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2022年11月11日金曜日

ND幌ロードスターに2Lモデル追加?

日本におけるロードスターのラインナップは1.5リッターの幌タイプと2リッターのハードトップ(RF)の大きく2タイプでしたが、幌タイプに2リッターが追加になるようです。



開発主査の発言なので可能性高そうですね。

軽量で足回りに定評のあるNDロードスターの幌タイプにパワーのある2リッターエンジンが組み合わさることで、現代のS2000(言い過ぎ?)的な車になりそうですね。





競技する上でもこの情報はかなり重要になる人は多いと思いますので今後の発表を待ちたいところです。

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2022年11月1日火曜日

新品タイヤは「慣らし」が必要?

新品タイヤを買った際に「皮むき」と呼ばれる、タイヤを作る際に金型と触れていた面を削るために少し走行されたりすることがあるのは見たことがありますが、「慣らし」と言うのを初めて聞きました。

今回の出所である海外のタイヤ情報満載のモーターサイトであるGrassroots Motorsportsの記事によると、新品タイヤをタイヤウォーマーや実走行でゴムの分子を整える「慣らし」を行うと良いと書いてあります。

以下上述HPの内容です。

Proper heat cycling involves not just heating–which weakens those bonds and makes them less resilient–but bending and stretching of the tread, which helps more consistently align the granular structure of the elastic tread.ヒートサイクルでは、単に加熱するだけでなく、トレッドを曲げたり伸ばしたりすることで、トレッドの粒状構造をより安定的に揃えることができます。※編注 タイヤを縦方向にストレスを与える、すなわちハードブレーキング等で熱を与えたりしてヒートサイクルを行う)

 When the tire is heated, the weakest molecular bonds are broken and then realigned by the dynamic forces of the tread on the pavement. As the tire cools to ambient temperature, those bonds relink in a stronger, more consistently aligned fashion. Tire warmers, on the other hand, preheat the tire to operating temperature before it’s sent out on track for a massage; then they can be used to slowly cool the tire over 24 or even 48 hours.(タイヤが加熱されると、最も弱い分子結合が破壊されて再調整されます。タイヤが常温まで冷えると、これらの結合はより強く、より密度が増した状態になります。また別の方法としてタイヤウォーマーを使ってタイヤを予熱して(軽く走らせた方が良い?)、24時間または48時間かけてゆっくりとタイヤを冷やす方法もあります。)

Heat cycling dynamically stretches and heats the rubber in the tires, further strengthening the molecular bonds in the tread and carcass by reorganizing the granular structure of the material. It’s a process not unlike heat treating metals. (ヒートサイクルは、タイヤのゴムを動的に伸ばして加熱し、材料の粒状構造を再編成することで、トレッドとカーカスの分子結合をさらに強化します。これは金属の熱処理と同じようなプロセスです。)

The Falken RT660, in particular, greatly benefits from proper heat cycling: improved lap times, longer service life and reduced wear. Competitors have also found reduced instances of unusual wear patterns, like center tread rib graining or separation. (特にファルケンRT660は、適切なヒートサイクルによってラップタイムの向上、耐用年数の延長、異常摩耗の低減といった大きな恩恵が受けられます。競合他社でも、トレッドリブの中央部の粒状化や剥離など、異常摩耗が減少していることも確認しています。) 



 気になるのは最後の部分で、「適切なヒートサイクルによってラップタイムの向上、異常摩耗が減少する」という記載です。




今回の記事はアメリカ等で主流となっているTW200クラスのタイヤにフォーカスしているのでSタイヤのようなタイヤまで含まれるかは不明ですが、日本においてこのような「慣らし」をしている方はあまり見ないですし、聞かなかったのでちょっと実験してみたいですね。

ちなみに調べを進めてみると、例えばブリヂストンのHPにもタイヤの慣らしはした方が良い旨、記載があるので自分が知らなかっただけかもしれません。


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2022年10月24日月曜日

ブレーキダストクリーナーのデメリット

ブレーキダストによってホイールが汚れた際にクリーナーを使う方も多いと思いますが使い方を気をつける必要がある、と言う話のリライトです。




①ブレーキダストは「鉄」

一般的な車だと茶色のダストがホイールに付着していることが多いと思います。このダストはパッドの磨材も勿論、ローターが削れたものも多分に含まれています。


私の車はジムカーナメインなので後ろの方が汚れやすいですが。。。
このダストはホイールのみならず、ボディにも付着し、酸化して汚れがひどくなることも多々あるので早々に取り除ければ一番良いのですが。。。

②クリーナーは「鉄」と反応

一般的に販売されているホイールクリーナーは洗浄成分もそうですが、「鉄」と反応させて汚れをきれいにしている製品が多いです。
代表的な製品として、パープルマジックがありますね。


噴射後は紫色に化学反応してめちゃくちゃ汚れが取れている気分になります。
ある程度こすり洗いをすることでかなりキレイになるような印象を持っています。

が、後述する理由により飛び散らないように配慮する必要があります。


③クリーナーによる弊害と解決策

上述したとおり、ローター等の削りカスであるブレーキダストの鉄と反応して汚れを落としてくれるので助かる製品ですが、弊害があります。
注意書きにもあるアルミホイールのメッキ等への影響もそうですが、見落としがちなのが「ローター本体への攻撃性」です。



ブレーキローターダストに反応するクリーナーですから、もちろんローター本体にかかると反応します。
1回や2回かかったぐらいでは大きな影響は無いかも知れませんが、洗車のたびにパープルマジック等を使用しているとローター表面がガタガタになり、ひどい場合ローター交換する必要が出てきてしまいます。
どこかのショップに入庫した街乗りしかしてないのに年に2回以上ローター交換した方の原因がこれだった、と言う記事も見たことがあります。

なので解決策としては「ローターにかからないようにクリーナーを噴射する」もしくは「クリーナーを用いなくても良いようにこまめに掃除する」になります。
一番確実なのはホイールを車体から外してホイール単体で洗浄する事でしょうか。


④水垢取りがベスト?

一般的にはクリーナーとしてパープルマジック等が有名ですが、それでも取れない汚れについて、Twitterでこんな投稿を見かけました。


水垢取りを用いると黒ずんでしまって取れないような汚れも取れるというものです。
ちなみにホイールを外した状態であればサンポールも個人的にはオススメです。
モータースポーツをしていると特に熱等でホイールに黒ジミ化したダスト汚れが残りがちなので試してみても良いかもしれませんね。



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2022年10月17日月曜日

ポテンザサーキットチャレンジ@幸田

富士に続き、第二回目となるポテンザサーキットチャレンジ(PCC)が幸田サーキットで開催されるとのことでまたオフィシャル参加してきました。


幸田は仕事で来て以来5ヶ月ぶりです。
今回も盛況で60台弱のご参加を頂きました。




自分は朝以外はポスト員でずっとコース内に張り付いていたので参加者の方と会話できなかったのが残念ですが間近で車の動きが見れるのでこれはこれで楽しいです。


下里選手。軽でポルシェやスープラと戦う猛者!

ドリフトだとゴミ飛んできて目が痛いし服がタイヤカスだらけになるのですがグリップ走行はその辺が平和です←

競技終了後は表彰式やっている間に片付け開始。18時前に撤退することが出来ました。

帰りはマネージャー君と幸田→東京まで下道レーシングで帰宅。



静岡は高速使わなくてもスイスイでいいですね。
燃費もエアコン使っても良さげでした。


これにて今年の国産タイヤメーカーさんのお手伝い終了。
今回も前日入りして色々打合せて頂き、来年はジムカーナ業界にとっても激変の年になりそうです。





2022年9月27日火曜日

車検におけるハイビーム検査の廃止?

Twitterでこんな記事を見かけました。


来年の2023年からこれまでハイビーム検査で車検が取れていた車両(平成10年以降)も、ロービームでないと車検に通らないとする記事です。

この投稿にぶら下がりで旭川の陸運局から発表されていると思われる資料が添付されていました。




こちらを見る限りだと、赤枠で囲ったようにロービームの光軸が取れないと車検が通らないことになっています。
こちらの真偽を確かめるべくもう少し調べたところ、四国の陸運局からはこんな記事が出ていました。


こちらの資料を見る限りだと基本は旭川から発表されているようにロービームでの検査ですが、どうしても計測範囲外になってしまう場合は赤枠で囲ったフローに基づき、ハイビームでの検査を行い、車検を通すことができると読むことが出来ます。

よって地域差や検査員次第なところがありそうですが、いずれにしてもロービームでの検査が主軸になることは間違いないようです。


ロービームが光量不足の場合はバルブを変えたり、レンズを磨いたりといった整備が必要になりそうですね。

2022年9月24日土曜日

2023年シバタイヤの使用可否⁉︎

今年、2022年は破竹の勢いでユーザーが増えているシバタイヤ。
安くてグリップして、それなりに持つと言うかなりユーザー想いのタイヤで、ドリフトやジムカーナに限らず色々使われている印象があり、個人的にも大注目のタイヤです。

一方で大きなJAF行事である、来年の全日本ジムカーナの規定が以下のように発表されました。


ピックアップすると「シーランド比(地面に触れない溝の部分の面積)が25%以上」という規定が追加され、RE-12Dやβ10等のウルトラハイグリップタイヤが使用できなくなる規定となり、ゴムの硬さも一定以上となることからシバタイヤのの出番がやって来るかな?と考えてました。





ところが一筋縄ではいかないようです。


シバタイヤから発表されている現状のシーランド比は23%とのことなので、少なくとも全日本ジムカーナでは使うことが出来ないことになりますし、他社も23%ギリギリのタイヤがあるので合わせて締め出されます。
全日本の規則ベースとした試合ではシバタイヤも締め出されてしまうので各地区でどのような規定になるか、要注目ですね。
(少なくとも関東はオリジナルのTW280規制を敷いているので使えそうです。トレッドウェアについてはコチラの記事をご覧下さい)





そんなシバタイヤも上記のブログによれば新しいタイヤを開発中、と記載があるので期待したいところですね。

いずれにしても来年のタイヤ動向は大きく変わりそうですので今から要注視です。


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