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2021年5月20日木曜日

ストラット車のキングピン角改善法

ストラット車でキャンバーを付けるとキングピン角がズレがちですが、こんな記事を拝見しました。




この記事のとおり、ストラットボルト側、もしくはナックル曲げ加工でキャンバーを付けた方がキングピン角が少なくなるので良さそうです。

ただFF車をメインに、元々キャスターがついていない車でキングピン角まで浅くしてしまうとコーナリング中のキャンバー不足を起こしてしまい、静止状態でのキャンバーを付けざるを得なくなって直進状態でのタイヤ設置面積が減り、ブレーキングがシビアになるというデメリットもあります。

なので結局はバランスになるとは思いますが、FRは概ねこの方法の方がメリットの方が多く、FF車は車種によってバランスを見た方が良さそうな気がしています。
ただ以前も触れたように、キャンバーボルトでのキャンバー変更、特に上側のボルトで変更するパターンだとズレることが多いので、可能であればナックル曲げ加工の方が確実なのかなとは思います。(細かい変更は結局ピロアッパーかボルトでやるしかありませんが)
いずれにしても近年は王道のピロアッパーではないキャンバー変更方法もメジャーになってきたので、消耗品であるピロを気にしなくて良くなりコスト的にもメリットがありますね。

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