角度が絶妙に差がついているのがわかるでしょうか。(殆ど平行ですが、よく見ると赤線のような角度差が少しついてます。もちろん赤線も誇張して角度付けてます)
少しバンプステアも利用できるので、ドライバーの体感的にはナチュラルなハンドリングになってます。
ロアアームとセットなら純正と遜色ないバンプステアになるのでしょうが、やっぱり足回りを交換するならキチンと計算(強度、防錆要件とか)されて作られている製品を使いたいですね。
一方ドリフトだと荷重がかかっている外側のタイヤがトーアウト=切れ角が増えるので、前回のスクラブ半径の考察に基づくと、バンプステアが発生した方がキレ角が増えます。更に内側のタイヤもドリフト中はリバウンド(伸びる)すると、コチラもハンドルが切れる方向になるのでなおさらハンドルが切れます。
この図はフロント左右のタイヤを上から見た図。ドリフト中における外側のタイヤは左側になりますね。
ドリフトだとあえてバンプステアになるようにすると荷重移動した際の切れ角が増えるので良さそうですが、言い換えるとストロークする程勝手にハンドルが切れてしまうのでそれを良いと判断するか否かでドライバー評価は分かれそうですね。
(バンプステアを増やす具体的な方法としては、ロアアームにロールセンターアジャスターを付け、タイロッドエンドはあえて純正のままにすると、角度差が出来るのでバンプステアを積極的に利用出来ます)
かなり大雑把に考察してみましたが、バンプステアについてはドリフトとグリップ走行(タイムアタック)で正反対の動き(評価)になるという話でした。
(間違ってたらすみません)
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What is bump steer?? Is that best setting different from time attack situation and drift situation??
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2020年4月3日金曜日
2020年3月25日水曜日
ドリフトにおけるスクラブ半径ポジティブ化について
ドリ車はワイトレや攻めたオフセットのホイールを使う事によって、スクラブ半径が大きくなる(ポジティブ)にもかかわらず、競技中のハンドリングはスクラブ半径が大きい方が良いというインプレが多いので、なぜなのか気になっていました。
(スクラブ半径とは?については以前のブログにて)
ジムカーナにおけるサイドターン中などの低速域では、外輪と内輪のホイールベース差をあえて出すことで内外輪差を吸収できるようにも出来ますが、高速コーナーではこちらのサイトにあるように、駆動方式によって挙動に変化が出て来そうです。
なのでタイムアタックされる方は車幅は広げてもスクラブ半径を出来る限りゼロに近づくよう(ポジティブにならないよう)アーム側を伸ばす、と言うのがグリップ走行だとハンドリングも良くなるし、セオリーです。
一方でドリフトにおいてはワイドトレッドスペーサーをかましてスクラブ半径を大きくした方がハンドリングが良くなるというインプレッションを見ます。(延長ロアアームを付けた上でなお、ワイトレを噛ます方も多い)
考察するにあたり、ドリフトのフルカウンターを当てた時で考えてみます。(アッカーマンアングルは無しとします)
これはフロント2輪の直進時と、下側の図は右にハンドルを切ったときの様子。スクラブ半径0とスクラブ半径がポジティブの場合で切り込んでいくと左右でタイヤ位置が変わってきます。
そして内輪と外輪の各輪における回転中心までの半径を簡易的に点線で計測してみました。
左右各輪の回転中心を求める超簡易図。後輪軸の延長線に前左右輪から直角に伸ばした線が回転半径になるかと思います。
(車体の回転中心を求める場合と異なります。)
この点線だけ抜き取って揃えてみると
こんな感じで左のスクラブ半径が0の場合だと左右の回転半径は同じですが、スクラブが大きいと回転半径が左右で変わります。
(画像は手書きで適当に描いているので厳密ではありません)
この画像のとおり右にハンドルを切っている状態はドリフトだと右前タイヤが外側=荷重が乗っているタイヤになりますので、外側の回転半径が小さくなるという事は右前は曲がる(横に流れやすい)≒スピンしにくくなるので「ハンドリングが良くなる」というドライバーのインプレッションに結び付くのかもしれませんね。(求め方が間違ってたらすみません)
逆に左前のタイヤは回転半径が大きくなって引きずりを起こすので、定番のナックル加工によるアッカーマンアングルを減らす方向にするのは切れ角のみならず、ハンドリング上においても的を得た改造なのかもしれません。
(考慮する上で外せないアッカーマンアングルとは?セットの方向性は?については以前のアッカーマンアングルについてをご覧下さい)
上位の選手では更に踏み込んでエストニアにあるWisefabや、最近ではCUSCOからもナックルが発表されているように、社外ナックルを装着される方もいます。これらのナックルはアーム取り付け角度等、他の要素も考慮して作られているので、競技用に色々最適化されているのでしょう。メーカーによって設計思想が違うのも、見ていて面白いですし、場合によってはグリップ走行に有用な製品も多々あります。
色々なメーカーから足回りの根本的な設計を変えられる部品が次々と出て来ているので、ドリ車のマシンメイキングは面白いですね。
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What is Scrub radius?? Why does the Drift car has long distance of scrub radius makes good handling during drift??
(スクラブ半径とは?については以前のブログにて)
ジムカーナにおけるサイドターン中などの低速域では、外輪と内輪のホイールベース差をあえて出すことで内外輪差を吸収できるようにも出来ますが、高速コーナーではこちらのサイトにあるように、駆動方式によって挙動に変化が出て来そうです。
なのでタイムアタックされる方は車幅は広げてもスクラブ半径を出来る限りゼロに近づくよう(ポジティブにならないよう)アーム側を伸ばす、と言うのがグリップ走行だとハンドリングも良くなるし、セオリーです。
一方でドリフトにおいてはワイドトレッドスペーサーをかましてスクラブ半径を大きくした方がハンドリングが良くなるというインプレッションを見ます。(延長ロアアームを付けた上でなお、ワイトレを噛ます方も多い)
考察するにあたり、ドリフトのフルカウンターを当てた時で考えてみます。(アッカーマンアングルは無しとします)
これはフロント2輪の直進時と、下側の図は右にハンドルを切ったときの様子。スクラブ半径0とスクラブ半径がポジティブの場合で切り込んでいくと左右でタイヤ位置が変わってきます。
そして内輪と外輪の各輪における回転中心までの半径を簡易的に点線で計測してみました。
左右各輪の回転中心を求める超簡易図。後輪軸の延長線に前左右輪から直角に伸ばした線が回転半径になるかと思います。
(車体の回転中心を求める場合と異なります。)
この点線だけ抜き取って揃えてみると
こんな感じで左のスクラブ半径が0の場合だと左右の回転半径は同じですが、スクラブが大きいと回転半径が左右で変わります。
(画像は手書きで適当に描いているので厳密ではありません)
この画像のとおり右にハンドルを切っている状態はドリフトだと右前タイヤが外側=荷重が乗っているタイヤになりますので、外側の回転半径が小さくなるという事は右前は曲がる(横に流れやすい)≒スピンしにくくなるので「ハンドリングが良くなる」というドライバーのインプレッションに結び付くのかもしれませんね。(求め方が間違ってたらすみません)
逆に左前のタイヤは回転半径が大きくなって引きずりを起こすので、定番のナックル加工によるアッカーマンアングルを減らす方向にするのは切れ角のみならず、ハンドリング上においても的を得た改造なのかもしれません。
(考慮する上で外せないアッカーマンアングルとは?セットの方向性は?については以前のアッカーマンアングルについてをご覧下さい)
上位の選手では更に踏み込んでエストニアにあるWisefabや、最近ではCUSCOからもナックルが発表されているように、社外ナックルを装着される方もいます。これらのナックルはアーム取り付け角度等、他の要素も考慮して作られているので、競技用に色々最適化されているのでしょう。メーカーによって設計思想が違うのも、見ていて面白いですし、場合によってはグリップ走行に有用な製品も多々あります。
色々なメーカーから足回りの根本的な設計を変えられる部品が次々と出て来ているので、ドリ車のマシンメイキングは面白いですね。
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What is Scrub radius?? Why does the Drift car has long distance of scrub radius makes good handling during drift??
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2020年3月20日金曜日
ヴァリノ ぺルギア08RSのウェット評価について
先日走行した競技会においては、雪や雹が混じった極低温路面でのウェット走行となりました。
幸か不幸か(人間的には寒すぎて不幸でしたが。。。)タイヤのウェット評価が出来る機会でしたので、インプレを記載します。
なおReviewのPart1でも記載しましたが、このタイヤの仕様温度域は20℃~となっているため、タイヤからするとかなり外した環境下での評価であることが大前提となります。
路面温度は手持ちの温度計で4℃(雹が凄すぎてその後測っていないですが、もっと下がっていったと思います。)、気温5℃ぐらいのウェットというかなり厳しいコンディション。
タイヤのトレッド温度はスタート前の濡れてないところで約6℃という数字になっていました。
ウェットでの走行が初めてでしたので、とりあえずドライの低温で調子のよかった冷間1.7でスタートしました。ただ路面の水の量が走行毎に変化していたので、結局何が正解かわかりませんでしたが、結果としては駆動輪を1.5kpaぐらいまで下げるとタイムは出ましたし、フロントは止まるようになりました。
ただ後述する横方向の特性と紐付く話であることや、同じ条件(同じぐらいの路面の水量)で試したわけではないので、ウェットで走る機会があれば再度評価してみたいと思います。
ドリフト向けに開発されたタイヤという事もあり、ドライ路面では滑り出しが穏やかでコントロールしやすいですが、ウェット路面も同じ挙動だと思って挑むと大変なことになります。いい例(悪い例?)がこちら。
サイドターンでリアをロックさせブレイクさせると、リアがフロントを追い越して一気に滑ってます。
逆にフロントは止まりすぎて車の回転軸になってしまっていることもわかります。
ドライバーが路面に合わせて車速を落しきれておらず、フロント荷重を作れてないのが一番の要因ですが、ドライの感覚で行くと一気に流れる印象です。
ただし縦方向(加減速方向)は扱いやすいので、ウェット時における横方向だけ注意といったところでしょうか。
(あくまでドライ時に対する印象です)
とは言え、全体の印象としてはDUNLOPのZ3よりは確実に縦方向に進むグリップがある(横はこの気温下だとソコソコ)といった感じでしょうか。このウェット路面下においてもゴール後はトレッド温度が15℃まで発熱しており、コース中盤以降はADVAN A052と良い勝負ができるレベルかな?と感じました。
ただしRE-12D等の超ハイグリップタイヤ(いわゆるPNタイヤ)にこの気温・路面環境下で比べてしまうと劣るものがあるので、極低温のウェット路面での評価としては「国産ハイグリップタイヤレベル(Z3、71R、052あたり)」といった評価になるでしょうか。
本当はもう少し走って検証したい所だったのですが家庭事情により本番2本+1本、合計3回のみ走行して午後には退散したので、詳細な分析はまた別途(機会があれば。。。)したいと思います。
走る&車をイジる時間が欲しいですね…。
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I tried to review of VALINO PERGEA 08RS in wet condition(cold surface condition). Is that have awesome grip in that case??
幸か不幸か(人間的には寒すぎて不幸でしたが。。。)タイヤのウェット評価が出来る機会でしたので、インプレを記載します。
なおReviewのPart1でも記載しましたが、このタイヤの仕様温度域は20℃~となっているため、タイヤからするとかなり外した環境下での評価であることが大前提となります。
路面温度は手持ちの温度計で4℃(雹が凄すぎてその後測っていないですが、もっと下がっていったと思います。)、気温5℃ぐらいのウェットというかなり厳しいコンディション。
タイヤのトレッド温度はスタート前の濡れてないところで約6℃という数字になっていました。
空気圧について
ウェットでの走行が初めてでしたので、とりあえずドライの低温で調子のよかった冷間1.7でスタートしました。ただ路面の水の量が走行毎に変化していたので、結局何が正解かわかりませんでしたが、結果としては駆動輪を1.5kpaぐらいまで下げるとタイムは出ましたし、フロントは止まるようになりました。
ただ後述する横方向の特性と紐付く話であることや、同じ条件(同じぐらいの路面の水量)で試したわけではないので、ウェットで走る機会があれば再度評価してみたいと思います。
滑り出し挙動について
ドリフト向けに開発されたタイヤという事もあり、ドライ路面では滑り出しが穏やかでコントロールしやすいですが、ウェット路面も同じ挙動だと思って挑むと大変なことになります。いい例(悪い例?)がこちら。
サイドターンでリアをロックさせブレイクさせると、リアがフロントを追い越して一気に滑ってます。
逆にフロントは止まりすぎて車の回転軸になってしまっていることもわかります。
ドライバーが路面に合わせて車速を落しきれておらず、フロント荷重を作れてないのが一番の要因ですが、ドライの感覚で行くと一気に流れる印象です。
ただし縦方向(加減速方向)は扱いやすいので、ウェット時における横方向だけ注意といったところでしょうか。
(あくまでドライ時に対する印象です)
とは言え、全体の印象としてはDUNLOPのZ3よりは確実に縦方向に進むグリップがある(横はこの気温下だとソコソコ)といった感じでしょうか。このウェット路面下においてもゴール後はトレッド温度が15℃まで発熱しており、コース中盤以降はADVAN A052と良い勝負ができるレベルかな?と感じました。
ただしRE-12D等の超ハイグリップタイヤ(いわゆるPNタイヤ)にこの気温・路面環境下で比べてしまうと劣るものがあるので、極低温のウェット路面での評価としては「国産ハイグリップタイヤレベル(Z3、71R、052あたり)」といった評価になるでしょうか。
関西オートパーツ販売
本当はもう少し走って検証したい所だったのですが家庭事情により本番2本+1本、合計3回のみ走行して午後には退散したので、詳細な分析はまた別途(機会があれば。。。)したいと思います。
走る&車をイジる時間が欲しいですね…。
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I tried to review of VALINO PERGEA 08RS in wet condition(cold surface condition). Is that have awesome grip in that case??
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2020/03/VALINO08rs-WetReview.htmlヴァリノ ぺルギア08RSのウェット評価について
2020年3月17日火曜日
2020年TMSC富士ジムカーナ シリーズ第1戦
に行ってきました。
家庭事情により土日を含めて下準備する時間が全くなく、今年は一度もメンテナンス出来てませんが日程だけ迫ってきてしまった感じです。。。車に申し訳ない。。。
いつもは前泊するのですが土曜日も予定が入っていたので当日朝AM3時過ぎに出発し、5時過ぎに競技車を受け取り、5時半過ぎに荷物積んで出発しました。
前日の土曜日はかなり雪が降っていたようで心配していましたが
当日朝の道中は雪も凍結もなく現地に到着。
着くなりセット変更でスプリング変えたり、弟子君の車が一般道でハンドル切ると明後日の方向に飛んでいくという楽しい症状の修理(?)して遊んでいたらあっという間に完熟歩行の時間に←
コース図はコチラ。
スピードが乗った左右の荷重移動がある楽しそうなレイアウト。
富士スピードウェイ、ジムカーナ場は路面が張り替えられるのでこの路面では最後の走行となります。
そしてTMSCの関谷正徳会長がこの日は来場されていました。
SUPER GTよりもジムカーナに来場頂けるなんてありがたい限りです。ドラミも終わって試走スタート前にみぞれが舞ってきました。しかも結構大量です。
まだ写真を取る余裕がある序盤の降雪量。
路温は手持ちの温度計で4℃(最終的にはもっと下がったかもしれません)、ウェットというか半スノーみたいなコンディションで、この日は12時ぐらいまでずっとこの調子でした。
ヴァリノタイヤで初のウェットのため、とりあえず前回の空気圧やセットのままコースイン。
左巻き360ターンが突っ込みすぎて大きくロス。
ドライバーの腕が足りないのは勿論ですが、ウェットでは空気圧が高いとドライでは穏やかだった滑り出しが一気に流れる印象だったので若干空気圧を下げてリトライ。
まぁそれでもドライバーは対応できていないわけですが←
路面は1本目は降っている中の走行でしたが、2本目は降ってはなく、少し路面状況が改善してたので少し気合を入れて走行したんですけどね…
ドライバーの性能は置いといて、みんな気になる?タイヤの極低温ウェット路面でのインプレはまた後日に。
ちなみに弟子君会心の一撃はコチラ。
ウェット路面はSW20の真価を発揮する環境。ドライビングもはまって素晴らしい走り。ただしパイロンお触りであえなく撃沈←
もったいない。。。ここ一発のタイムは速いので安定的に出せるよう普段から車に乗って練習する…ことはお互いできない環境になってしまったので今後も進化しないでしょう←
車側はデフのロックタイミングが微妙になってきたので諸々メンテナンスをしたい所ですが、時間が取れずどうしたものか。。。
GWぐらいになれば時間が取れそうなのでリフトをお借りして整備したい所です。
We participated in 2020 TMSC Fuji Gymkhana series Rd1.
家庭事情により土日を含めて下準備する時間が全くなく、今年は一度もメンテナンス出来てませんが日程だけ迫ってきてしまった感じです。。。車に申し訳ない。。。
いつもは前泊するのですが土曜日も予定が入っていたので当日朝AM3時過ぎに出発し、5時過ぎに競技車を受け取り、5時半過ぎに荷物積んで出発しました。
前日の土曜日はかなり雪が降っていたようで心配していましたが
明日富士スピードウェイを走行予定ですが、無理かもしれませんね… https://t.co/f1rQDYbVPp— ATSU (@Outlaw_ATSU) March 14, 2020
当日朝の道中は雪も凍結もなく現地に到着。
着くなりセット変更でスプリング変えたり、弟子君の車が一般道でハンドル切ると明後日の方向に飛んでいくという楽しい症状の修理(?)して遊んでいたらあっという間に完熟歩行の時間に←
コース図はコチラ。
スピードが乗った左右の荷重移動がある楽しそうなレイアウト。
富士スピードウェイ、ジムカーナ場は路面が張り替えられるのでこの路面では最後の走行となります。
そしてTMSCの関谷正徳会長がこの日は来場されていました。
SUPER GTよりもジムカーナに来場頂けるなんてありがたい限りです。ドラミも終わって試走スタート前にみぞれが舞ってきました。しかも結構大量です。
まだ写真を取る余裕がある序盤の降雪量。
路温は手持ちの温度計で4℃(最終的にはもっと下がったかもしれません)、ウェットというか半スノーみたいなコンディションで、この日は12時ぐらいまでずっとこの調子でした。
ヴァリノタイヤで初のウェットのため、とりあえず前回の空気圧やセットのままコースイン。
左巻き360ターンが突っ込みすぎて大きくロス。
ドライバーの腕が足りないのは勿論ですが、ウェットでは空気圧が高いとドライでは穏やかだった滑り出しが一気に流れる印象だったので若干空気圧を下げてリトライ。
まぁそれでもドライバーは対応できていないわけですが←
路面は1本目は降っている中の走行でしたが、2本目は降ってはなく、少し路面状況が改善してたので少し気合を入れて走行したんですけどね…
ドライバーの性能は置いといて、みんな気になる?タイヤの極低温ウェット路面でのインプレはまた後日に。
ちなみに弟子君会心の一撃はコチラ。
ウェット路面はSW20の真価を発揮する環境。ドライビングもはまって素晴らしい走り。ただしパイロンお触りであえなく撃沈←
もったいない。。。ここ一発のタイムは速いので安定的に出せるよう普段から車に乗って練習する…ことはお互いできない環境になってしまったので今後も進化しないでしょう←
車側はデフのロックタイミングが微妙になってきたので諸々メンテナンスをしたい所ですが、時間が取れずどうしたものか。。。
GWぐらいになれば時間が取れそうなのでリフトをお借りして整備したい所です。
We participated in 2020 TMSC Fuji Gymkhana series Rd1.
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2020/03/2020TMSC-Rd1.html2020年TMSC富士ジムカーナ シリーズ第1戦
2020年3月13日金曜日
GT RADIAL Tire (Giti Tyre)のCHAMPIRO SX2 RSについて
以前のブログでも触れたことがあるGTラジアルというタイヤメーカーについて、最近動きがあるようでしたので調べてみました。
このメーカーは以前の記事でも記載したようにミシュランのタイヤを製造していたこともあるシンガポールの会社(設立はインドネシア)で、アジアンタイヤの中ではかなり品質が高いイメージを持っています。
このGTラジアルの2020年度ドライバー@アメリカとして、同期が学ドリにエントリーしてた頃(2012年)には既に頭角を現していた田口選手が契約した記事を見つけました。(自分も当時間近で見ていましたが、迫力満点でした。)
同年代の活躍はうれしいですね。
一方で、以前のブログで調べたスペックのままだと、現在のドリフト大会で勝つのは難しいのではないかと考えて調べてみると、GT Radial USからこんな写真がアップロードされていました。
以前調べた際にはCHAMPIRO SX2(チャンピーロSX2)という製品がモータースポーツ用のハイグリップタイヤで、サイズも7サイズしかなく、現在HPも変更されていないですが、SNSの投稿を見る限り"RS"というよりハイグリップなモデルが今年誕生したようです。写真のタイヤはタイヤサイズが295/40/18でTREADWEARが220となっていますね。
ここでシンガポールの会社がなぜアメリカのドリフトシーンで開発を活発化させているのか気になって調べてみると、同社の開発拠点は欧州、中国でしたが、2017年に最新鋭の工場と開発(R&D)がアメリカのサウスカロライナ州に設立されたようです。
こういった事情もあってアメリカで流行りの(?)ドリフトメインで開発がスタートしたのかもしれませんね。
会社を調べていく中で、GTラジアルというのはGitiタイヤの1ブランドであり、Gitiというのが本ブランドで、中国や欧州のモータースポーツシーンではGiti名義のタイヤが数多くラインナップされているようです。
面白そうなタイヤがラインナップされていますね。
日本にはGiti名義でハイグリップタイヤは今のところ輸入されていないようですが、今後の期待も込めて(?)、Gitiタイヤについても調べてまとめてみたいと思います。
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。
I found new UHP tire of GT Radial tires(Giti tyres), the name is CHAMPIRO SX2 RS. Is that good for use motorsport??
このメーカーは以前の記事でも記載したようにミシュランのタイヤを製造していたこともあるシンガポールの会社(設立はインドネシア)で、アジアンタイヤの中ではかなり品質が高いイメージを持っています。
このGTラジアルの2020年度ドライバー@アメリカとして、同期が学ドリにエントリーしてた頃(2012年)には既に頭角を現していた田口選手が契約した記事を見つけました。(自分も当時間近で見ていましたが、迫力満点でした。)
先週、サウスキャロライナにある@GTRadialUSA の製造工場にて行われた
— 田口和也(KazuyaTaguchi) (@kazmocco) February 19, 2020
2020年@FormulaDrift 契約発表イベントに行ってきました。
それと同時に、1日に1万本以上のタイヤを製造する、最新鋭の設備を見学させていただきました。
暖かく迎え入れてくれたGT Radial USAに感謝いたします。 pic.twitter.com/7wevDRqGtj
同年代の活躍はうれしいですね。
一方で、以前のブログで調べたスペックのままだと、現在のドリフト大会で勝つのは難しいのではないかと考えて調べてみると、GT Radial USからこんな写真がアップロードされていました。
以前調べた際にはCHAMPIRO SX2(チャンピーロSX2)という製品がモータースポーツ用のハイグリップタイヤで、サイズも7サイズしかなく、現在HPも変更されていないですが、SNSの投稿を見る限り"RS"というよりハイグリップなモデルが今年誕生したようです。写真のタイヤはタイヤサイズが295/40/18でTREADWEARが220となっていますね。
ここでシンガポールの会社がなぜアメリカのドリフトシーンで開発を活発化させているのか気になって調べてみると、同社の開発拠点は欧州、中国でしたが、2017年に最新鋭の工場と開発(R&D)がアメリカのサウスカロライナ州に設立されたようです。
こういった事情もあってアメリカで流行りの(?)ドリフトメインで開発がスタートしたのかもしれませんね。
会社を調べていく中で、GTラジアルというのはGitiタイヤの1ブランドであり、Gitiというのが本ブランドで、中国や欧州のモータースポーツシーンではGiti名義のタイヤが数多くラインナップされているようです。
面白そうなタイヤがラインナップされていますね。
日本にはGiti名義でハイグリップタイヤは今のところ輸入されていないようですが、今後の期待も込めて(?)、Gitiタイヤについても調べてまとめてみたいと思います。
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I found new UHP tire of GT Radial tires(Giti tyres), the name is CHAMPIRO SX2 RS. Is that good for use motorsport??
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2020/03/gt-radial-tire-giti-tyrechampiro-sx2-rs.htmlGT RADIAL Tire (Giti Tyre)のCHAMPIRO SX2 RSについて
2020年3月9日月曜日
ヴァリノぺルギア08RSのグリップ評価part2(空気圧とトレッド)
前回の評価Part 1に続いてVALINO PERGEA 08RSのジムカーナ評価です。
今回はFR車両での空気圧と使用後のトレッドの削れ方のインプレッションです。なお今回もあくまで個人的感想ですのでご了承ください。
測定条件は先日スタッフとして参加した富士スピードウェイの走行会で、路温約20℃、気温11度といったところでしょうか。なおこの気温&路温におけるグリップ感の結論はPart 1から変更ありません。
PERGEAシリーズはゴムが柔らかいことから、Sタイヤのように走行後のトレッド表面は荒れやすい傾向にあります。
ちなみにこれが合計16本ジムカーナを走った後のトレッド表面です。
左がフロントタイヤ、右がリアタイヤです。
フロントは駆動輪ではない&ステア操作で抉るので、ヨレて捲れたゴムが巻いて球状のゴムだまりが出来てしまっています。主にセンターグルーブが面積が狭く、捲れやすいためか巻いているゴム量が多いですね。
リアタイヤは駆動輪という事もあって比較的きれいです。ドライバーがリアタイヤを横方向に使いきれてないだけかもしれませんが。。。。
ちなみにリアを積極的に滑らせながら走った方がタイムが出るのでもっとリアを横方向に滑らせて使った方が良い、という意見を言われてしまったのでドライバー側の課題でもあります。
このトレッドゴムのまま最適化するのであればRE-12Dのように大きなランドパターンにできたら良さそう、、、なんて考えてみたり。
ちなみにこちらは同じコースを走った後のRE-12D typeAのトレッド表面。
もともと新品時から溝が浅い(ヴァリノの2/3以下)のと、パターンも剛性ありそうな広いパターンなので、捲れによるゴムだまりが溝の端に少し発生しているだけで、ヴァリノと比べると非常に少ないですね。(それでも細いセンターグルーブの部分は同じように捲れてますね)写真のタイヤの残り溝が浅くて発生が少ない可能性もあるとは思いますが、やはり良くできたタイヤですね。
いずれにしろこのゴムだまりのせいでトレッドの面圧が均一になっていない≒グリップが低下する原因の一つですので、早くすり減らないかなぁと願っています。
(削って浅くしてしまうのが手っ取り早いのですが、貧乏性なのでそんなことできず。。。)
スタート加速やサイドターン明けの加速については、空気圧が高い状態(2.2kpa)と低い状態(1.7kpa)で比べると、低い方がジャダーが出にくく前に進みますが、コーナリング中はヨレるのでステアリングの感触が変な感じです。トータルのタイムは路温が低い状態(トレッド温度が低い状態)であれば空気圧は低い方がタイムが出ましたが、空気圧を高めにしてみるとステアフィールは良くなりました。
トレッド温度及び路面温度が全く同じ条件での比較は走行時間上できませんでしたが、定量的に示しやすい差としては、スタートダッシュの比較でしょうか。比較条件を少しでも揃えるために回転数は同じ回転数からのスタートとしてます。
トレッド温度差も多分にあると思いますが、スタートから2速に入れて1本目のパイロンまでで約0.1秒ちょっと空気圧が低い方が早いです。
ちなみに空気圧が高い時はトレッド温度が約22℃と、空気圧が低い時(12℃)に比べて高いにもかかわらずスタートダッシュで負けているので、この差は空気圧によるものと結論付けてもよさそうです。
ただしトータルタイムは空気圧が高い時の方が速かったので、ドライビングの違いもあるかもしれませんがコーナー速度は空気圧高めの方が良さそうです。
よって個人的には「トレッド温度が20℃以下であれば空気圧は低め、20℃以上であれば空気圧高め」が良いと感じましたが、もっと空気圧を上げたり下げたりした方が良いのか、トレッド温度がもっと高くなった場合はどうなのかは引き続き検証していきます。
ちなみにZESTINO Gredgeシリーズは0.8kpaとかに設定することもあったので、条件揃えるためにもフリー走行に行きたいところですが、今のところ諸事情によって2020年はあと数回(しかも試合のみ)しか走行できる日程が組めないので難しいかもしれません。
という事でVALINO PERGEA 08RSのインプレ第2段でした。
たぶん08Rや08SPも同じような感じなのかもしれませんね。個人的にはこの値段でここまで使えるタイヤとは思っていなかったので、参考になれば幸いです。
インプレとしては不完全燃焼なのできっと第3段に続きます。
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。
I tried VALINO PERGEA 08RS tire. How does the review?? Is the tire has awesome grip??
今回はFR車両での空気圧と使用後のトレッドの削れ方のインプレッションです。なお今回もあくまで個人的感想ですのでご了承ください。
測定条件は先日スタッフとして参加した富士スピードウェイの走行会で、路温約20℃、気温11度といったところでしょうか。なおこの気温&路温におけるグリップ感の結論はPart 1から変更ありません。
1.トレッドパターン
PERGEAシリーズはゴムが柔らかいことから、Sタイヤのように走行後のトレッド表面は荒れやすい傾向にあります。
ちなみにこれが合計16本ジムカーナを走った後のトレッド表面です。
左がフロントタイヤ、右がリアタイヤです。
フロントは駆動輪ではない&ステア操作で抉るので、ヨレて捲れたゴムが巻いて球状のゴムだまりが出来てしまっています。主にセンターグルーブが面積が狭く、捲れやすいためか巻いているゴム量が多いですね。
リアタイヤは駆動輪という事もあって比較的きれいです。ドライバーがリアタイヤを横方向に使いきれてないだけかもしれませんが。。。。
ちなみにリアを積極的に滑らせながら走った方がタイムが出るのでもっとリアを横方向に滑らせて使った方が良い、という意見を言われてしまったのでドライバー側の課題でもあります。
このトレッドゴムのまま最適化するのであればRE-12Dのように大きなランドパターンにできたら良さそう、、、なんて考えてみたり。
ちなみにこちらは同じコースを走った後のRE-12D typeAのトレッド表面。
もともと新品時から溝が浅い(ヴァリノの2/3以下)のと、パターンも剛性ありそうな広いパターンなので、捲れによるゴムだまりが溝の端に少し発生しているだけで、ヴァリノと比べると非常に少ないですね。(それでも細いセンターグルーブの部分は同じように捲れてますね)写真のタイヤの残り溝が浅くて発生が少ない可能性もあるとは思いますが、やはり良くできたタイヤですね。
いずれにしろこのゴムだまりのせいでトレッドの面圧が均一になっていない≒グリップが低下する原因の一つですので、早くすり減らないかなぁと願っています。
(削って浅くしてしまうのが手っ取り早いのですが、貧乏性なのでそんなことできず。。。)
2.空気圧による変化Part1
スタート加速やサイドターン明けの加速については、空気圧が高い状態(2.2kpa)と低い状態(1.7kpa)で比べると、低い方がジャダーが出にくく前に進みますが、コーナリング中はヨレるのでステアリングの感触が変な感じです。トータルのタイムは路温が低い状態(トレッド温度が低い状態)であれば空気圧は低い方がタイムが出ましたが、空気圧を高めにしてみるとステアフィールは良くなりました。
トレッド温度及び路面温度が全く同じ条件での比較は走行時間上できませんでしたが、定量的に示しやすい差としては、スタートダッシュの比較でしょうか。比較条件を少しでも揃えるために回転数は同じ回転数からのスタートとしてます。
トレッド温度差も多分にあると思いますが、スタートから2速に入れて1本目のパイロンまでで約0.1秒ちょっと空気圧が低い方が早いです。
ちなみに空気圧が高い時はトレッド温度が約22℃と、空気圧が低い時(12℃)に比べて高いにもかかわらずスタートダッシュで負けているので、この差は空気圧によるものと結論付けてもよさそうです。
ただしトータルタイムは空気圧が高い時の方が速かったので、ドライビングの違いもあるかもしれませんがコーナー速度は空気圧高めの方が良さそうです。
よって個人的には「トレッド温度が20℃以下であれば空気圧は低め、20℃以上であれば空気圧高め」が良いと感じましたが、もっと空気圧を上げたり下げたりした方が良いのか、トレッド温度がもっと高くなった場合はどうなのかは引き続き検証していきます。
ちなみにZESTINO Gredgeシリーズは0.8kpaとかに設定することもあったので、条件揃えるためにもフリー走行に行きたいところですが、今のところ諸事情によって2020年はあと数回(しかも試合のみ)しか走行できる日程が組めないので難しいかもしれません。
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たぶん08Rや08SPも同じような感じなのかもしれませんね。個人的にはこの値段でここまで使えるタイヤとは思っていなかったので、参考になれば幸いです。
インプレとしては不完全燃焼なのできっと第3段に続きます。
他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。
I tried VALINO PERGEA 08RS tire. How does the review?? Is the tire has awesome grip??
https://outlaw-atsu.blogspot.com/2020/03/08RS-Review-Part2.htmlヴァリノぺルギア08RSのグリップ評価part2(空気圧とトレッド)
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