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2023年2月23日木曜日

タイヤ周辺の空力について考える

車において一番空気の流れを乱すのはタイヤと言っても過言ではなく、以前触れたようにメーカー純正状態でタイヤストレーキやフェンダースリットといった機構が付くようになってきました。



フェンダースリット。効果についての詳細は以前の記事をご確認いただければと思いますが、ようはバンパーで取り込んだ空気をタイヤの外側に流すことでタイヤハウス内の空気を引き抜く作用をしているものです。

これまではいかにタイヤハウスの空気を「車の外」に出すかが重要と考えていましたが、乱れた空気は「車の下」に追い込むことも大事なようです。




こちらのページ様によれば、タイヤによって発生した渦によって車体側面や背面の負圧領域が増えないよう、タイヤストレーキ等で車体内側に空気を追いやることが大事だそうです。

そう言われればタイヤストレーキって純正状態では正面から見ると内側にオフセットしている車が多いですよね。



画像はコチラのページ様から。
赤印つけたタイヤの外側にはストレーキがなく、内側へ少しナナメに取り付けられています。

ここまで見てきてフェンダースリットで外側の流速を上げつつ、乱気流は車体下面に押しやることが重要と分かりましたが、現代の車はどうなっているのでしょうか。

90スープラをみると面白い構造をしています。



こちらのページによればスープラではエアカーテンをタイヤハウス内側に設けて乱気流を車体内側に抜こうとしているようですね。

と言うことでエアロダイナミクスは年々進化しているので動きが面白いですね。
ジムカーナや低速サーキットでは効果が薄そうですが、高速サーキットでは効果がありそうですのでダウンフォースは増やせなくても抵抗を減らしたいと考えている方にはヒントになるかもしれません。
久々の考察シリーズでした。


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2023年2月22日水曜日

あまり乗らない車のバッテリーメンテナー(BC BRAVO 2000+)

先日パシフィコ横浜で行われたノスタルジック2デイズで面白い製品を見つけたのでご紹介です。
自分もそうですが、週末(というか月に数回)しか動かない車だとバッテリーが上がってしまったりするため、マイナス端子を普段は外している方も多いと思いますが、これだと突然バッテリー死してて、動かしたいときに動かせなくなる可能性もあります。

そんな時に便利な「バッテリーメンテナー&テスター」が出ていました。



イタリアのBCからリリースされているBRAVOという機種。
ただの充電だけでなくパルス充電と呼ばれて鉛バッテリーの劣化の原因となる電極のサルフェーションの除去も出来、飛躍的に寿命を延ばすことが出来ます。

また100Vのコンセントから抜いてバッテリー単独につなげばバッテリーだけでなく、オルタネーターの発電量測定までできるテスターとしても使える優れもの。
メーカーの方曰く、充電とテスター等を兼ね備えた機種はおそらくこの製品だけだそうで。
防水性能も有しているので屋外に放置している車でも使え、自動車メーカーの純正品としても納めている製品なので信頼性も高そうです。


驚きなのがその価格。
メーカー純正品品質かつ上述した機能をもっていて価格がお手頃というのが個人的にポイント高いです。


しかもバッテリーに接続は通常のワニグチクリップだけでなく、すぐに脱着できるようなカプラー式アダプターも付属されています。
またオプションですが、車体側に一度設置すればマグネットで簡単にメンテナーとの接続/脱着ができるワンタッチアダプターもあるそうで、旧車や週末チョイ乗り車にはとても便利なオプションも用意されています。

製品としてはかなり良いもののため、某日本メーカーさんも目をつけているとか!?
バイク乗りの間では有名なようですが、4輪でも良いものだと思ったのでご紹介でした。


2023年2月6日月曜日

NANKANG CR-Sの86、ヤリスサイズ等の追加について

値段もお手頃かつグリップ評価の高いCRSですが、やっと86等に対応した7サイズが追加される旨、オートウェイから発表されました。







上図の7サイズ。
以前記載したように、グリップ評価も高いタイヤのラインナップ拡充はありがたいですね。
15インチも競技車種によってはあってありがたいサイズですね。

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2023年2月4日土曜日

VALINO VR08GP Sportsについて

ヴァリノから販売されているグリップ専用タイヤ、VR08GPに新たなラインナップとしてVR08GP スポーツが加わります。



トレッドパターンのベースはVR08GPなものの、ゴムの硬度等に合わせて溝の彫り方を変えています。

この時の製品テストは別のトレッドウェアですが、TW300のタイヤとして出てくる予定です。
と言ってもテストしたのも2022年5月だったのでだいぶ前ですが。。。

特徴としてはとにかく「減らない」「温度に左右されない」といった感じで、逆を返すとピークグリップは熱を入れてもそこまで増幅しないそうです。




グリップとしては300にしては他社と比べても良い感じですが、特徴的なのはスライド領域が凄く扱いやすい、とのことです。

サーキット周回や空気圧変動させたりといった製品テストは、アルト等で有名なSさんと、マネージャー君が担当しており、私はあまり関与してませんが登場が楽しみです。

ちなみにVALINOから発表されているようにVR08GP NEUMAというのも続いて発売されますのでそちらは別途。


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