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2021年3月29日月曜日

Sタイヤの起源とタイヤの保管方法について

今までSタイヤとは漠然と市販で手に入る一番グリップするタイヤ、というイメージしか持っていませんでしたが、明確な線引き(成り立ち)についてこんな動画がありました。

  

Sタイヤはドメスティックな呼び方で、もともとジムカーナのルールが起源で出来たタイヤカテゴリーなんですね。 また保管方法についてもこんな動画があります。

  

これまで布団の圧縮袋とかでとかで空気を抜いて保管するのがベストと思っていましたが、そこまで「圧縮せずに」余分な空気を抜く程度にして密閉しておくのが最善のようです。

スタッドレスタイヤの保管時も上記点について気を付けておくと長持ちしそうですね。

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2021年3月26日金曜日

RoadX RT01の再販(ローデックス)

 SAILUN(Jinyu)の別ブランド、RoadXが日本国内で再販されるとのことです。


RT01は以前も触れましたが、SAILUNで言うところのGeneRというタイヤの別名義です。
更に以前と同じコンパウンド、と言うことはD1で使用されるようなpodium Dのようなソフトタイヤではなく、サーキットユースを想定したpole Dであると思われます。(銘柄による違いは以前のブログにて)

パターンは剛性ありそうですし、D1での実績もあるので楽しみですね。

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2021年3月23日火曜日

ZESTINO Gredge 07RKの再販(軽自動車用)

ゼスティノの旧モデルであるグリッジシリーズの軽自動車用、07RKが再販されるようです。


しかもコンパウンドもリニューアルされて発売されるとのこと。

グリッジシリーズの特徴は以前、テストのレビューもさせて頂きましたがサイドウォールがかなり硬く、連続周回してもタレない、減らないと言う特徴が有ります。



軽自動車はハイグリップ過ぎると横転の危険性があるので、当時はあえて抑えたスペックにしていたと聞いてましたが、今回のスペック変更でどうなるのか楽しみです。
軽耐久レース等で、とても使いやすそうですね。


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2021年3月19日金曜日

ネオリン タイヤのサイズとTW追加

 以前ご紹介した中国のNEOLINタイヤ、別名デュラターンタイヤの最上位ラジアル、ネオレーシングにサイズと硬めのコンパウンドが追加されたようです。(以前のブログはコチラ





①ネオレーシングについて


ネオリンタイヤは、日本以外では(?)デュラターンと言うブランドで展開している、中国のメーカーです。




以前のブログでも触れたように、相変わらず企業ページに詳細がなく、DURATURN MOZZO XXRのページも更新されていません。

また日本でもデュラターン名義でブランドが正規輸入されているようですが、何故か最高位ラジアルのXXRのみ、ネオレーシングと言う名前で売られています。版権がらみがあるのかな?


②評判


下述しますが、日本国内では当初、トレッドウェア80という、とんでもなく柔らかいコンパウンドのみ販売されており、知人の評価としては

•グニャグニャ
•熱が入ってもグリップが上がらない
•でも雨の日は結構いける

と言う感じだったそうです。
未だに海外含めて使ってる人が少ないのが寂しいところですね。


ただ熱が入っても挙動変化しにくい=安定して使いやすいとのことで、表面が溶けてグリップするタイプのタイヤではなく、ゴム自体の柔らかさで食わせるコンセプトなのかと察します。


③サイズとコンパウンド

最近1サイズ、1コンパウンド追加され、合計2種類のサイズ、2種類のコンパウンドが販売されています。
価格は激安なので雨の日とか走る場合はお試しで使ってみても良さそうですね。


【TW80モデル】

先日取り上げたリンロンの新作タイヤもそうですが、このパターン流行りなのでしょうか?熱は入りやすい上に挙動変化が少ないゴム質だと最適なパターンなのかもしれません。

また新しく追加されたTW320はコシもあって、溝が多くても良い感じに使えるかもしれませんね。

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2021年3月11日木曜日

レーシングクーラント(スポーツクーラント)の効果について

メンテナンスする上で外せないクーラント(LLC)ですが、モータースポーツをする方は「レーシングクーラント」と題された製品を聞いたことがあるかもしれませんが、具体的に何が違うのか気になったので調べてみました。

結論から言うと冷却効率だけで言えばあまり違いは無く、むしろ入れる濃度の影響が大きいようです。



①冷却効率の差

クーラントの主成分はエチレングリコールと呼ばれるもので、その他に消泡材等の添加剤が入っています。

エチレングリコールは防錆等の効果があり、重要な成分ですが熱伝導率が微妙なため、一般的にレーシングクーラントと謳われている製品には変わりにプロピレングリコールを主成分とし、熱伝導率を向上させているようです。

具体的にどの位変わるのか気になるところですが、文献等をまとめたこちらの方のページを参照すると、効率的には1%も変わらないようです。また日産自動車の論文の中にも出てきますが、LLCは薄い方が冷却効率は高くなることが示されており、成分の違い以上に冷却水に占める成分濃度の方が冷却効率に支配的であることがわかります。




なので冷却効率的にはレーシングクーラントに変えたところで濃度が同じならそこまで違いはないと考えられそうですね。


②消泡性能の差

ではレーシングクーラントを入れるメリットは何かと言えば、「消泡性能」の部分になると思われます。

冷却水はウォーターポンプで循環されていますが、高回転時には「泡」が発生して痛めてしまう可能性が高くなる=ブローするリスクが高くなるので重要な性能です。

どの位消泡性能に差が出るのかは分かりませんが、劣化具合について検証されているページがありました。

この消泡性能が劣化しやすいため、レーシングクーラントと呼ばれる製品の交換サイクルは早くなる傾向にあるようですね。

泡があると熱伝達効率は悪くなるので、結果的に消泡作用が優れているクーラントは「冷えるクーラント」と言われているのかもしれませんね。


③何を選べばよいのか

一般的な使い方であれば純正や量販店で売っている普通のクーラントを定期的に交換するのがベストだと思います。

強いて消泡性能を求めるのであれば、評判を見ている限りサーモスタット等の冷却専門メーカーであるBILLIONのクーラントが良さそうです。


上記したプロピレングリコールを主成分として少し効率を高めつつ、メーカーHPにも「消泡性能が違います」と謳われているので、消泡材が優れている結果、「よく冷えるクーラント」として販売されているのかもしれませんね。

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2021年3月8日月曜日

EV用のオイル、フルードについて

 EV化の流れに伴い、潤滑油もEV対応化の流れが出始めています。


エネオス以外にも海外ではREPSOLからも同様に発表されています。

これまでのエンジン用と違い絶縁性能だったり、クーリング温度域がバッテリーの場合高くても60度位までの管理になる事が多く、エンジンの100℃付近から使用領域が変わると言ったところでしょうか。



あとはエンジンより相対的に汚れにくい=交換しなくても良い認識が広がり、現代のエンジン車ですら交換頻度は減ってますがますが、よりロングライフが求められるようになりそうですね。
まだ大手からしか製品発表されてませんが、絶縁など特化したメーカーも出てきそうです。

また以前も記載しましたがモーターはギア比さえ決めてしまえばサーキットも楽しそうですね。

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2021年3月4日木曜日

車高調のベアリングとスプリングリテーナー"RAMP(ランプ)"

 サスペンションプラスから、スイフトやヤリス等の車種のリアスプリングの問題点を解決する製品が発売されたそうです。



確かにバネの動きが良くなりそうですね。
気になるのはこれをつければどれだけ良くなるのか、と言うことを定量的に見れればいいな、と考えていたらテストした結果も掲載されていました。


1分ぐらいの走行で約1秒短縮、これは下手にパワーアップや高価なタイヤを買うよりも恒久的に車の性能が上がると考えると凄いパーツな気がします。
普通のストラット車やダブルウィッシュボーン車もここまでの効果は無いかもしれませんが、スプリングの間にベアリングを挟んで抵抗を無くすのは結構効果的かも知れません?



ただ市販の車高調用のベアリングセットはかなり高価なので、メーカー品を買って自分で組み合わせれば安くあげられそうです。


ID60の車高調なら上記のスラストベアリングとワッシャーを組み合わせて使えば安く上がりそうですね。2セットなら「ベアリング×2」と「ワッシャー×4」で2セット出来ます。


 
ID65の車高調なら上記のスラストベアリングとワッシャーを組み合わせて使えば安く上がりそうですね。2セットなら「ベアリング×2」と「ワッシャー×4」で2セット出来ます。


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