トピックとしては
・トレッド温度が70℃以上はタレる!?
・トレッド温度は50℃~70℃が最適温度域(な気がする)
・溝は少ないほどエライ!
順番に記載していきます。
①高温時のトレッド状態
路面温度が何℃だったかメモを忘れてしまったのですが、気温34度の真夏の炎天下における1分ほどのジムカーナ走行後は、トレッドが全輪65℃~70℃になっていました。
HPに書いてある仕様温度域から外れていますが、いわゆるドロドロにはなっておらず、スタートからゴールまで挙動変動なく使用することが出来ました。
ただちょっと後半でヌルっとした感じもしたので、もしかしたらオイシイ上限は70℃あたりかもしれませんが、もっと上の温度域を使ってみないと何とも言えないですね。
②滑り出し特性の変化
朝一のトレッド温度が50℃以下の時のスタート~前半のみ滑り出し挙動がかなり素直でしたが、中盤ぐらいから滑り出しが粘るようになりました。上記①を踏まえ個人的にはトレッド温度50℃~70℃が最適温度域な気がします。
ドリフト競技のスタート温度としてHPには路面温度が20~30℃と記載してあるので、大馬力のドリフト車両が試合で1コーナー進入あたりで50℃超せるのが、それぐらいの路温なのかもしれません。
③溝は少ない方がヨレない
前のレビューでも記載しましたが、ゴムが柔らかいのに新品時の溝が8mmとかなり高いのでヨレます。
特にトレッドセンターの2本の縦線に挟まれた部分は剛性が低く、めくれやすいです。
溝が減れば減るほどヨレが無くなるので、ステアレスポンスも良くなってきましたし、路面のインフォメーションもつかみやすくなります。(乗り心地は良いですが、ロードノイズはすごいです)
スリップサイン出るぐらいがちょうどいいかもしれません?
という事でレビューを第1回(低温)、第2回(空気圧変動)、第3回(冷間スノーウェット)そして今回の高温という形で分けてきました。
このタイヤのキャラクターが概ねつかめてきましたので、車側のセットを少しいじり始めます。
個人的にはドリフトの試合は勿論、ジムカーナ競技やサーキットの1発タイムアタックあたりに向いているタイヤだと感じています。
ただしグリップで使うには少しクセ強め(第1回参照)なので、理解した上で使えばとても良いタイヤです。
評価してきた08RSはハイブリップタイヤとしてはかなり安価な部類ですので、評価したように使用条件さえ間違わなければ試してみる価値ありのタイヤだと思います。↓↓↓
↑↑グリップだとこのあたりのサイズでしょうか。
という事でレビューシリーズは多分これで最終回と思います。。。というより走る機会がなさ過ぎてこれ以上検証できません。。。
この先は弟子君がしてくれると信じて今回はこの辺で。
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I reviewed VALINO PERGEA 08RS at high temperature track condition. Is that good for use summer situation?
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