最近ドリフトを中心に話題となっているLOVCAというオイルがあります。調べてみるとTAKUMIオイルを販売していた方がやられているブランドのようですね。
コンセプトは販促費などにコストをかけずネットのみの販売に特化することで安価に販売できる、とのこと。
オート・クリエイション公式アカウントより
全く同じグレードラインナップではないですが、TAKUMIより若干安い価格設定のようですね。評判・評価もよいですし、品質も問題ないのであれば、ユーザーとしてはうれしい限りです。
一方でどんなオイルがラインナップされているのかな?と思って調べてみると、公式HPが存在してなくわかりづらかったので、オートクリエイションさんにも確認いただき、公式カタログとしてまとめてみました。
各オイルの説明は以下の目次より参考としてお読み下さい。
エンジンオイル
~レーシングシリーズ(RACING)~
一番ハイグレードな(?)シリーズ。4サイクルエンジン用(一部粘度は2輪の湿式クラッチ対応)で、湿式クラッチ対応の規格としてはMBとMAがありますが、MA規格ということは、クラッチが滑らないように普通のエンジンオイルに比べて「摩擦低減剤」が少ない≒湿式クラッチが滑りにくいということになります。(一般的にMBの方が摩擦低減剤が入っていてバイクにおける「低燃費オイル≒抵抗が少ないオイル」として販売されているようです。)
また抵抗が少ない(レスポンスが良い)かつドライスタートに強いとうたっていますが、これは以前のブログで触れたようにグループⅴに分類されるエステル系の特徴です。欠点としては酸化が速い≒劣化が早いので交換サイクルが短くなることでしょうか。
ちなみにレーシングシリーズは大きく3つの種類に分かれています。
①湿式クラッチ(2輪)対応品
②スーパーアンチフリクションテクノロジー(以下、SAFTと略します)
③ストロングポリマー
それぞれの特徴はメーカー曰く、「湿式クラッチ対応」はバイク用、「SAFT」と呼ばれる技術は摩擦抵抗が少なく、最高速が伸びる。
「ストロングポリマー」と呼ばれる技術はエンジン保護が優先(フリクションよりも油膜を重視?)だそうです。
公式からの案内は下記の通り。
「LOVCAレーシングシリーズはサーキットから街乗りまで使えるオイルが欲しいと言う要望を元に開発された省燃費、ロングライフを可能にしたレーシングオイルです。熱、焼き付きに強く、優れた粘度特性によって高温、高負荷時においても安定した油膜を維持。耐蒸発損失性にも優れレーシングオイルに求められるスペックを高次元で満たしております。また、金属吸着性を持つコンプレックスエステルを使用し粘度以上の強靭な油膜を形成、“低フリクション×高レスポンス”を実現しました。更にLOVCAオイル独自の「ストロングポリマー」を使用することによって耐久性を向上させ、エンジン性能を最大限引き出すとともに大切なエンジンを守ります。金属吸着性のあるエステルはエンジン停止後も流れ落ちることなく油膜を維持する為、コールドスタートは勿論、ドライスタートからもエンジンを守ってくれます。お車を大切にされている方であれば街乗りのお車にもお勧めです。」
ラインナップ(粘度)は沢山あって下表のとおりです。
SAFTは短めのタイムアタック、ストロングポリマーはドリフトに最適といったイメージでしょうか。特に15w-55ってあまり見ないですが、10w-60より上が柔らかい分、フリクションも少ないのだとか。
2019年7月に入って15w-70という粘度も発売されました。かなり硬いですね。
~セミレーシングシリーズ(SEMI-RACING)~
LOVCAというブランドとして初めて作ったモデルだそうです。TAKUMIのエクストリーム10W-60と同等品で、このSemi-RacingよりRacingシリーズは改良してできた製品なのだとか。とはいってもTAKUMIのExtreamシリーズと同等なら十分な性能ですし、2020年から新たに導入されたSP規格にも準拠しているとのこと。(SPについてはコチラ)
ただしSemi-Racingは今のところ粘度は1種類しかないようです。
公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCAセミレーシングはRACINGシリーズのノウハウを受け継いだ100%化学合成油で、コストパフォーマンスを意識しながらもレーシングオイルに求められるスペックを十分に満たし、通常使用される物よりも強力なポリマーを使用する事によりせん断性、耐熱ダレ性能を向上させています。国産車は勿論、欧州車、アメ車にも最適。ドリフトにも定評のあるオイルです。」
ラインナップ、金額は下表の通り。
「LOVCAセミレーシングはRACINGシリーズのノウハウを受け継いだ100%化学合成油で、コストパフォーマンスを意識しながらもレーシングオイルに求められるスペックを十分に満たし、通常使用される物よりも強力なポリマーを使用する事によりせん断性、耐熱ダレ性能を向上させています。国産車は勿論、欧州車、アメ車にも最適。ドリフトにも定評のあるオイルです。」
ラインナップ、金額は下表の通り。
~スポーツシリーズ(SPORT)~
こちらは2輪の湿式クラッチ及びクリーンディーゼルを除くディーゼル車に使うことができるとしたモデル。ディーゼルに使えるということは洗浄能力が比較的高めなのかな?と推測されます。10w-40のみ二輪対応のMA規格とのことで、少しフリクションが多いのかも。5W-40の方は2020年から新たに導入されたSP規格にも準拠しているとのこと。(SPについてはコチラ)
公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCAスポーツシリーズはレーシングシリーズほどの性能は必要ないが、スポーツ走行に適したオイルが欲しいと言う要望にお応えして製品化されました。スポーツ走行に求められる耐熱性、耐焼付き性、粘度安定性を十分に満たし、省燃費性、ロングライフ性にも優れ、街乗りにも十分考慮して作られております。更にシールパッキンにも優しく耐摩耗性、清浄性能にも優れておりますので、スラッジ、デポジットの発生を抑制し、使い続ける事によりお車のコンディションを最高の状態に保ちます。(10W-40は2輪にも対応)」
ラインナップは下表のとおり
「LOVCAスポーツシリーズはレーシングシリーズほどの性能は必要ないが、スポーツ走行に適したオイルが欲しいと言う要望にお応えして製品化されました。スポーツ走行に求められる耐熱性、耐焼付き性、粘度安定性を十分に満たし、省燃費性、ロングライフ性にも優れ、街乗りにも十分考慮して作られております。更にシールパッキンにも優しく耐摩耗性、清浄性能にも優れておりますので、スラッジ、デポジットの発生を抑制し、使い続ける事によりお車のコンディションを最高の状態に保ちます。(10W-40は2輪にも対応)」
ラインナップは下表のとおり
~ユーロスポーツシリーズ(Euro Sport)~
こちらはクリーンディーゼル対応の欧州規格「ACEA」をクリアした、SPORTSシリーズをベースに開発したモデル。ACEAとは「欧州自動車工業会Association des Constructeurs Europeens d’Automobiles」頭文字を取ってACEAと略しているそうです。調べてみると、欧州は日本と違ってアウトバーンや長距離のワインディングロードなど、使われ方が違うことと距離が走りがちなことから低燃費性も勿論ですが、ロングライフであることが求められるようです。公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCAユーロスポーツは、欧州規格「ACEA」をクリアした、「より欧州車に適したエンジンオイル」としてLOVCAスポーツをベースに開発しました。欧州車は環境対策の一環として、省燃費性だけでなく排ガス浄化装置(触媒)等へのダメージを減らす様、エンジンオイルにも厳しい規制を設けています。LOVCAユーロスポーツはLOVCAスポーツの高い基本性能に加え、欧州規格「ACEA」の求めるスペックを十分に満たし、欧州クリーンディーゼル規格「ACEA:C3」にも対応します。アプルーバル(メーカー認証品質)にも適合したロングライフで環境にも車にも優しい欧州車の為のエンジンオイルです。
※LOVCA EURO-SPORTは「メーカー認証品」ではなく「適合品」とする事で認証品と同等の品質でありながら大幅なコストダウンを実現しております。」
ラインナップは下表のとおり
~ディーゼルポーツシリーズ(DIESEL Sport)~
近年のクリーンディーゼル車、特にマツダ車や欧州車を指しているのだと思いますが、これらの車両でモータースポーツに使う方も増えてきたと自分も感じています。一方で、スポーツ走行するにも粘度が硬めだったりスポーツオイルと言うのはあまりありませんでした。特にクリーンディーゼル車だと触媒が特殊なので、触媒攻撃性のないオイルを作るというのが大変なのだと思いますが、この製品はそのあたりをクリアして要望に応えたモデルのようです。メーカーからの説明は下記の通とおり。
「LOVCA DEISEL-SPORT DL-1 はDL-1指定のクリーンディーゼル車専用のオイルで、ディーゼル車にスポーツと言う概念を持った今までにない全く新しいコンセプトのオイルです。昨今普及しているクリーンディーゼル車にはスポーティータイプの車も多くラインナップされており、またそのお車の使い道によっても従来のオイルよりもスポーティーな物が求められます。しかし、DL-1クリーンディーゼルのオイル規格は現在5W-30と0W-30しかなくユーザーにそれ以外の選択肢はありませんでした。これは燃費を最優先させた粘度で、スポーティーな走行に対して果たしてこの粘度で本当に良いのか?また、10万キロオーバーで高速を走り続ける様な車に0W-30は柔らかすぎるのではないかと?言う疑問がありました。そこでLOVCAオイルではDL-1クリーンディーゼル専用オイルとしては規格外の0W-40を作ると言うプロジェクトを発足させました。DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)への影響、燃料希釈、洗浄性能、始動性(特に寒冷地)、エンジン保護性能、燃費と課題は沢山ありました。規格外の粘度と言う事もあり一度は発売をためらってしまった事もあります。しかし、モニターでも想像以上の結果を出すことが出来、ようやく全ての問題をクリアして製品化に成功。独自の処方を施した業界初のDL-1適合0W-40「LOVCA DEISEL-SPORT 0W-40 DL-1」を完成させました。」
ラインナップとしては下表のとおり
~ハイスタンダード(High-Standard)~
こちらがLOVCAのベーシックシリーズ?どの車にもつかえるように、とがった性能というよりは純正のようにコスト、洗浄性能、潤滑性能等を総合的に考えたオイルといった感じでしょうか。洗浄性能が高いのか、ディーゼルエンジンにも使えるようです。2020年から新たに導入されたSP規格にも準拠しているので洗浄性能は高そうですね。(SPについてはコチラ)
公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCAハイスタンダードは省燃費&ロングライフ及び耐熱性、潤滑性、清浄性と言ったオイルに求められる基本性能を高い基準で満たし、低温流動性が良くエンジン始動時から優れた耐摩耗性を発揮。また、近年普及しているアルコール成分を含んだ燃料にも適合し、軽自動車、ミニバン、ターボ車、可変バルブタイミング機構などあらゆるタイプのお車に対応したLOVCAの基本となるオイルです。また、独自減摩剤を使用し高いレスポンスを発揮すると共にエンジンの金属摩耗を最小限に抑制。シールパッキンに対しても優しく作られていますので長期に渡って安心してお使い頂けます。(エンジン保護性能及び清浄性に優れているのでディーゼルエンジンにも使用可能です)」
ラインナップは下表のとおり
公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCAハイスタンダードは省燃費&ロングライフ及び耐熱性、潤滑性、清浄性と言ったオイルに求められる基本性能を高い基準で満たし、低温流動性が良くエンジン始動時から優れた耐摩耗性を発揮。また、近年普及しているアルコール成分を含んだ燃料にも適合し、軽自動車、ミニバン、ターボ車、可変バルブタイミング機構などあらゆるタイプのお車に対応したLOVCAの基本となるオイルです。また、独自減摩剤を使用し高いレスポンスを発揮すると共にエンジンの金属摩耗を最小限に抑制。シールパッキンに対しても優しく作られていますので長期に渡って安心してお使い頂けます。(エンジン保護性能及び清浄性に優れているのでディーゼルエンジンにも使用可能です)」
ラインナップは下表のとおり
~エコスポーツ(ECO-Sport)~
低粘度のスポーツオイルとのことで、86/BRZなどの近年の低粘度オイルが指定の車にきっと最適なシリーズ。多分レーシングシリーズの0w-30よりはライフを重視したモデルなのでしょうか。低燃費オイルゆえに湿式クラッチ(二輪)には対応していないようですね。2020年から新たに導入されたSP規格にも準拠しているので最新のタイミングチェーンエンジンでもバッチリです。(SPについてはコチラ)
公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCA エコスポーツは低粘度(0W-20、5W-20)指定車向けに作られたスポーツタイプのエンジンオイルで、化学合成油が持つ「優れたロングライフ及び耐熱性」、エンジン始動時から隅々まで行き渡る「優れた低温流動性」、エンジン内部をクリーンに保つ「優れた清浄分散性」と共に、高い「省燃費性」と「エンジン保護性能」を兼ね備えた、最新のスポーツカーにピッタリのエンジンオイルです。」
ラインナップは下表のとおり
公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCA エコスポーツは低粘度(0W-20、5W-20)指定車向けに作られたスポーツタイプのエンジンオイルで、化学合成油が持つ「優れたロングライフ及び耐熱性」、エンジン始動時から隅々まで行き渡る「優れた低温流動性」、エンジン内部をクリーンに保つ「優れた清浄分散性」と共に、高い「省燃費性」と「エンジン保護性能」を兼ね備えた、最新のスポーツカーにピッタリのエンジンオイルです。」
ラインナップは下表のとおり
~エコドライブ(ECO-DRIVE)~
アイドリングストップ付車やハイブリッド車などに対応した低粘度オイル。これらの車両は街乗りだけだと温度もあまり上がらない上にドライスタートが多いことから、いわゆるシビアコンディションで使われることが想定されるでしょうから、そのあたりを考慮されて作られているのでしょう。エコスポーツよりは耐久性はあるでしょうが、高温時の粘性確保は劣るのかもしれませんね。街乗りに利用されるのであればこちらのオイルで必要十分な性能なのでしょう。
2020年から新たに導入されたSP規格にも準拠しているので最新のタイミングチェーンエンジンでもバッチリですね。(SPについてはコチラ)
ラインナップは下記のとおり。
ラインナップは下記のとおり。
ギアオイル
〜Racing-Gear〜
ギアオイルはエンジンオイルに比べてギアとギアでオイルがすり潰されてしまい、油膜保持が大変なため「極圧性能」と呼ばれる性能が求められます。特にAWD車やFR車のリアデフはこの性能が求められます。オイルは高温になればなる程やわらかくなり、ベースオイルや耐腐食剤等に加えて「極圧剤」とよばれる添加物が配合されています。このレーシングシリーズはメーカーの説明を読む限りだとベースオイルに高価なエステル系を配合して、ベースオイルの限界を引き上げているのでしょうね。欠点としてはエステル系の弱点でもある酸化(≒劣化)が早く、ミッションやデフケースのパッキンやシールの素材によっては漏れやすい事でしょうか。公式からの説明は下記のとおり。
「LOVCA レーシングギヤはLOVCA SPORT-GEARの強化版で高温・高負荷時の粘度安定性に優れミッション、デフ(LSD対応)どちらにもお使い頂けます。ミッションやデフは狭いスペースで熱の逃げ場がなく、オイル使用量も少ないためとても過酷な状況下になりあります。またエンジンオイルと違いギヤオイルには「極圧性(耐打撃性)」や「LSD特性」などの要素も加わり、競技車両への使用となるとその使用環境は更に厳しいものとなります。LOVCA レーシングギヤは実際にラリーやドリフトなどミッションやデフに負荷の高い競技車両でテストを繰り返し、潤滑性、極圧性と言ったギヤオイルに必要な要素を高い次元で満たすとともに、独自処方によって高温高負荷時のシフトフィーリング、LSD特性に優れたギヤオイルを開発しました。75W-90、80W-140はノンポリマー、80W-190、80w-250は高粘度ベースオイルを使用しポリマー使用量を最小限に抑えています。低温流動性に優れ、高い粘度を感じさせない使用感となっております。」
粘度は下表の4種類です。
~SPORT-GEAR 75w-90~
機械式LSDに対応した100%化学合成油で、同社のギアオイルの中では中級モデル。86/BRZではデフにも使えるのだとか。この価格帯でデフに用いるオイルで全合成油というのはあまり聞かないような気がしますがどうなのでしょうか。(と思ってたらTAKUMIも全合成でした)公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCスポーツギヤはエステルを使用した100%化学合成油ベースのギヤオイルです。金属吸着性を持つエステルは粘度以上の強靭な油膜を形成する事が出来る為、スポーツ走行などの負荷の高い状況でも非常に優れた極圧性、及び潤滑性を発揮。スムーズなシフトチェンジを可能にし、大切なギヤを守ります。機械式LSDにも対応し、FRは勿論、FF、4WDにも最適です。」
ラインナップは下表のとおり。
~MULTI-GEAR 75w-90~
上記のスポーツギアの廉価版。とは言え化学合成油で多分上記のスポーツよりは耐久性という意味では持ちそうな予感がしますが、シフトの入りとかは劣るのかもしれませんね。公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCAマルチギヤ 75W-90はLOVCA SPORT-GEARの廉価版で、高度に精製されたベースオイルと厳選された添加剤によって高温時でも優れた熱安定性を発揮、スラッジの発生が少なく安定した粘度を保ちます。また、特殊添加剤を使用し摩擦を低下、焼き付きにも強く優れた潤滑性を発揮します。流動点マイナス47.5℃と低温流動性にも優れており極寒時においても優れた粘度特性を発揮、LSDにも対応しております。」
~MULTI-GEAR 85w-140~
ランニングコストを安く、をコンセプトに掲げられているモデル。こちらのモデルは合成油ではなく、鉱物油という記載があるので、FRのデフなどのハイポイドギアや高負荷にも耐えられそうです。公式からの案内は下記のとおり。
「LOVCAマルチギヤは、「ライニングコストに優れたギヤオイルが欲しい」と言うユーザーの声を元に製品化しました。弊社では走行会などで積極的にユーザー様の声を伺って製品開発に取り組んでおります。そういった中で多く耳にするのが「走行会ごとに交換するので、安くてドリフトに使えるギヤオイルはありませんか?」と言う声でした。この声にお応えするべくLOVCA MULTI-GEARは開発されました。高品質鉱物油をベースに、極圧性、潤滑性、トルク伝達能力に優れビスカス、ヘリカル、トルセンは勿論、機械式LSDにも対応しております。軽4駆やクロカン、負荷の高いトラックなどにもお薦めです。(街乗りでの交換サイクルは2万キロをお薦めしております)」
~HYPER MTF~
NDロードスターを始めとした特殊な車用に開発されたオイル。あえてGL-4規格にし、FR専用オイルとすることでシンクロへの攻撃性を抑えたモデルです。GL-5に加える極圧添加剤は、FF等のLSD内臓ミッションに対しては必須ですが、ミッションの主にシンクロに影響を及ぼすのでLSDを内蔵していないミッション専用とすることでシフトのスムーズさを狙った商品だと思われます。(GL-5規格のミッションへの影響についてはコチラをご確認ください)
~まとめ~
2023年10月現在のラインナップ一覧です。
価格を見るには下図の「容量(ℓ)」の数字をクリックしてください。
上図の「容量(ℓ)」の数字をクリックすると価格が見えます。
バイク乗りの方やディーゼル車もカバーした幅広いラインナップですね。
数値的なオイル性能についてはAUTO CREATION公式から試験結果等が開示されているので続きのブログで評価をまとめてみました。
また最新のラインナップを改めてコチラのページにまとめました。
他の記事をお読みになりたい方は↓のサイトマップ等をご参照ください。
What is LOVCA motor oil?? How many grades does it have??
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