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2025年1月13日月曜日

NDロードスター12Rの強化ミッションとデフ(駆動系)

 オートサロンでマツダスピリットレーシング12Rと呼ばれる、200台限定車が発表されました。


写真は公式HPより


カムやエキマニを変えて200Ppsまで出力アップと足回り変更。。。という、一般の方が気にする部分は色々なニュースサイトで取り上げられていたので、競技する人が気になる「パワー上げて駆動系大丈夫?」の部分を聞いてみました。


Q: 200馬力に上げて駆動系大丈夫?
A: 試験でも色々トラブルが出た
Q: メーカーとして対策は?
A: ミッション、デフは専用の強化、対策品
Q: 現行車乗りのユーザーのため部品販売は?
A: エアロ等は前向きに検討中。ただしミッションは認証上の課題からかなり難しい

とのことです。
最後の「認証上の課題」というコメントから、おそらくミッション型式も量産品とは異なることを意味していると理解しました。
(つまり現行ミッションに少し手を加えたレベルではない?)

個人的に限定200台のために全くの新規で設計/製造してたら700万でも安い気がしているので、海外で進んでいるNCロードスターや124ミッションをそのまま、もしくは少しリファインしたものを載せ、合わせてファイナルギアを変えてるのかなーと予測しましたが、外れたらすいません。。。


(なぜNDがブローしやすいのか、についてはコチラの記事をご覧ください)

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2025年1月12日日曜日

フューエルワンの1/4で手に入るFCR-062

一つ前の記事でフューエルワンより安いとされるアイシンのフューエルシステムクリーナーを紹介しましたが、調べてみるともっと安いのを見つけたのでメモです。



パーツクリーナー等で有名なAZのFCR-062という商品です。
缶の形はフューエルワン等とそっくり(というか同じ?)ですね。

オートサロンでたまたま出展していらしたので中身を聞いてみました。


・フューエルワンより洗浄成分の要であるPEA濃度は高い(ので混合量は少なくてよい)
・基本的にはほぼ同じバランスではあるが、若干PEA特化している(洗浄性能が高い)


とのことです。
なので防錆性能ももちろん持っていますが、バイクや旧車等を始めとした鉄の燃料タンク車の防錆目的であればワコーズの方が良いかもしれません。

さらにこのAZの良い所は、上図の300mlですら安いですが、1Lや4L缶が用意されているため、60Lタンクであれば1回当たりのコストが約500円/回まで落とすことが出来るので、フューエルワンを重用されている方は良さげですね。

ちなみにこれを継続的に投入した場合の燃焼室の様子を検証されている方の記事を見つけました。やはりPEAは有用ですが、規定量以上を混合してしまうと攻撃性もあるのでやりすぎ注意ですね。




ワコーズと同等品と思われるアイシン製品の記事や、PEAの効能やデメリットについての記事も合わせてご覧ください。

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2025年1月1日水曜日

WAKO's フューエルワンの代替品(AISINフューエルシステムクリーナー)

フューエルワンと言えばケミカル品で有名なワコーズからリリースされている燃料添加剤で、燃料ラインの洗浄に非常に有効なPEA(ポリエーテルアミン)が配合されている添加剤として有名かと思います。

以前も取り上げましたが、PEAはアルカリ性で高い還元力を持っていることから、科学的に汚れを溶かしてきれいにすることが出来、特に長期間乗らない場合は防錆等を兼ねて燃料ラインに入れるようにしています。

これらPEAが配合されている燃料添加剤ですが、こんなものを見つけました。



国内最大手のTire1サプライヤーでもあるアイシンのアフターパーツとしてリリースされている燃料添加剤です。
調べてみると製造元は日本ケミカル工業製で、外観のみ変えたものがSUBARUやGRからもリリースされており、さらに調べを進めるとWAKO'sのフューエルワン等もこの日本ケミカル工業製のようですが、缶のパッケージが異なるのはPEAや防錆剤等の添加量が異なるようです。



ちなみに自分はフューエルワンと同等品(外見のみの差異)である、PIT-WORKのF-ZEROを入れていました。


こちらはフューエルワンより若干安価で2,000円/本程度で流通していますが、アイシンのフューエルシステムクリーナーはコレより一回り安い価格で流通しているようです。




と言うことで、今後はコチラの燃料添加剤を重用していきたいと思います。
(エンジンコンディショナーやPEAのデメリット等は以前の記事をご参照ください)



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