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2020年6月25日木曜日

チタン製2ピースナットの強度について

最近ドリフトでは有名なD-MAXから2ピースのチタンナットが発売されました。


2ピース構造なのでホイール側を傷めにくく、一日に何回もつけ外しするようなモータースポーツユースにはピッタリですね。
一方で軽量なアルミナットでは、削れたり強度が足りなくてタイヤが外れてしまった、という事例もあるそうなので、チタンはどうなのか調べてみました。
調べてみるとこちらのページによりますと「ヤング率」と言う値で強度は比較するそうで。
またアルミ(ジュラルミン)とも比べるべくこちらのページから数字を抜き出しますと、


鉄      203~206
チタン    106
ジュラルミン 69~74
(数字が大きい方が変形しにくい)

上記ページの説明を鵜呑みにすれば、大雑把にまとめると「クロモリ(鉄)に比べてチタンは約1/2、ジュラルミンは約1/3の強度」という感じでしょうか。
また重量も比重を比較する限り「クロモリ(鉄)に対し、チタンは約1/2、ジュラルミンは約1/3の重さ」なので、強度と重量は相関している結果のようですね。
上記より強度と重量のバランスを考えると、コストを除いてチタンと言うのは良い選択肢になりそうです。


個人的にはジュラルミンナットは「消耗品」と割り切って頻繁に交換していたこともあって、使用中に脱落や緩みが発生したことはありませんでしたが、よりチタンは信頼性が高そうなので次回購入時には検討してみたいと思います。


トヨタ・ホンダ・ミツビシ・マツダ・ダイハツに代表的な1.5のピッチ
ニッサン・スバル・スズキ(トヨタ86)に代表的な1.25のピッチ
金額はジュラルミンの倍ぐらいでしょうか。
ジュラルミンより強度が高くて耐久性が上がるのであればあまりコスト差もないような気がします?


他の記事をお読みになりたい方は↓のラベルや関連ページ等からご参照ください。
I found titanium wheel nut produced by D-MAX. Is that have enough strength for use??

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