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2018年9月14日金曜日

フロービズについて

フロービズについて


今回も空力に関わる、フロービズという単語。自分は知らなかったので調べてみました。

サーキット等の高速で競技をする際に有効なのはダウンフォースをはじめとした空力ということは現代では当たり前になってきました。
一般道を走っている一般乗用車ですら、車体のどこかに空力に関与する部品や造形をしてますし。


トヨタのアクアではこのようにパゴタルーフにすることで空気抵抗を減らせるそうです。

この時、空気の流れがどうなっているのかを計測するのに一般的なのが「風洞実験」かと思います。


こんな写真を車好きの方なら見たことないでしょうか。
巨大な扇風機で風を起こして車にあてた時、どのような空気の流れになるか解析するものです。
煙を流してその流れを見る方法を「トレーサー法」と呼ぶようです。



ただこの施設を借りるには、ネットで調べてみると1時間あたり200万~500万もかかるようで、個人やアフターパーツの開発ぐらいでは到底手が出ません。。。


そんな時皆さんがやられるのがボディに等間隔に糸をつけたりして風の動きを観察する「タフト法」と呼ばれる方法です。

こんな感じでボディに糸を貼り付けます。

手軽に空気の流れが見れますが、外から下の動画のように撮ってもらうか、個人でやるのであればGoProなどを車体に張り付けて常に糸の動きを録画しないと解析することができません。



そこでもっと手軽に見る方法がないか?と調べてみると「フロービズ」と呼ばれる空気の流れを見る方法があるとのことでした。


こんな感じ。
風の流れを可視化するため、流れやすい塗料をボディに塗るという方法です。
F1でも用いられているようですので、ちゃんと測定条件を揃えられれば個人でもエアロパーツ(カナードなど)による空気の流れの変化を測定することが出来そうです。

特に空力的に邪魔となるタイヤ周りの空気の流れをどうするのかというのがハコ車の悩みですが、これを使って測定し、カナードやフェンダーの造形によってどのように変化するのか測定してみたいですね。


測定するためにはフロービズに用いる液体を購入する必要があるのですが、検索しても中々出てきません。
更に調べてみると、F1等で用いられるこれらフロービズペイントはパラフィンオイルに蛍光塗料を混ぜた物らしいです。

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こちらに蛍光塗料を適宜混ぜて使えば良いのかな?

参考にして頂ければと思います。




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