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2021年4月13日火曜日

ブレーキダストクリーナーの落とし穴(デメリット)

ブレーキダストによってホイールが汚れてきますが、しばらく放置すると中々取れない汚れになってしまいます。この際、ブレーキダストクリーナーを使う方も多いかもしれませんが落とし穴があるようです。



①ブレーキダストは「鉄」

一般的な車だと茶色のダストがホイールに付着していることが多いと思います。このダストはパッドの磨材も勿論ですが、ローターの削れたものも多分に含まれています。


私の車はジムカーナメインなので後ろの方が汚れやすいですが。。。
このダストはホイールのみならず、ボディにも付着し、酸化して茶色い汚れがよりひどくなることも多々あるので早々に取り除ければ一番良いのですが。。。

②クリーナーは「鉄」と反応

良く販売されているホイールクリーナーは洗浄成分もそうですが、「鉄」と反応させて汚れをきれいにしている製品が多いです。
代表的な製品として、パープルマジックがありますね。


噴射後は紫色に化学反応してめちゃくちゃ汚れが取れている気分になります。
ある程度こすり洗いをすることでかなりキレイになるような印象を持っています。

が、後述する理由により飛び散らないように配慮する必要があります。


③クリーナーによる弊害と解決策

上述したとおり、ローター等の削りカスであるブレーキダストの鉄と反応して汚れを強力に落としてくれるので非常に助かる製品ですが、弊害があります。
注意書きにもあるアルミホイールのメッキ等への影響ももちろん弊害ですが、見落としがちなのが「ローターへの攻撃性」です。



ブレーキローターのダストに反応するクリーナーですから、もちろんローター本体にかかると反応してしまいます。
1回や2回かかったぐらいでは大きな影響は無いかも知れませんが、洗車のたびにパープルマジック等を使用しているとローター表面がガタガタになり、ひどい場合ローター交換する必要が出てきてしまいます。
どこかのショップに入庫した街乗りしかしてないのに年に2回以上ローター交換した方の原因がこれだった、と言う記事も見たことがあります。

なので解決策としては「ローターにかからないようにクリーナーを噴射する」もしくは「クリーナーを用いなくても良いようにこまめに掃除する」になります。
一番確実なのはホイールを車体から外してホイール単体で洗浄する事でしょうか。


④クリーナーより水垢取り?

一般的にはクリーナーとしてパープルマジック等が有名ですが、それでも取れない汚れについて、Twitterでこんな投稿を見かけました。


水垢取りを用いると黒ずんでしまって取れないような汚れも取れるというものです。
モータースポーツをしていると特に熱等でホイールに黒ジミ化したダスト汚れが残りがちなので試してみても良いかもしれませんね。



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