ベースオイルにエステルと言うのがあるのですがエステルを使っていますと表記していても実は使っていなかったり、表記の粘度と実際の粘度が全く違う物もあったりします。勿論 #LOVCAオイル は真面目に作ってますので絶対にその様な事はありません。 pic.twitter.com/KkPyMuyw7n— AUTO CREATION (@AUTO_CREATION) 2019年7月11日
一枚目の写真の上の方に「エステル、PAO」と書いてあるのに、下の方の〇をみると「エステル吸収 無」という結果が出ており、とあるメーカーのオイルはエステルが表記してあるのに配合はされていないとされる結果が出ています。
さてそもそもエステルとは何なのか、と言うところですが、オイルのグレードについてのブログで書いたようにオイルというのは大きく5つのグレードに分かれており、エステルとは高級なオイルの部類とされています。
以前のブログを抜粋すると下記のとおり。
APIによるベースオイルの分類
グループ1(Ⅰ)・・・・・・一般的にミネラルとか鉱物油、ニュートラルオイルなどと呼ばれます。
グループ2(Ⅱ)・・・・・・ハイドロクラック、水素化精製油、HIVI、HVIや高粘度指数基油等と呼ばれ、多くはこのグループⅡまでをミネラル(鉱物油)と表記し、おおよそ安価なエンジンオイルはグループⅠやグループⅡのベースオイルを採用していると思って間違いありません。
グループ3(Ⅲ)・・・・・VHVI(VeryHighViscosityIndex)超高粘度指数基油、高度水素化精製油、合成油、シンセティック等様々な呼び方がなされますので実に曖昧です。
ここまでは鉱物油(原油)を出発点としたベースオイルです。以下のグループ4や5はいわゆる化学合成油と呼ばれるオイルです。
グループ4(Ⅳ)・・・・・・ポリαオレフィン、通称PAO、パオと呼ばれます。
グループ5(Ⅴ)・・・・・・以上のどのグループにも属さないベースオイルとなります。最も代表的なものはエステル類、一般的ではないですがアルキルナフタレン等もありますが、ほぼエステルだそうです。
エステルと言うのは最高級のグループ5に分類されるわけですが、極端な話をすると植物性油がエステルが多く、お家で使う天ぷら油もこの分類で行くとグループ5になります(笑)
エステルは高温でも油膜維持しやすく、よくレーシングオイルとうたわれる高額なオイルには配合されています。
ちなみに昔先輩からここ一発のレースでエンジン壊れてもいいから勝ちたい、レスポンスを良くしたいということで天ぷら油を入れて勝ったという逸話を聞いたことがあります。(エンジンのその後はしりませんが。。。。)
一方でエステルは酸化しやすい、つまり劣化しやすいため街乗りメインや安価に済ませたい場合には向かないことが多いです。
LOVCAもそうだと思いますが、基本はグループ3等のオイルにしつつ、エステルを少し入れることによって価格やライフのバランスをとっているのでしょうね。
さらにオイルの高温時の油圧のデータも提示されています。
#LOVCAオイル 立ち上げ当初2017年11月、チェイサーでドリフトした実走データです。LOVCAオイルの2油種は20L¥2万前後、W社とM社は20L¥4万前後、油圧と油温をご覧下さい。¥2万浮いたらデカいですよね!(※SR、REなど車によっては燃料希釈され油圧が下がる場合があります) pic.twitter.com/mPdt3eDjcd— AUTO CREATION (@AUTO_CREATION) 2019年7月11日
他社のオイルと比較しても油圧については遜色ない感じですね。
油圧が高いということは高温でも粘度が保てていて良いことなのですが、同時にフリクションも高くなるので両立が難しいです。
エンジン壊すよりはよいと思うので粘度がある方が個人的には良いと思いますが。
あとは何回か高温と冷却を繰り返した時の油圧、つまり劣化状態を比較したデータがあるとオイル自体のライフが長いのか短いのか判断できるので消費者としてはうれしいですね。
ラブカオイルの種類についてはコチラの記事をご覧下さい。
他の記事をお読みになりたい方は↓のサイトマップ等をご参照ください。
How does the LOVCA oil?? How does the review?? is the oil use ester(groupⅴ)??
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How does the LOVCA oil?? How does the review?? is the oil use ester(groupⅴ)??
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