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2021年11月30日火曜日

ブレーキ系フルOH

2年に一回の恒例行事(車検)のため、ニュートンランドへ車を預けてきました。



学生の頃は自分で整備も車検もやっていましたが、時間も無いですし他の人の目で点検してもらった方が色々と見つかることも多いので最近は信頼できるお店にお任せです。
今回はこの判断が間違っていませんでした。

取り合えずもともと変えてほしかった部品の注文とかをして預けたのですが、ブレーキが左右でバランスが取れてないとの診断を受け、即時OHをお願いしました。ついでなのでブレーキ配管類もマスターも交換してフルリフレッシュ。ついでに同じフルード系であるクラッチホースとかも交換してもらいました。




結果としてはリアキャリパーピストンがさびて固着気味でした。
殆ど乗っていないこともあって錆びてしまったようです。。。前回の車検から2千キロも走っていないのに。。。




こんな大きな錆の凹みがあるのでひどかったのでしょう。ピストンのダストブーツがもしかしたらねじれて、水が浸入してしまったのかもしれません。

人間の方もだいぶ動けるようになってきたので12月は何回か走りに行きたいと思います。
久々にニュートンにいきましたが、たまたまその日うれしい打合せをしていました。近々発表になるようなので、公表が楽しみです。

2021年11月19日金曜日

神奈川県の津久井にジムカーナ場?

Twitterでこんな投稿をみつけました。


津久井に新しいジムカーナ場オープンに向けてのアンケートが開始されています。

誰が、どの程度の本気度で計画されているのか分かりませんが、お時間ある方はこちらのアンケートに協力頂くと、もしかしたら?があるかも知れません。



上の画像は筑波サーキットのジムカーナ場ですが、津久井のは約8,000m2と、筑波と近しい大きさです。富士スピードウェイのジムカーナ場は約12,000m2で、それよりは小さい感じです。

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2021年11月15日月曜日

5FivexタイヤのST400(Zestino)

Zestinoタイヤの日本販売ブランドである5Fivexから新しいタイヤ情報がリリースされています。

2種類あって、一つがグリップ用のタイヤ、もう一つは現在企画中っぽいドリフト用のGerun055Dというタイヤです。

グリップ用のタイヤはオーストラリア等で既にテストが始まっている、SAMURAI ST400というタイヤだと思われます。




ドラッグ用のタイヤらしく、公式SNSコメントで「妥当フージャー&ミッキートンプソンのドラッグタイヤ」と言っており、サイズも現在は275/60R15というサイズのみです。




ただし「17や18インチのタイヤも作っていく」というコメントもあったので、増えるかもしれません。また違う種類ですが、Circuit07Sというタイヤもリリース開始され、メディアでも取り上げられ始めたようです。





昨今日本でも筑波のアタック等でHoosierタイヤを使用される方が増えてきているように、ドラッグ用のタイヤをタイムアタックで使うケースも増えてくるかもしれませんね。


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2021年11月9日火曜日

GL5規格のギアオイル納期について

世界的に半導体不足で新車のデリバリーも遅れていますが、石油製品であるミッションオイルのデリバリーも遅れているようです。


こちらは山形県のショップさんのTweetです。
以前のブログにも記載したとおりGL-5のみ影響を受けているということは、極圧剤系の材料の手配に難航している、と言うことでしょうか。

上記の情報以外にニュース等にもなっていないので真偽は不明ですが、冬でアタックシーズン到来し、オイル交換を控えている方も多いと思いますので在庫は多めに持っておいた方が良いかもしれません。




通販サイトでも「メーカー取り寄せ」等の商品の場合は、納期を確認した方が良さそうです。


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2021年10月28日木曜日

SR20 NVCSの今後

シルビアに代表的な縦置4気筒のSR20エンジンですが、やはり生産終了から年数がたっていることもあり、純正部品がどんどん値上がりしています。

特に可変バルブタイミング機構、通称NVCSは音が出てきたりしてOHついでに交換する方もおおいですが、近年の値上がり方は半端ないです。



DIYで交換されている方も多いですよね。

ただし、SNSの情報を見ると2021年現在で8万円近くするのだとか。
部品一つで8万円は痛いですね。。。

と思って調べてみると、NVCSのオーバーホールをやってくれるお店もあるようです。


岡山県にあるジュラテックさんより。
以前記載した、ガソリンエンジンに点火が強力になるガスコイルを取り付け出来るようにするなど、とてもよく考えられた部品をリリースされているメーカーさんです。
異音が出ないように対策もしれくれるうえに、加工までしてくれるようです。

また喫緊ではジュラテックさんオリジナルのNVCSも開発されているようです。

内蔵されているスプリングに頼らず、油圧にて制御するため異音も出ずらく、レスポンスにも優れているのだとか。
ほとんどポン付けで価格も3万円代を目指す、とのことで非常に楽しみです。

古い車でも社外メーカーから補修部品が出てくれる時代となり、ありがたい限りです。


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2021年10月23日土曜日

PCVバルブの作用について

PCVバルブとはエンジンのスロットルより後ろに繋がるブローバイ配管内に設置されている逆流防止ワンウェイバルブのことで、最近質問いただくことも増えてきたのでリライトいたします。




①PCVの配置

エンジンは動いているときはブローバイガスと呼ばれる、燃焼室から漏れ出たガスとエンジンオイルミストが混ざり合ったものが必ず発生します。


こんな感じですね。

このブローバイガスというのは未燃焼ガス等が含まれており、エンジンオイルの劣化を促進させてしまうので速やかに排出させることが求められます。
以前ブログを書いたように、ブローバイガスはスロットルの前と後の2系統の排出系統を持っており、おおざっぱに言うと「アクセルオフの際はスロットルより後ろ側から、アクセルオンの時はスロットルより前側から」ガスを排出しています。スロットルより後ろにつながるホースはエアの噛みこみを防止するためPCVバルブと呼ばれる、ワンウェイバルブが設けられています。


エンジンルームの


インマニに繋がる、こちらのホース。


根元に黒いプラスチックがいますが、これがPCVバルブです。
ちなみに社外のワンウェイバルブをつける方もいるそうですが、こちらのページにも記載されているように、一般的には液体の圧力でしか開閉しないので、PCVとして使うと不具合を起こす可能性もあるそうです。



②PCVの役割、効果


2系統を用意することでアイドリング状態でもクランクケース内に常にフレッシュなエアを送り込むことができ、エンジンオイルの寿命を延ばすことができるようになったのだとか。(最近は1万キロ以上無交換というのも聞きますね。)

さらに副次的な効果として、ブローバイガスがクランクケース内に溜まったままだと圧力が高くなってピストンが動きずらくなる=エンジンの出力が落ちるので、クランクケース内を負圧にしてあげることで出力向上にも買っているそうです。



③PCVバルブを塞いだら?


メリットばかりに見えますが、デメリットもあります。
アイドリングや街乗り程度の負荷だとPCVバルブ側からブローバイガスをメインで吸い込むため、インマニや燃焼室がドロドロになりやすいという点があります。
そのためしばらくPCVバルブを塞いでスロットル前側のホースだけにし、キャッチタンクを付けることでガスを可能な限り吸わせないようにしていました。




メクラキャップを使ってPCVバルブとインマニ側の入り口を塞いでました。

ところがアクセルオフの状態ではブローバイガスが溜まりやすくなるため、アクセルオンした瞬間に一気に吸引してしまい、白煙を吐きやすくなってしまいました。
例がこちら。




アイドリングで溜まったブローバイガスが、アクセルオンで一気に吸引されてスタート直後はすごい白煙を吐いています。
とは言えここまで白煙吐くのは競技のような全開走行時だけで、普段は離されているためか、以前よりキャッチタンク油量が増えていたので「エンジンにブローバイガスを吸わせたくない」という目論見は達成されています。(なおエンジンオイルの劣化が進みやすくなるデメリットがありますが、そもそも競技2~3回に一度、500km程度で交換しているのであまり気にしてませんでした。)

この状態で4年ぐらい乗っていましたが、特に最近オイル粘度を変更したこともあってかスタート時の白煙が上記の動画のように増えてしまったので周りから「タービンブローしてない?」的なツッコミが増えてしまいました(笑)


④PCVバルブを戻したら?


上述したようにバックミラー越しに白煙が見えるねは精神衛生上あまりよろしくないので、ブローバイPCVバルブ系統を復活させてみたところ、先日のブログで上げた競技走行の動画をみても白煙が如実に出なくなりました。

また驚いたのが、競技走行時にはあまり感じませんでしたが、普通に坂を重めのギアで上っていたところ、PCVバルブを殺していた時より気持ちトルクがあるような気がしました。(プラシーボ?)
もしかしたら微々たるものかもしれませんが、街乗り時のようなあまりスロットルを開けてない状況において上記したクランクケースの内圧が下がったことによる副次的な効果かもしれません。

定量的に示せる変化としては、PCVバルブを復活させたことでアイドリング回転数が70~80rpm上昇しました。つまり70~80回転分PCVバルブから空気を吸えるようになったのでしょう。

メリット・デメリットありますが、結局純正の2系統のブローバイホースがあった方が良いような気がします。一方でインマニがブローバイで汚れやすくなるので定期的にエンジンコンディショナーやワコーズのRECSを実施すれば良いのかもしれませんね。
エンジンコンディショナーやRECS、燃料添加剤であるフューエルワンのデメリット、注意点について調べてみましたが、またこちらのブログにて。


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