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2019年6月27日木曜日

INTERSTATE TIRES(インターステートレース DNRT)とExtreme VR2タイヤについて

今日こんなタイヤをTwitterで見かけました。


今日は空港で飛行機待ちの時間が暇だったので調べてみるとフジ・コーポレーションが輸入・販売しているオランダに本社がある会社で、生産は中国や台湾のようです。



さらに調べてみるとコンパウンドは2種類、サイズは4種類。柔らかさを示すトレッドウェア(TW)は80と120の2種類あるようで、2014年ごろから販売開始したようです。



気になるのがその性能ですが、日本国内ではまだ評価がなかったので海外のREVIEWを調べてみました。





上記のHPによれば「イギリスのLlandowサーキットでExtreme VR2では74.97秒、一方Interstate Race DNRT(TW 80)では 75.11秒とほぼ同タイムで、値段はうれしいことに半額である」という評価が出ています。
Extreme VR2というタイヤが日本円に直すと15,800円/本、Interstate Race DNRTは日本円に直すと8,900円ぐらいと書いてあるので確かに半額ぐらいのようですね。
フジ・コーポレーションでも17インチだと8,700円で売られていますね。)


ただ比較対象として出てきている良いタイヤ(?)のExtreme VR2というタイヤが日本では販売されていないのでどの程度のタイヤなのか調べてみました。



これがExtreme VR2。コンパウンドはこのタイヤだけで5種類存在しているようです。日本でいうところのSタイヤのようですね。


ちなみに先ほどの比較対象で出てきたコンパウンドはR5なのでかなり柔らかめのコンパウンドのようで、こちらのページによればトレッドウェア(TW)は80だそうです。


さらにこちらのアメリカのページではハンコックのRS4と比べた結果が掲載されています。



コチラの比較ではVR2はR9コンパウンド(トレッドウェア200)で、サイズは195/50/R15。
対するハンコックRS4は225/45/R15で、若干ハンコックの方に有利な条件で比較した結果のようです。

また評価としては初心者の方でもRS4よりもVR2は扱いやすいタイヤでタイムを出しやすく、ブレーキが奥まで詰めることができる=止まるタイヤのようですが、一方で運転のうまい方が乗る場合は、限界のスライド領域においてはRS4に一歩劣り、ベストは少し落ちてしまうようです。
またVR2のミディアムコンパウンド(R7)は、BRIDGESTONEのRE-71Rと近しいとも言っていますね。


ということで、エクストリームVR2は日本で言うところのRE-71RやダンロップのZⅢ~ADVANのA052ぐらいのタイヤで、インターステートタイヤのRACE(DNRT)は同じぐらいの性能を持ちながらも半額であるというのが海外の評判のまとめになるでしょうか。




日本においてはインターステートしか流通していないので、試してみる価値はありそうですね。

他の記事をお読みになりたい方は↓の関連ページ等をご参照ください。



What is INTERSTATE TIRES(Race DNRT)?? What is Extreme VR2?? How about those grips??

1 件のコメント:

  1. はじめまして。いつもブログを楽しく読まさせていただいております。
    私自身も、extreme tireが気になっておりましたので、調べて見たところ、これら全て、再生(リトレッド)タイヤだそうです。再生タイヤは環境性能や交換費用が抑えられるなどのメリットが期待できるので、競技(ジムカーナ等)のタイヤ諸費用に関わる問題に対する一つの解決策になり得るかもしれませんね。

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