今年6月ごろ、海外のYokohama Tireからこんなリリースがありました。
It’s the perfect tire for track junkies. Yokohama’s all-new ADVAN A055 builds on decades of racing experience and offers maximum grip along with the kind of ultimate handling that delivers consistent performance when racing. #yokohamatire #ADVAN pic.twitter.com/Of0trcoq6I
— Yokohama Tire (@YokohamaTC) June 1, 2022
A050やA052よりもかなり攻めたトレッドパターンをしています。
以前も紹介し、一部のサーキットユーザーで重用されているHoosierと似たようなデザインで、公道走行可能な溝はありつつもドライグリップを極限まで攻めた形状になっています。
(デザイン的には公道OKですが、横浜からも一般道での使用は控えるようアナウンスされています)
気になるレビューですが、本国のユーザーサイト等も発表後にアクセスしてみていますが、投稿が少なく判断が出来かねますが、Tirerackの記載によれば「A055は氷点下や雪道、氷上での走行を想定しておらず、華氏32度以上(摂氏0度)の室内で保管することが必要です」と記載があることから、A050のように温度感受性があるタイヤであるがゆえに、ピークグリップは少なくともA052の上位になりそうです。一方で冬場や強ウェット路面はダメそうですね。
またタイヤの重量も205/50R15というサイズで比べた場合、A050は約9.4㎏なのに対し、A055は約8.1㎏(17.8lbs)であることから、軽量化にもかなり力を入れた新世代のタイヤであることがわかります。(ちなみにA052は約8.5kgなので、溝がA052より少なくなっているにも関わらず軽量化を達成していることになりますね)
気になるトレッドウェアについては40ということで、かなりのソフトコンパウンドであることがわかります。これだけ柔らかいとユニフォミティ(真円度)を維持し、ロス出さずに製造するのも大変そうですが。。。
(トレッドウェアって何?な方はコチラをご覧下さい)
日本正式導入時期についてはまだ回答貰えていませんが、正式導入するには色々課題がありそうですね。
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